プラザホールディングスJP:7502

時価総額
¥56.1億
PER
プリントショップフランチャイズ展開、デジタルプリント、写真関連商材販売、写真撮影、携帯端末販売を手がける。

沿革

1988年3月

フランチャイズ形式による写真店の加盟店の募集及び経営指導を目的として名古屋市熱田区において「株式会社プラザクリエイト」を設立(資本金500万円)

1995年4月

「株式会社プラザクリエイト」(額面50円)と合併し、当社株式(額面50,000円)の額面の変更及び本店所在地を名古屋市千種区に変更

1996年7月

日本証券業協会に株式を店頭登録

1996年12月

米国ピクチャービジョン・インクと合弁で、「フォトネットジャパン株式会社(2000年12月に商号を「ジグノシステムジャパン株式会社」に変更)」を設立(当社出資比率70%)

1997年6月

本社事務所を東京都千代田区へ移転し、本店所在地を同住所に変更

1997年11月

総合写真企業を目指し「オリエンタル写真工業株式会社(2000年6月に商号を「サイバーグラフィックス株式会社」に変更)」、「オリエンタル写真商事株式会社」、「株式会社オリエンタルカラー(1999年7月に商号を「ネットワークラボ株式会社」に変更)」3社の株式を取得

2004年10月

「ジグノシステムジャパン株式会社」は、第三者割当増資の結果、連結子会社から持分法適用関連会社に変更

2004年12月

日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場

2005年8月

ネットプリントサービスの拡大を目的に「デジプリ株式会社」の株式を取得

2006年4月

プリントサービスの競争優位を図るため「株式会社55ステーション」の全株式を取得

2006年4月

写真撮影及びプリントサービス事業の領域拡大のためブライダル関連サービスを提供する100%子会社「株式会社プラザハート」を設立

2007年4月

当社の写真関連小売サービス事業を株式会社55ステーションに吸収分割の方法により会社分割するとともに、併せて同社の商号を「株式会社プラザクリエイトイメージング」に変更

2007年4月

100%子会社「株式会社プラザクリエイトモバイリング」を設立し、2007年5月に株式会社エス・エヌ・シーより携帯電話販売事業を譲り受け

2008年4月

「デジプリ株式会社」を吸収合併

2008年4月

「ジグノシステムジャパン株式会社」の全株式を売却

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、株式会社大阪証券取引所JASDAQ市場に上場

2012年7月

本社事務所を東京都中央区へ移転し、本店所在地を同住所に変更

2013年3月

「障害者の雇用の促進等に関する法律」に基づく特例子会社を運営する100%子会社「株式会社プラザクリエイトスタッフサービス」を設立

2013年7月

資本金を1億円に減資(資本金の減少額9億17百万円を「その他資本剰余金」へ振替)

2013年7月

大阪証券取引所と東京証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2014年2月

NASDAQ上場企業であるVistaprint N.V.(現 Cimpress N.V.)の完全子会社 Vistaprint Distribution B.V.(現 Cimpress Investments B.V.)を割当先として自己株式を第三者割当の方法により処分

2014年2月

ビスタプリントジャパン株式会社(現 シンプレスジャパン株式会社)へ吸収分割による方法で出資し、当社の持分法適用関連会社となる

2014年4月

株式会社プラザクリエイトモバイリング及び株式会社プラザハートを株式会社プラザクリエイトイメージングに吸収分割

株式会社プラザクリエイトイメージングを株式会社プラザクリエイトストアーズに商号変更

2014年7月

株式会社プラザクリエイトモバイリング及び株式会社プラザハートを吸収合併

2014年10月

当社のプリントショップ(フランチャイズを含む)の本部機能とモバイル事業の一次代理店機能を分割し株式会社プラザクリエイトストアーズに吸収分割

2016年12月

NASDAQ上場企業であるCimpress N.V.の完全子会社 Cimpress Investments B.V.との資本提携を解消し、シンプレスジャパン株式会社の全株式を売却

2017年10月

当社の法人事業を株式会社プラザクリエイトストアーズに吸収分割し、同時に当社商号を「株式会社プラザクリエイト本社」に変更、分割承継会社である株式会社プラザクリエイトストアーズの商号を「株式会社プラザクリエイト」に変更

2017年12月

当社の不動産事業を株式会社プラザクリエイト(旧:株式会社プラザクリエイトストアーズ)に吸収分割し、持株会社へ移行

2021年1月

株式会社プラザクリエイトが保有する証明写真ボックス事業を会社分割(新設分割)により新設会社(株式会社フォトプラザ)に承継させたうえで、新設会社の株式を日本オート・フォート株式会社に譲渡

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行

2023年6月

当社商号を「株式会社プラザクリエイト本社」から「株式会社プラザホールディングス」に変更

事業内容

プラザホールディングス及びその子会社2社は、複数の事業セグメントを通じて事業活動を行っています。主な事業内容には、イメージング事業とモバイル事業が含まれます。

イメージング事業では、プリントショップのフランチャイズ展開や経営を行い、デジタルプリントサービスや写真関連商材の販売、写真撮影サービスを提供しています。このセグメントには、プラザクリエイト株式会社とストアクロス株式会社が含まれ、プリントサービス、写真関連商材、写真撮影サービスなどを手掛けています。

一方、モバイル事業では、携帯端末の販売を主な事業内容としています。この事業もプラザクリエイト株式会社が担当しており、消費者への携帯端末提供を通じて、モバイル市場における同社のプレゼンスを強化しています。

プラザホールディングスグループは、これらの事業を通じて、デジタルプリントや写真関連サービス、モバイル端末販売といった多様なニーズに応える製品とサービスを提供しています。また、インサイダー取引規制の適用を受ける特定上場会社等に該当しており、連結ベースの数値に基づいて重要事実の判断を行っています。

経営方針

プラザホールディングスは、デジタル技術の進展を背景に、写真と映像の世界で感動を提供し、楽しく美しい生活と社会の実現に貢献することを経営の基本理念としています。同社は、顧客第一主義を掲げ、最新のデジタル技術や店舗ネットワーク、インターネットを駆使し、プリントサービス事業にとどまらず、写真、映像、コミュニケーション関連事業への挑戦を通じて、「みんなの広場をつくる」というビジョンの実現を目指しています。

中期経営計画では、イメージング事業におけるパレットプラザ店舗の業態転換を完了し、フランチャイズ事業の強化、製品開発、IT投資に経営リソースを集中させる戦略を推進しています。モバイル事業では、キャリアショップの出店拡大と人材育成、法人ニーズへの対応強化を図ります。

また、持続的な成長と企業価値向上のため、既存事業の収益基盤強化と新規事業による新たな収益源の創出に注力しています。具体的には、モバイル事業での店舗投資や人材教育、イメージング事業でのフランチャイズ加盟店支援、新商品・サービス開発、ポップアップストアの出店拡大などが挙げられます。さらに、アパレルやグランピングなど新たな事業領域への挑戦、内部統制の充実と事業リスクへの対応、SDGsに関連する社会的課題への取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に貢献する方針です。

プラザホールディングスは、これらの戦略を通じて、企業価値の向上と社会への貢献を目指しています。