ムラキJP:7477

時価総額
¥40.5億
PER
21.7倍
自動車補修部品、ケミカル、サービスステーション備品販売、ボディメンテナンス資材、販促物企画製作、社員教育、金融事業を展開。

沿革

1957年11月

ビルディングの経営管理、不動産の売買を目的として東京都中央区に村木不動産株式会社を設立。

1958年5月

モータリゼーションの拡大が予測されたので、事業内容を自動車部品及び油機具等の販売に変更、それに伴い商号を村木部品株式会社に変更。

1962年9月

商号をムラキ部品株式会社に変更。

1962年9月

東京都杉並区に第1号の営業所として、杉並営業所を設置。

1964年3月

横浜市戸塚区(現横浜市瀬谷区)に横浜営業所を設置。

1964年8月

横浜営業所を第1号の子会社として、横浜ムラキ部品株式会社を設立。

1964年10月

石油元売会社の自動車関連用品販売指定業者として、販売を開始。

1977年11月

共同購買事業並びに金融事業を主目的として、ムラキ部品協力事業協同組合(現 ムラキ協力事業協同組合)を設立。

1986年10月

自動車部品、用品の小売及びフロントガラス等の修理を目的として、子会社 株式会社ノーバス東京(現 株式会社テックコーポレーション)を設立。

1989年4月

サービスステーション向け販売子会社の全国的組織網の配置完了。商品の販売事業はすべて子会社に移管配置完了。

1989年4月

フォード車の販売を目的として、子会社 株式会社フォードアルネット(山梨ムラキ自動車株式会社)を設立。

1990年4月

本店所在地を東京都杉並区に移転し、商号をムラキ株式会社に変更。

1990年11月

サービスステーション向け販売子会社40社を合併、これに伴い各合併子会社を営業所又は出張所とし、並びにムラキ協力事業協同組合から購買事業を譲受。

1992年3月

埼玉県児玉郡神川町に関東物流センターを設置。

1994年3月

損害保険代理業、生命保険募集及び旅行業務を行っている有限会社ムラキエージェンシー(株式会社ムラキ・エージェンシー)を子会社化。

1995年11月

日本証券業協会に株式を店頭銘柄として登録。

2004年12月

日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。

2007年7月

本店所在地を東京都多摩市に移転。

2007年11月

設立50周年記念式典開催。

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場。

2013年6月

山梨ムラキ自動車株式会社清算結了。

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。

2016年4月

関連会社である株式会社ミツワ商会を子会社化。

2018年9月

株式会社ムラキ・エージェンシー清算結了。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。

事業内容

ムラキ株式会社とその子会社3社から構成されるムラキグループは、複数の事業セグメントを展開しています。主な事業内容として、カーケア関連商品の販売が挙げられます。このセグメントでは、自動車補修部品、自動車ケミカル、サービスステーション備品、販売促進物ギフト、自動車内小物などの販売を手掛けており、ムラキ株式会社自身と株式会社ミツワ商会がこの事業を展開しています。

また、「その他」の事業セグメントでは、自動車ボディメンテナンス関連資材・機材の販売や、看板・チラシなどの販促物の企画・製作を行っています。このセグメントは株式会社テックコーポレーションが担当しています。さらに、ムラキグループはグループ会社の社員教育や金融事業も手がけており、これらはムラキ協力事業協同組合が担当しています。

これらの事業を通じて、ムラキグループは自動車関連の幅広いニーズに応えるサービスを提供しており、特にカーケア関連商品の販売においては、自動車のメンテナンスや装飾に関する多様な商品を取り扱っていることが特徴です。グループ全体として、自動車業界における総合的なサービス提供者としての地位を確立しています。

経営方針

ムラキ株式会社は、自動車関連商品の販売を主軸に据え、サービスステーション(SS)でのカーケア関連商品事業の拡大や新規事業の創出、人材育成、そしてESG経営を推進することで、企業価値の向上とステークホルダーの利益向上を目指しています。同社は、SS業界の構造的需要減少に対応するため、基本営業の徹底によるSS内での取引アイテム数拡大とSS数シェアの拡大を図り、カーメンテナンスの拡充を進めています。

また、市場の再拡大が見込まれる既存事業であるSS市場への営業特化を深める一方で、他業者との提携や新商品開発を通じて新しい市場を開拓し、持続的成長を目指しています。人材育成においては、経営幹部の育成や社員の待遇改善に取り組み、営業力強化のための研修制度の充実やチャレンジできる機会の創出に努めています。

ESG経営に関しては、企業理念を基に長期的なビジョンを策定し、中期経営計画に基づいたESGを意識した事業推進を行い、社会課題への貢献を通じて企業価値の向上を図っています。これらの取り組みは、社会や環境に対する責任を果たし、持続可能な成長を実現するためのものです。

ムラキ株式会社は、これらの成長戦略を通じて、自動車業界における総合的なサービス提供者としての地位をさらに強化し、将来の収益の柱を創造していくことを目指しています。