中山福JP:7442

時価総額
¥71.6億
PER
73.3倍
家庭用品卸売、インテリア用品製造・販売、プラスチック日用品製造、インターネット通信販売を展開、フライパン、鍋、インテリア用品、収納ケース、園芸用品などを提供。

沿革

1925年3月

中山福松商店として創業

1947年2月

大阪市南区において家庭金物卸売を目的として、株式会社中山福松商店を設立(資本金190千円)

1962年9月

東京都千代田区に東京営業所を開設

1963年2月

商号を中山福株式会社に変更

1964年2月

大阪府東大阪市に花園支店を開設

1966年11月

東京都江東区に東京営業所を移転し、東京支社に昇格

1970年6月

福岡県直方市に福岡支店を開設

1971年4月

神奈川県大和市に東京支店を開設し、東京支社を深川支店とする

1972年9月

愛知県西春日井郡西春町に名古屋支店を開設

1972年10月

大阪府東大阪市に東大阪支店を開設

1975年3月

広島県安芸郡海田町に広島支店を開設

1975年4月

宮城県仙台市に仙台支店を開設

1975年5月

札幌市西区に札幌支店を開設

1977年1月

当社取扱商品の配送を目的として関連会社中山福サービス株式会社を設立

1981年6月

香川県高松市に高松支店を開設

1981年8月

埼玉県岩槻市に北関東支店を開設

1984年3月

名古屋支店を名古屋市西区に移転

1985年12月

兵庫県西宮市に大阪支店を開設し、東大阪支店を統合

1986年5月

千葉県千葉市に千葉支店を開設

1986年9月

花園支店を大阪支店に統合

1989年9月

深川支店を東京支店に統合

1990年12月

札幌支店を札幌市厚別区に移転

1991年5月

東京都西多摩郡瑞穂町に多摩支店を開設

1991年6月

中山福サービス株式会社を100%子会社とする

1992年2月

仙台支店を宮城県岩沼市に移転

1993年8月

名古屋支店に中部物流センターを併設

1994年4月

福岡支店に九州物流センターを併設

1995年4月

大阪証券取引所市場第二部に株式を上場

1996年10月

広島支店を広島県安芸郡坂町に移転

1999年9月

当社取扱商品の企画・開発、ブランド管理・運営を目的として株式会社ベストコ(現100%連結子会社)を設立

2000年4月

神奈川県厚木市に厚木物流センターを開設

2000年5月

多摩支店を東京支店に統合

2001年10月

厚木物流センターを厚木支店に組織変更し、中部物流センター、九州物流センターをそれぞれ名古屋支店、福岡支店に統合

2003年3月

大阪証券取引所の市場第一部銘柄に指定

2004年5月

埼玉県加須市に関東支店を開設し、千葉支店を統合

2004年8月

関東支店に厚木支店を統合

2004年9月

関東支店に北関東支店を統合

2005年10月

名古屋支店を愛知県稲沢市に移転

2006年12月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場

2007年1月

広島支店を広島市安佐北区に移転

2008年1月

東京証券取引所の市場第一部銘柄に指定

2009年4月

茨城県笠間市に茨城支店を開設

2011年2月

東京都中央区に営業本部首都圏営業部を開設

2012年10月

高松支店を広島支店に統合

2013年1月

株式会社ロイヤル通販(現株式会社ENICY)(現100%連結子会社)の株式を取得

2015年2月

福岡支店を福岡県飯塚市に移転

2015年11月

2016年1月

2016年3月

2016年9月

2018年2月

2022年1月

2022年2月

2022年4月

2022年4月

株式会社インターフォルム(現100%連結子会社)の株式を取得

東京都中央区に東京本社を開設し、営業本部首都圏営業部を統合

茨城支店を常総支店に名称変更

札幌支店を札幌市白石区に移転

沖縄県糸満市に福岡支店沖縄営業所を開設

グリーンパル株式会社(現100%連結子会社)の株式を取得

常総支店を東関東支店に名称変更

仙台支店を関東支店仙台営業所に組織変更及び名称変更

東京支店を廃止

中山福サービス株式会社(100%連結子会社)を吸収合併

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行

事業内容

中山福株式会社とその子会社4社(株式会社ベストコ、株式会社ENICY、株式会社インターフォルム、グリーンパル株式会社)は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。中山福株式会社自体は、調理用品や台所用品などの家庭用品を卸売販売する「家庭用品卸売事業」を主軸に置いています。これに加え、株式会社ベストコは輸入商材の企画・開発・ブランド管理を手掛け、株式会社インターフォルムはインテリア関連商品の製造販売を行っています。特定子会社であるグリーンパル株式会社は、収納用品や園芸用品の製造販売を担当しており、株式会社ENICYはインターネット通信販売事業を展開しています。

販売品目には、フライパンや鍋、包丁、キッチンツール、ケトル・急須などの調理用品、卓上ポットやガラス食器、プラスチック保存容器、スポンジ、ホイル・ラップなどの台所用品、バス小物やスノコ・マット類、ハンガー類、分別ペール・ダスター、清掃用品などのサニタリー用品が含まれます。また、収納用品やインテリア関連用品、行楽・レジャー用品、エクステリア用品・園芸用品、家電用品・冷暖房用品、ヘルスケア・シニア・ベビー用品など、幅広い商品を取り扱っています。

中山福グループは、全国の小売業者(ホームセンター、スーパーマーケット、通信販売業者、生活協同組合、専門小売店など)を主な顧客としており、多様なニーズに応える商品ラインナップを提供しています。

経営方針

中山福株式会社は、家庭用品の卸売販売を中心に、インテリア関連商品の製造販売、インターネット通信販売事業など、多岐にわたる事業を展開している企業グループです。同社は2023年5月に「NF10 Grow Up 100th~創業100年に向けた中期経営計画~」を策定し、2025年の創業100周年に向けて、物流体制の強化、卸売事業の拡充、ものづくり事業の強化、EC事業の拡大という4つの経営戦略を推進しています。

物流体制の強化では、物流ネットワークの構築・強化と人的資本の的確な分配を通じて、安定した物流体制の維持と高度化・効率化を目指しています。卸売事業の拡充では、変容する消費者ニーズを捉え、情報発信力の強化と在庫管理の徹底を図り、卸売事業の存在価値を高めていく方針です。ものづくり事業の強化では、自社オリジナル商品「ベストコ」の販売強化を通じて、収益構造の変革に注力し、グループシナジー効果を最大限追求しています。EC事業の拡大では、新しい生活様式の定着に伴う消費者行動の変化を捉え、EC事業部をコントロールタワーとして、EC事業の拡大を図っています。

これらの戦略を通じて、中山福株式会社は、創業100周年にあたる2025年3月期に売上430億円を目標としており、厳しい経営環境の中でも事業基盤の強化と収益力増強を目指しています。同社は、社会と共存し、社業を通じて社会の発展に貢献するという経営理念のもと、持続可能な成長を追求している企業です。