プロクレアホールディングスJP:7384

時価総額
¥525億
PER
1.1倍
銀行業を中心に、リース業、クレジットカード業、コンサルティング業、債権回収業などの金融サービスを展開。

沿革

2021年5月

株式会社青森銀行および株式会社みちのく銀行(以下、総称して「両行」という)は経営統合に関する「基本合意書」を締結。

2021年11月

両行間で「経営統合契約書」を締結。

2022年1月

両行の臨時株主総会並びにみちのく銀行の普通株主による種類株主総会及びA種優先株主による種類株主総会において、両行が共同株式移転の方法により当社を設立し、両行がその完全子会社となることについて決議。

2022年4月

両行が共同株式移転の方式により当社を設立。

当社普通株式を東京証券取引所市場第一部に上場し、プライム市場に移行。

事業内容

プロクレアホールディングス及びその関連会社は、多岐にわたる金融サービスを提供しています。同社グループは、銀行業を中心に、リース業、クレジットカード業、コンサルティング業、債権回収業などを手掛けており、11の連結子会社を有しています。

銀行業では、株式会社青森銀行と株式会社みちのく銀行が、預金業務、貸出業務、商品有価証券の売買、有価証券投資、内国及び外国為替業務、社債受託・登録業務などを行っており、グループの中核を担っています。また、銀行業務の周辺業務として、不動産管理・賃貸業務も展開しています。

リース業においては、連結子会社2社がリース業務等を提供しており、クレジットカード業では、別の2社がクレジットカード関連の業務を行っています。さらに、住宅ローンの信用保証業務も2社が担当しています。

その他の事業として、コンサルティング業務や債権管理回収業務を行う子会社も存在し、プロクレアホールディングスグループは、金融サービスの幅広い分野で事業を展開しています。これらの事業内容は、同社の事業系統図にも示されており、金融サービスに関連する多様なニーズに応える体制を整えています。

経営方針

プロクレアホールディングスは、2022年4月の設立以来、「地域の未来を創る」「お客さまと歩み続ける」「一人ひとりの想いを実現する」という経営理念のもと、青森銀行とみちのく銀行の強みを活かした成長戦略を推進しています。同社は、金融仲介機能の強化、事業領域の拡大、経営の合理化・効率化、グループ基盤の強化を四つの基本戦略として掲げ、2022年4月から2025年3月までの第1次中期経営計画「挑戦と創造」を実行中です。

この計画では、地域産業の発展と地域住民の生活の向上を目指し、地域特化型投資ファンドの設立や、事業承継支援を通じた地元企業の課題解決に注力しています。また、青森県のポテンシャルを活かした事業領域の拡大や、店舗統廃合を含む経営の効率化を進め、2025年1月の両行合併を見据えた準備も進行中です。

さらに、グループ全体のコンプライアンス運営やコーポレート・ガバナンス体制の強化にも取り組んでおり、地域金融機関としての社会的責任を果たすことで、地域社会の発展に貢献していく方針です。プロクレアホールディングスは、これらの戦略を通じて、持続可能な成長を目指しています。