東北化学薬品JP:7446株価

時価総額
¥37.2億
PER
8.1倍
化学工業薬品・臨床検査試薬・食品・農薬関連機器の販売事業の有力企業。分析機器や検査用試薬、食品添加物など多様な製品と保守サービスを展開。連結子会社2社体制で事業運営。東北中心に国内展開。半導体薬品や合成樹脂機能薬品の取扱いも強み。

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事業内容

東北化学薬品は、化学工業薬品や臨床検査用試薬、食品や農薬、それらに付随する各種機器の販売を中心に事業を展開しており、機器の保守や関連サービスも手掛けています。製品の供給から保守まで一貫して対応することで、顧客のニーズに合わせた提案を行っています。

同社の主要な顧客は化学や半導体、食品といった製造業の企業のほか、病院や検査センター、大学や研究機関、農業関連事業者など多岐にわたります。収益は製品販売が中心で、特に試薬や消耗品の定期購入が安定した売上を支え、機器販売は導入時の売上に加えて保守や消耗品で継続的な収益を確保しています。

同社の事業は大きく「インダストリー」「メディカル」「アカデミア・ライフサイエンス」の3分野に分かれています。インダストリー分野では工業薬品や分析・計測機器、食品原材料などを扱い、メディカル分野では各種検査用試薬や医療機器・消耗品を提供し、アカデミア・ライフサイエンス分野では研究用試薬や抗体試薬、分析機器を中心に供給しています。

経営方針

同社は中期経営計画に基づき、着実な成長と収益体質の強化を目指しています。具体的には売上高350億円(前期比+1.6%)、営業利益5.3億円(同+2.3%)、経常利益6.2億円(同+4.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益4.3億円(同+0.3%)の達成を目標に掲げ、毎年度の計画更新を通じて短期・中期の整合性を図っています。生産性向上のためムリ・ムダ・ムラの排除や労働生産性の改善を進め、安定した収益基盤を確保することを重視しています。

同社は重点投資分野として、消耗品や試薬など継続収入を生む品目と、機器の保守・サービス体制を挙げています。これにより導入時の売上だけでなく、保守契約や定期的な消耗品販売で収益を安定化させることを目指しています。仕入先の分散や提案力強化を通じて粗利益率の拡大を図り、得意先との緊密なすり合わせ(ヘッドワーク)や迅速な納品・対応(フットワーク)、広い取引網(ネットワーク)を差別化要因として打ち出しています。

同社は新市場開拓と事業拡大に向け、既存の「インダストリー」「メディカル」「アカデミア・ライフサイエンス」部門間のクロスセルを強化するとともに、半導体、食品、医療機関、農業関連といった需要の高い分野へ提案範囲を広げています。関連する新事業の発掘や育成を進め、必要に応じて業務提携や選択的な買収を活用して販売網や技術を補完する方針です。地域面ではまず国内でのカバー強化を優先し、採算性を見極めながら選択的に海外展開を検討しています。

同社は技術革新にも注力しており、デジタル化と省力化でサービス品質を高める取り組みを進めています。具体的には機器の遠隔監視や予防保守の導入、検査作業の自動化支援、顧客向けの情報提供システム整備などを進めることで、保守効率と顧客満足度を向上させる狙いです。また、大学や研究機関との共同研究や自社での試薬開発を通じて技術優位性を高め、SDGsへの対応や内部統制の強化も推進して企業価値向上を目指しています。