ハウス オブ ローゼJP:7506

時価総額
¥74.9億
PER
13.5倍
化粧品・浴用剤・雑貨品の小売業及び卸売業、直営店での商品販売とサービス提供を展開。

沿革

1982年4月

東京都港区南青山4丁目8番15号に化粧品のプライベートブランド(自社ブランド、以下PB商品という)商品の開発及び出店の拡大を目的として、株式会社ハウス オブ ローゼを設立

1987年9月

旧ミルキュアラインを発売

1990年6月

旧薬用美白UVCスキンケアラインを発売

1991年8月

東京都町田市に物流機能拡充のため商品部を移転し、物流センターに改称

1993年3月

カモマイルドラインを発売

1996年8月

日本証券業協会に株式を店頭登録

1998年11月

ウォルト・ディズニーキャラクター商品「クラシックプーシリーズ」を発売

2000年10月

英国式リフレクソロジーサロン1号店を東京都新宿区に開店

2001年4月

顧客のファン化促進策「ロイヤルセブンカスタマー」づくりに着手

2002年3月

東京都港区赤坂2丁目21番7号に本社を移転

2004年2月

株式会社ワコールと資本業務提携を行う

2006年4月

世界最大の女性専用フィットネスチェーン「カーブス」にフランチャイズ加盟し、東京都世田谷区に当社1号店を開店

2006年5月

東京証券取引所市場第二部上場

2008年4月

保湿スキンケアライン「ミルキュアピュア」を発売

2008年5月

東京証券取引所市場第一部上場

2008年6月

「ミルキュアピュア」ライン配合の成分供給のため、北海道の斉藤牧場とライセンス契約を結ぶ

2009年10月

ゆらぎ敏感肌用スキンケアライン「マイセンシュア」を発売

2010年11月

ロングセラー商品「Oh!Baby ボディ スムーザー」をリニューアル

2014年11月

自社ネット通販による販売を開始

2016年3月

薬用美肌スキンケアライン「リファイニングホワイト」を発売

2018年9月

アクティブエイジングケアライン「エクセラージュ」を発売

2019年3月

株式会社アイスタイルと資本業務提携を行う

2022年3月

ニキビ肌用スキンケアライン「アロフローラ」を発売

2022年4月

東京証券取引所スタンダード市場上場

2023年3月

町田物流センター土地、建物を売却、移転

ヘアケアシリーズ3ラインリニューアル

事業内容

ハウス オブ ローゼは、化粧品、浴用剤、雑貨品の小売業及び卸売業を中心に展開している企業です。同社は、自社と子会社4社、その他の関係会社1社で構成されており、幅広い商品ラインナップを提供しています。

同社の事業セグメントは主に3つに分けられます。第一に「直営店商品販売事業」があり、これはハウス オブ ローゼが直接運営する店舗での商品販売を指します。ここでは、同社の化粧品や浴用剤、雑貨品などが消費者に直接販売されています。

第二のセグメントは「卸販売事業」で、ハウス オブ ローゼが他の小売業者に対して商品を卸売りする事業です。これにより、同社の商品はより広い市場での販売が可能となります。

最後に「直営店サービス事業」があり、これはハウス オブ ローゼが直接運営する店舗で提供されるサービスを指します。このセグメントでは、商品の販売だけでなく、顧客に対する付加価値の高いサービスの提供も行われています。

ハウス オブ ローゼは、これらの事業セグメントを通じて、多様なニーズに応える商品とサービスを提供し、消費者の生活を豊かにすることを目指しています。

経営方針

ハウス オブ ローゼは、化粧品や浴用剤、雑貨品の小売業及び卸売業を展開する企業であり、自社と子会社4社、関係会社1社で構成されています。同社は、直営店商品販売事業、卸販売事業、直営店サービス事業の3つのセグメントを通じて、幅広い商品ラインナップを提供しています。

経営方針として、顧客からの感謝を得ることを目指し、良質な商品の提供を通じて「利益ある成長」を追求しています。経営指標においては、スタッフ効率を重視し、営業利益率の向上を目標としています。中長期的な経営戦略では、スキンケア・バス・ボディケア商品の物販事業を主軸に、新規顧客の獲得と売上・利益の増加を目指しています。また、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、EC事業の加速にも力を入れています。

対処すべき課題としては、円安傾向や地政学リスクなどの不透明な経済環境の中で、物流機能の再編やデジタル化の推進を通じて、物流効率化とサービス向上を図っています。直営店では、販売手法の再強化や店舗運営の効率化を進め、EC事業では自社サイトの集客増や売上増を目指しています。卸販売事業では、販売教育の強化やチャネル拡大を通じて売上増加を図り、直営店サービス事業では、顧客満足度の向上や事業の収益性向上に努めています。

ハウス オブ ローゼは、これらの成長戦略と課題対応を通じて、持続的な企業価値の向上を目指しています。