サーキュレーションJP:7379

時価総額
¥60.3億
PER
25.9倍
経営課題解決の「プロシェアリングコンサルティング」、技術支援の「FLEXY」、新規事業開発の「Open Idea」、事業承継の「人が繋ぐ事業承継」を展開。

沿革

2014年1月

東京都渋谷区に株式会社サーキュレーションを設立

プロ人材の経験・知見を活用した経営課題解決支援サービス「プロシェアリングコンサルティング」を提供開始

2015年2月

業務拡大により、東京都千代田区丸の内に本社移転

2015年2月

東京大学・株式会社IBM・当社によるマッチングにITを活用した共同プロジェクトを発表

2015年5月

フリーエンジニア・デザイナー向けマッチングサービス 「FLEXY(フレキシー)」を提供開始

2017年2月

大阪府大阪市北区に関西支社を開設

2017年4月

愛知県名古屋市に東海支社、福岡県福岡市に九州支社を開設、地方創生への取り組みを本格始動

2017年9月

副業/複業時代の新しい働き方メディア「nomad journal(ノマドジャーナル)」をリリース

2018年1月

東京都渋谷区へ本社移転、プロ人材のためのオープンオフィス「ForPro(フォープロ)」を開設

2018年4月

宮城県仙台市と共同で政令指定都市初の「外部人材による新規事業創出プログラム」を開始

2018年5月

福岡県福岡市にテクノロジー開発拠点「CIRCULATION Technology Lab(サーキュレーションテクノロジーラボ)」を開設

2018年9月

大企業向け新規事業アイデア創出・開発サービス「Open Idea(オープンアイデア)」を提供開始

2018年10月

社外のプロ人材チームで後継者を支えるサービス「人が繋ぐ事業承継」を提供開始

2018年11月

約2分で適性や想定案件・報酬を提案できる「フリーランス診断」をリリース

2019年1月

プライバシーマーク認証取得

2019年5月

石川県金沢市に北信越支社を開設

2019年9月

宮城県仙台市に東北支社を開設

2019年9月

SDGsへの取組推進を目的としたソーシャルデベロップメント推進プロジェクト発足

2019年12月

「CIRCULATION Technology Lab」を東京本社に異動・統合

2020年2月

広島県広島市に中四国支社を開設

2021年7月

東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しによりマザーズ市場からグロース市場へ移行

2022年8月

高知県高知市に四国支社を開設

事業内容

サーキュレーションは、「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」をビジョンに掲げ、プロシェアリング事業を核として展開しています。この事業モデルは、企業が外部のプロフェッショナル人材の経験や知見をプロジェクト単位で活用し、経営課題を解決する新しい人材活用の形です。サーキュレーションは、このビジョンのもと、様々なサービスを提供しています。

具体的には、サーキュレーションは4つの主要サービスを展開しています。第一に、「プロシェアリングコンサルティング」サービスでは、経営、新規事業開発、人事、マーケティング、ファイナンスなどのビジネス領域全般にわたる経営課題解決支援を提供しています。第二に、「FLEXY」サービスは、CTOやエンジニアリング、デザイン領域での支援を得意としており、時間や場所の制約に縛られずに活動できる環境を提供しています。第三に、「Open Idea」サービスは、新規事業アイデアの提供を通じて、企業の新規事業開発を支援しています。最後に、「人が繋ぐ事業承継」サービスでは、事業承継やM&Aに関する支援を行っており、特に人と組織、成長戦略に着目したアプローチを取っています。

これらのサービスを通じて、サーキュレーションは企業の様々な課題に対応し、知の循環を促進することで社会全体の発展に貢献しています。また、サービス提供の過程で、プロ人材と企業の双方に新しい働き方の機会を提供し、働き方の多様化にも寄与しています。

経営方針

サーキュレーションは、プロシェアリング業界のパイオニアとして、企業の経営課題解決に特化したサービスを提供しています。同社は、高度な専門性を持つプロフェッショナル人材の経験・知見を活用し、企業の経営課題を解決することを目的としています。これにより、企業は必要な時に必要なだけ、外部の専門知識を活用できるようになります。

サーキュレーションの成長戦略は、既存のプロシェアリング事業の拡大と、データを核としたプラットフォームへの進化に焦点を当てています。具体的には、累積取引企業数の増加、累積稼働プロジェクト数の増加、月次プロジェクト継続稼働率の改善、取引企業当たり平均稼働プロジェクト数の増加を目指しています。これらの指標を通じて、リカーリング型ビジネスモデルを強化し、継続的な収益の確保を目指しています。

また、同社はプロジェクトの成否やその要因を分析し、プロ人材の職能データや取引先経営課題データなどを蓄積しています。これらのデータを活用することで、プロジェクトの成功確率を高め、法人顧客の経営課題解決に貢献しています。さらに、新たにリリースした「PROBASE」を通じて、社外プロ人材との契約管理を一元化し、効率的なプロジェクト運営を支援しています。

サーキュレーションは、これらの戦略を通じて、企業とプロ人材の双方に価値を提供し、知の循環を促進することで、社会全体の発展に貢献しています。同社の取り組みは、企業の経営課題解決だけでなく、働き方の多様化にも寄与しており、新しい働き方の機会を提供しています。