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今仙電機製作所JP:7266
沿革
1939年2月 |
電気機械器具及び諸機械の製造販売を目的として、愛知県名古屋市東区に株式会社今仙電機製作所を設立 |
1947年2月 |
犬山工場建設 |
1954年6月 |
自動車用ランプの生産開始 |
1955年3月 |
自動車用リレーの生産開始 |
1958年6月 |
自動車用ウインドレギュレータの生産開始 |
1960年11月 |
水島工場建設 |
1962年9月 |
今仙工業株式会社を設立(株式会社ナイトビームに商号変更) |
1962年11月 |
水島工場を分離独立させ、子会社水島電装株式会社を設立(ナイト電装株式会社に商号変更) |
1963年12月 |
名古屋工場建設 |
1965年11月 |
自動車用リクライニングアジャスタの生産開始 |
1966年11月 |
自動車用スライドアジャスタの生産開始 |
1967年6月 |
子会社東洋航空電子株式会社設立(現・連結子会社) |
1968年9月 |
海外子会社今仙電機股份有限公司設立(現・連結子会社) |
1970年6月 |
株式会社ナイト設立(ナイト精機株式会社に商号変更) |
1971年8月 |
広島工場建設 |
1979年2月 |
本社を愛知県犬山市に移転 |
1979年12月 |
子会社東洋航空電子株式会社が株式会社岐阜東航電設立(現・連結子会社) |
1982年1月 |
ナイト精機株式会社を吸収合併(現・可児工場) |
1982年4月 |
子会社株式会社今仙技術研究所設立(現・連結子会社) |
1985年11月 |
自動車用パワーシートアジャスタの生産開始 |
1993年10月 |
子会社ナイト電装株式会社を吸収合併(現・岡山工場) |
1995年4月 |
八百津工場建設 |
1996年7月 |
海外子会社イマセン フィリピン マニュファクチュアリング コーポレーション設立(現・連結子会社) |
1996年12月 |
株式を店頭登録銘柄として日本証券業協会に登録 |
1997年4月 |
海外子会社イマセン ビュサイラス テクノロジー インク設立(現・連結子会社) |
1999年5月 |
岡山新工場建設 |
2001年9月 |
名古屋証券取引所市場第二部に上場 |
2001年12月 |
海外子会社広州今仙電機有限公司設立(現・連結子会社) |
2002年9月 |
名古屋証券取引所市場第一部指定 |
2002年1月 |
環境管理の国際規格ISO14001:1996取得 |
2003年1月 |
海外子会社イマセン マニュファクチュアリング(タイランド)カンパニー リミテッド設立(現・連結子会社) |
2003年2月 |
東京証券取引所市場第一部に上場 |
2004年2月 |
世界共通の品質管理・保証規格 ISO/TS16949:2002取得 |
2004年4月 |
子会社株式会社ナイトビームを吸収合併(現・春里工場) |
2005年10月 |
株式会社今仙電機製作所130%コールオプション条項付第一回無担保転換社債型新株予約権付社債を発行 |
2007年4月 |
子会社株式会社九州イマセン設立 |
2007年11月 |
株式会社今仙電機製作所130%コールオプション条項付第二回無担保転換社債型新株予約権付社債を発行 |
2007年11月 |
海外子会社イマセン マニュファクチュアリング インディア プライベート リミテッド設立(現・連結子会社) |
2011年3月 |
中国湖北省武漢市に武漢今仙電機有限公司設立(現・連結子会社) |
2011年11月 |
株式会社シーマイクロの株式を取得(現・連結子会社) |
2012年7月 |
海外子会社イマセン メキシコ テクノロジー エス エー デ シー ブイ設立(現・連結子会社) |
2012年9月 |
株式会社今仙電機製作所130%コールオプション条項付第三回無担保転換社債型新株予約権付社債を発行 |
2014年8月 2015年4月 2015年6月 |
海外子会社ピーティー・イマセン パーツ インドネシア設立(現・連結子会社) IMASENグローバル開発・研修センター開設 ドイツ支店開設 |
2020年11月 2022年8月 |
テイ・エス テック株式会社と資本業務提携 マツダ株式会社とMazda Imasen Electric Drive株式会社を設立 |
事業内容
今仙電機製作所とそのグループ企業は、自動車部品を中心に幅広い事業を展開しています。主に自動車用のシート機構、電装製品、電子製品の製造販売を行っており、これらは日本国内外で事業を展開しています。また、ワイヤーハーネスや福祉機器の製造販売も手掛けています。
日本においては、自動車部品関連事業として、Mazda Imasen Electric Driveが電子製品の技術開発や生産技術開発を行っています。ワイヤーハーネス関連事業では、航空機用や工作機械用のワイヤーハーネスを東洋航空電子や岐阜東航電が製造販売しています。福祉機器関連事業では、電動車いすや義手・義足、無動力歩行支援機を今仙技術研究所が製造販売しており、一部は今仙電機製作所も製造販売しています。その他の事業として、画像・映像処理装置をシーマイクロが、従業員向け福利厚生サービスをナイトが提供しています。
北米では、イマセン ビュサイラス テクノロジー インクがシート機構製品を製造販売し、イマセン メキシコ テクノロジー エス エー デ シー ブイがこれらの製品を販売しています。電子製品についても、同社が販売を担当しています。
アジアでは、イマセン フィリピン マニュファクチュアリング コーポレーションや広州今仙電機有限公司など複数の企業がシート機構製品や電装製品、電子製品の製造販売を行っています。これらの製品は、地域に応じて複数の企業が販売を担当しています。
今仙電機製作所グループは、自動車部品を中心に多岐にわたる事業を展開し、国内外でその事業領域を広げています。
経営方針
今仙電機製作所は、自動車部品を中心に幅広い事業を展開しており、その成長戦略においては、中長期経営計画の策定と推進に注力しています。同社は、経営理念の見直しと新たな合言葉「Trust & Challenge(信頼と挑戦)」のもと、全社員が一丸となって計画達成を目指しています。経営理念には、「信頼される企業」、「挑戦し続ける企業」であることを掲げ、「社会に選ばれる企業」になることを目標としています。
成長戦略の具体的な内容としては、事業の質的転換、新たな事業基盤の創出、企業文化の進化を三本柱としています。具体的には、「シート・電装事業」においては顧客との関係強化を図り、収益重視の方針への転換を目指しています。また、「電子事業」では持続的成長に向けた資本の重点投入を行い、さらに「新事業」としてヘルスケアビジネスなどの第三の柱を創出する計画です。
ESG経営の推進も重要な戦略の一つであり、「ISP(IMASEN Sustainable Plan) 2030」に取り組み、TCFD提言への賛同表明を通じて環境への対応を強化しています。また、経営基盤の強化として、希望退職制度による構造改革やDXプロジェクトの加速なども行っています。
今仙電機製作所は、厳しい経営環境の中でも「攻め」と「守り」の両輪を回す取り組みを実施し、持続的成長に向けた事業の変革を目指しています。これらの戦略を通じて、同社は将来的にプライム市場への変更上場を目指し、企業価値の向上に努めています。