- 日本企業
- BCC
BCC【JP:7376】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
BCCは、IT営業アウトソーシング事業、ヘルスケアビジネス事業、その他の事業を主力に展開している会社です。同社は自社で教育・育成した営業人材を大手IT企業に派遣・常駐させて営業支援を行い、介護向け素材サイト「介護レク広場」や介護レクリエーションの資格制度なども運営しています。
主要顧客は資本規模や従業員規模の大きい大手IT企業で、50社を超えるネットワークを築いており、中小企業向けの販売代理店としての実績も創業以来1,300社超あります。直近ではIT営業アウトソーシングが売上高の大部分を占め、同社の収益の柱になっています。
事業は大きく(1)IT営業アウトソーシング、(2)ヘルスケアビジネス、(3)その他に分かれています。同社のアウトソーシングは営業派遣と業務請負の二本柱で、ソリューション事業では中小企業向けに通信やクラウド関連の提案・販売を行っています。ヘルスケア側は自治体連携による施設運営や市場調査・プロモーション支援、介護素材の無料提供や資格運営を通じてシニア層のネットワークを活用しています。
経営方針
同社はIT営業アウトソーシング事業とヘルスケアビジネス事業を二本柱に、売上高成長率と経常利益を毎年の重要指標として設定し、持続的な成長を目指しています。直近ではIT営業アウトソーシングが収益の大部分を占めており、年末時点で営業派遣配属人数は過去最高の166名、全社従業員数は非正規を含め255名となっています。市場環境としてはIT市場が2011年の19兆円から2023年に28.2兆円へ拡大しており、ヘルスケア関連市場も長期的に拡大が見込まれるため、同社はこれらの成長機会を取り込むことを目指しています。
重点投資分野として同社は人材育成と組織強化に力を入れています。未経験者や若年層の採用を拡大し、教育部門を強化することでIT営業人材の量的拡大と質の向上を図るほか、従業員の定着を高めるために採用、教育、キャリア形成を一体化した人事施策を実行しています。差別化の軸は大手IT企業50社超とのネットワークや創業以来の中小企業向け1,300社超の実績を生かした営業支援力と、介護向け素材サイト「介護レク広場」や「レクリエーション介護士」資格といったシニア領域の独自プラットフォームにあります。
新市場開拓では自治体連携の強化とヘルスケア分野への参入支援を通じて顧客基盤を拡大する計画です。地域のヘルスケアDXを推進し、介護施設での実証や製品開発支援を行うことでシニアプラットフォームを拡充し、新規参入企業の支援を増やす方針です。また、ネットワークソリューションのパッケージであるBM Xの販売拡大や、ストック型収益の拡充を目指し、将来的には資本業務提携やM&Aを通じた新規事業の取り込みも想定しています。市場の見通しとしては、ヘルスケア関連市場が2050年に約77兆円規模に達すると見込まれており、同社はこれを成長の機会と捉えています。
技術革新への取り組みとして同社はデジタル化による業務改革と人材のデータ分析力強化を進めています。営業支援の品質向上や顧客獲得のためにデジタルマーケティングを導入し、Webの定期更新やプレスリリースで認知度向上を図っています。さらに、介護現場での実証を通じて製品・サービスを磨く「リビングラボ」型の取り組みや、BM Xによる運用負荷軽減と機能選択の仕組みで顧客のDXを支援するなど、社内投資や提携・買収で技術やサービスを取り込みながら新製品創出を目指しています。