システムソフトJP:7527

時価総額
¥51.7億
PER
54.2倍
Web技術をベースとしたシステム開発、賃貸不動産情報サイト運営、RPAソリューション、SaaS提供、異業種技術やアイデアのコンサルティング、シェアオフィス運営、IoT関連商品・サービス提供。

沿革

事業内容

システムソフトは、複数の事業セグメントを展開している企業グループで、主にテクノロジー事業、オープンイノベーション事業、その他事業を手がけています。同社グループは、システムソフト本体と連結子会社6社(SS Technologies株式会社、SystemSoft U.S.A., Corporation、株式会社S2i、全管協ポータルサイト株式会社、akibaco株式会社、SSサポート株式会社)、およびその他の関係会社2社(APAMAN株式会社及びApaman Network株式会社)で構成されています。

テクノロジー事業では、Web技術を基盤としたシステム開発に強みを持ち、不動産、情報通信、生損保、教育分野の顧客に対して長年システム開発及びソリューションサービスを提供しています。また、賃貸不動産情報サイトの運営、RPAソリューションサービス、SSクラウドシリーズを含むSaaSの提供も行っています。

オープンイノベーション事業では、異業種・異分野の技術やアイデアを取り入れ、スタートアップ企業への事業立ち上げ支援やコンサルティング、シェアオフィスの運営を通じてイノベーションの場を提供しています。

その他事業として、子会社の株式会社S2iはIoT関連商品やサービスの提供を行っていましたが、2023年11月30日に清算結了しています。また、APAMAN株式会社はグループ会社の経営管理、Apaman Network株式会社はフランチャイズ事業を担当しています。

システムソフトグループは、これらの多様な事業を通じて、技術開発とイノベーションの推進に努めています。

経営方針

システムソフトは、デジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するITサプライヤーとして、将来にわたりマーケットから求められる存在力を有する企業グループを目指しています。同社の経営理念は、「優れたIT技術により、お客様の問題解決に真摯に取り組み、お客様、そして社会に必要とされる会社として貢献する」というものです。この理念のもと、同社は安定的な事業拡大を通じて企業価値の向上を重要な経営目標と位置付け、売上規模の拡大とともに、営業利益や営業利益率の継続的向上に努めています。

中長期的な経営戦略として、システムソフトはインターネット市場の成長を背景に、新技術や新サービスの実現を通じて付加価値の高いサービス提供を目指しています。具体的には、金融や情報通信などの分野での開発を推進し、「SSクラウドシリーズ」「SSペイメントシリーズ」などの展開を進めています。また、不動産業界のDX化におけるトップランナーを目標に、不動産業界での契約拡大に加え、他業種への展開や新たなSaaS商品の開発、プロダクト価値向上とサービス品質の追求を行い、事業拡大と企業価値向上を目指しています。

さらに、システムソフトはテクノロジーとオープンイノベーションの事業を通じて新たな価値の提供を目指し、急速に変化する経営環境に柔軟に対応する体制整備を進めています。人材の採用と育成にも力を入れ、社員が能力を発揮できるような成長の機会を設け、社員のエンゲージメントと生産性の向上を図っています。また、意思決定の透明性と公正性を確保し、最良のコーポレート・ガバナンスの追求にも取り組んでいます。これらの戦略を通じて、システムソフトは持続可能な成長と企業価値の向上を目指しています。