BCCJP:7376

時価総額
¥17.3億
PER
IT営業アウトソーシング事業では、大手IT企業への営業人材派遣、中小企業向け通信ネットワーク提供、ヘルスケアビジネス事業では「介護レク広場」運営、介護レクリエーション資格制度運営を展開。

沿革

2002-03大阪市北区に当社の前身である営業創造株式会社を設立
2012-01ヘルスケアビジネス事業を営むスマイル・プラス株式会社を子会社化
2014-01IT業界における営業支援を目的として大阪市西区に営業アウトソーシング設立準備株式会社を設立
2014-07BCCホールディングス株式会社から事業の譲渡を受け営業創造株式会社に商号を変更
本店を大阪市西区から東京都中央区に移転
2015-01本店を東京都中央区から東京都千代田区に移転
2016-07本店を東京都千代田区から大阪市西区に移転
2016-09BCCホールディングス株式会社、スマイル・プラス株式会社を合併
BCC株式会社に商号を変更
2021-07東京証券取引所マザーズに株式を上場
2022-04東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行
2023-04本店を大阪市西区から大阪市中央区に移転

事業内容

BCCは、IT営業アウトソーシング事業、ヘルスケアビジネス事業、およびその他の事業を展開している企業です。

IT営業アウトソーシング事業では、50社を超える大手IT企業とのネットワークを構築し、教育・育成された従業員を営業として派遣しています。また、1,200社を超える中小企業に対して、インターネットサービスやクラウド関連サービスを組み合わせた通信ネットワーク構築の実績を持ち、IT化の推進に貢献しています。

ヘルスケアビジネス事業では、「介護レク広場」というWebサイトを通じて、高齢者向けの介護レクリエーション素材を無償で提供しており、会員数は5万人を超えています。また、「レクリエーション介護士」という資格制度の認定者数は3万人を超え、自治体等と連携したヘルスケア関連事業や施設の運営を受託しています。

その他の事業では、新規事業を含む、IT営業アウトソーシング事業及びヘルスケアビジネス事業に含まれない事業を行っています。これらの事業を通じて、大手IT企業とのネットワークを活かし、ヘルスケアDXの構築を目指しています。

BCCは、これらの事業を通じて、IT分野とヘルスケア分野の両方で社会に貢献し、新たな価値を提供している企業です。

経営方針

BCCは、IT営業アウトソーシング事業とヘルスケアビジネス事業を中心に展開しており、これらの事業を通じて社会に貢献し、新たな価値を提供することを目指しています。同社は、企業理念「創造・誠実・躍進」のもと、IT業界とヘルスケア業界の成長を背景に、事業の拡大と新たな製品・サービスの創出に取り組んでいます。

IT営業アウトソーシング事業では、大手IT企業とのネットワーク構築とデータ分析・DX推進ができる人材の育成に注力しています。また、ヘルスケアビジネス事業では、シニアプラットフォームの構築とヘルスケア・リビングラボの取り組み拡大を通じて、介護施設での実証支援や製品開発支援を行っています。これらの取り組みにより、ヘルスケア分野での事業拡大と新規参入企業への営業活動促進を図っています。

経営上の目標達成に向けて、売上高成長率と経常利益を重要な経営指標として設定し、IT営業アウトソーシング事業では営業派遣配属人数、ヘルスケアビジネス事業では「レクリエーション介護士」2級認定者数を事業別の重要な経営指標としています。

さらに、BCCは、IT営業アウトソーシングの認知度向上と基盤強化、自治体連携を通じたヘルスケア分野参入支援の拡大、新たなビジネスモデルの構築と推進を優先的に対処すべき課題として取り組んでいます。これらの課題に対する取り組みを通じて、強い組織の構築と事業規模の拡大、強固な経営基盤の確立を目指しています。