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ヒマラヤJP:7514
沿革
1976年4月 |
岐阜県岐阜市にスキー用品および一般スポーツ用品の販売を目的とする「有限会社岐阜ヒマラヤ」(1991年8月に「有限会社ヒマラヤ」に商号変更)を設立。 |
1982年5月 |
形式上の存続会社「株式会社クリーンコンサルタント」(1993年1月「株式会社ヒマラヤ」に商号変更)を設立。 |
1989年3月 |
ゴルフ用品の販売を目的として、「株式会社ゴルフパークヒマラヤ」を設立し、以降2年間に2店舗を出店(1993年4月「株式会社ヒマラヤ」(形式上の存続会社、本店所在地 岐阜県各務原市)に吸収合併される)。 |
1991年8月 |
「有限会社ヒマラヤ」を「株式会社ヒマラヤ」に組織変更。 |
1993年4月 |
額面変更のため、「株式会社ヒマラヤ」(旧社名 株式会社クリーンコンサルタント、形式上の存続会社)が「株式会社ゴルフパークヒマラヤ」と「株式会社ヒマラヤ」(実質上の存続会社)を吸収合併。 |
1993年7月 |
岐阜県岐阜市江添一丁目1番1号に「本社」を移転。 |
1996年9月 |
当社株式を日本証券業協会へ店頭登録銘柄として登録。 |
1999年12月 |
当社株式を東京証券取引所および名古屋証券取引所のそれぞれ第二部へ上場。 |
2000年9月 |
子会社「株式会社イー・エス・プログレス」を設立(2003年4月「株式会社eSPORTS」に名称変更)。 |
2001年6月 |
決算期を3月31日から8月31日に変更。 |
2008年8月 |
子会社「株式会社eSPORTS」(2008年9月「株式会社モトス」に名称変更)の主な事業を、2008年8月31日にグローバル・ブレイン株式会社が同年7月に新たに設立した株式会社 eSPORTSに譲渡。 |
2009年3月 |
子会社「株式会社モトス」の清算結了。 |
2011年7月 |
株式会社ビーアンドディーの全株式を取得し子会社化。 |
2011年10月 |
三菱商事株式会社と資本業務提携を締結。 |
2012年5月 |
当社株式を東京証券取引所および名古屋証券取引所のそれぞれ第一部へ上場。 |
2017年2月 |
子会社「コアブレイン株式会社」を設立。 |
2017年9月 |
東京都世田谷区に東京オフィスを開設。 |
2017年12月 |
子会社「株式会社ビーアンドディー」の全株式を、2017年12月28日にRIZAP株式会社に 譲渡。 |
2021年3月 |
三菱商事株式会社と資本業務提携を解消。 |
2021年6月 |
東京都新宿区に東京オフィスを移転。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。 名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、名古屋証券取引所の市場第一部からプレミア市場に移行。 |
2023年10月 |
東京証券取引所での上場市場の変更を選択申請し、プライム市場からスタンダード市場へ移行。 |
事業内容
ヒマラヤは、スポーツ用品の販売を主軸に事業を展開している企業であり、そのグループはヒマラヤ本体と連結子会社1社、非連結子会社1社から構成されています。連結子会社であるコアブレイン株式会社は、ヒマラヤのインターネット販売業務におけるフルフィルメント業務の一部を担っています。このフルフィルメント事業は、インターネット販売における受注から梱包、発送、受け渡し、代金回収、顧客管理、問い合わせ対応までの一連の業務を行うものです。
ヒマラヤグループにおいて、一般小売事業以外の重要なセグメントは存在しないことが明らかにされています。また、非連結子会社であるHIMARAYA USA, INC.については、連結業績に与える影響が僅少であるため、事業系統図への記載は省略されています。
この構成から、ヒマラヤはスポーツ用品の販売を核としつつ、インターネット販売の効率化と顧客サービスの向上を目指してフルフィルメント事業にも力を入れていることがわかります。コアブレイン株式会社を通じて、ヒマラヤはオンラインでの販売プロセス全般を強化し、顧客満足度の向上を図っていると言えるでしょう。
経営方針
ヒマラヤは、スポーツ用品の販売を主軸に、顧客第一主義の経営理念のもと、スポーツ文化の発展と人々の豊かな生活に貢献することをミッションとしています。同社は、スポーツを日常生活の一部と捉え、独自の価値を付加した商品やサービスの提供を通じて、他社との差別化を図っています。また、オリジナルブランドの開発にも力を入れており、顧客ニーズに応える独自性の高い商品展開を目指しています。
経営戦略としては、スポーツ、ライフスタイル、健康の3領域に焦点を当て、それぞれの領域で新しい成長シナリオを構築しています。具体的には、国内ではEC専売や新業態の開発、飲食や健康美をテーマとした商品・サービスの開発及び提供を推進。海外では、自社ブランド商品の輸出や越境ECを通じた販路拡大を図っています。
人材戦略においては、「HIMARAYA3.0」と称する取り組みを通じて、従業員の主体性と成果の向上を目指し、組織風土の醸成や次世代経営者の育成に努めています。また、サステナビリティやコーポレート・ガバナンスの強化にも注力し、企業価値の向上を目指しています。
中期経営計画では、ユニファイドコマースによる既存店の収益力向上とEC事業拡大の加速、新規事業領域の開拓などを重点戦略目標として掲げています。これらの戦略を通じて、ヒマラヤは持続的な成長を目指し、2026年8月期の連結業績目標として売上高690.7億円、経常利益30億円を目標に掲げています。