山大JP:7426

時価総額
¥12.8億
PER
-3倍
住宅資材・建設資材の卸・小売、木材加工、住宅建築、大型木造建築、不動産賃貸・仲介を手がける事業。

事業内容

株式会社山大は、住宅資材事業、建設事業、賃貸事業の3つの主要な事業セグメントを持っています。これらの事業を通じて、幅広いサービスを提供しています。

住宅資材事業では、木材や建材、住宅設備機器、合板などの卸売・小売販売を行っています。また、木材のコンピュータカットや防腐加工、人工乾燥加工、製材、室内ドア製造などの木材加工も手がけています。さらに、自社の山林でスギやヒノキの植林・育成も行っています。

建設事業では、大型木造建築や木造注文住宅の設計・施工・監理を行っています。また、分譲住宅や不動産の売買・仲介も手がけています。これにより、顧客に対して多様な建築・不動産サービスを提供しています。

賃貸事業では、不動産の賃貸を行っています。これにより、山大は不動産関連の幅広いニーズに応えることができる体制を整えています。これらの事業を通じて、山大は地域社会に貢献しています。

経営方針

株式会社山大は、「木材の温もりと笑顔あふれる社会」に貢献することを目指し、成長戦略を推進しています。同社は、木材文化の架け橋として、自然と暮らしの循環を支えることを使命としています。これにより、木材の温もりに囲まれた社会を創造し、持続可能な開発目標(SDGs)に貢献することを目指しています。

山大は、少子高齢化や人口減少が進む中で、非住宅建築の木造化を推進しています。特に、公共施設の木造化が期待される市場として注目しています。また、地産地消の認証木材を使用し、森林保護や高性能住宅による二酸化炭素の排出抑制を図っています。これにより、地球温暖化防止に貢献することを目指しています。

同社の住宅資材事業部では、プレカットの営業強化や国産杉製材工場の生産効率向上を図っています。また、職人不足に対応するため、職人の育成と内製化を進めています。建設事業部では、国産杉無垢材を使用した居住空間を提案し、二酸化炭素の排出抑制と人の健康に寄与しています。

山大は、森林から製材・加工・販売・建築までの一貫した装置産業を活かし、持続可能な森林経営と環境に配慮した森林資源の有効活用を進めています。これにより、地域に必要とされる企業を目指し、SDGsの取り組みを推進しています。経営指標としては、経常利益率10%以上を掲げ、収益の向上を図っています。