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曙ブレーキ工業JP:7238
沿革
1929-00 | 曙石綿工業所を創業、ウーブンブレーキライニング、クラッチフェーシングの製造開始 |
1936-00 | 曙石綿工業㈱を設立 |
1939-00 | 羽生製造所建設、稼動開始 |
1960-00 | 曙ブレーキ工業㈱に改称 米国ベンディックス社とブレーキに関する技術援助契約を締結 |
1961-00 | 東京証券取引所市場第二部に上場 |
1962-00 | 岩槻製造所建設、稼動開始(現曙ブレーキ岩槻製造㈱) |
1965-00 | 晝田工業㈱、三菱重工業㈱と共同出資で山陽ブレーキ工業㈱を設立(現曙ブレーキ山陽製造㈱) |
1971-00 | 福島製造所建設、稼動開始(現曙ブレーキ福島製造㈱) |
1979-00 | 岩槻製造所、AD型ディスクブレーキの量産を開始 |
1982-00 | AD型ディスクブレーキ「昭和56年度日本機械学会賞」受賞 |
1983-00 | 東京証券取引所市場第一部に上場 |
1986-00 | 米国GM社との合弁会社Ambrake Corporationを設立(現Akebono Brake, Elizabethtown Plant) |
1988-00 | テストコース「曙ブレーキ・プルービング・グラウンド」完成 (現Ai-Ring) |
1992-00 | 曙ブレーキ山形製造㈱を設立 (現連結子会社) |
1994-00 | 米国現地法人Amak Brake L.L.C.を設立(現Akebono Brake, Glasgow Plant) |
1996-00 | インドネシアPT. Tri Dharma Wisesaに資本参加(現PT. Akebono Brake Astra Indonesia) |
1998-00 | 米国現地法人Akebono Corporation (North America) 設立 (現Akebono Brake Corporation) |
2001-00 | 本社新社屋「Akebono Crystal Wing(ACW)」竣工 |
2003-00 | あけぼの123㈱を設立(現連結子会社) |
2004-00 | ドイツ現地法人Akebono Europe GmbHを設立(現連結子会社) ブレーキ博物館「Ai-Museum」完成 中国現地法人 広州曙光制動器有限公司及び曙光制動器(蘇州)有限公司(現連結子会社)を設立 |
2006-00 | タイ現地法人Akebono Brake (Thailand) Co., Ltd.を設立 (現連結子会社) |
2007-00 | F1に新規参戦、マクラーレンチームのオフィシャルサプライヤーになる |
2008-00 | 館林鋳造所稼動開始 |
2011-00 | ベトナム現地法人Akebono Brake Astra Vietnam Co., Ltd.を設立(現連結子会社) |
2012-00 | メキシコ現地法人Akebono Brake Mexico S.A. de C.V.を設立(現連結子会社) |
2014-00 | スロバキア現地法人Akebono Brake Slovakia s.r.o.を設立(現連結子会社) タイに㈱真岡製作所との合弁会社A&M Casting (Thailand) Co., Ltd.を設立(現連結子会社) |
2016-00 | 「市販ロードカー用高性能自動車ブレーキの開発と量産化」において「日本機械学会賞(技術)」を受賞 |
2018-00 | ㈱アケボノキッズケア(現連結子会社)を設立し、あけぼの保育園(Ai-Kids)を開園 |
2019-00 | タイ現地法人Akebono Cooperation (Thailand) Co., Ltd.を設立(現連結子会社) 事業再生ADR手続を経て、新経営体制へ移行 |
2022-00 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行 耐久レース用ブレーキキャリパー「NR22」が2022年度グッドデザイン賞を受賞 |
2024-00 | 「中小型トラック用電動パーキングブレーキのモータギヤユニット開発」において「日本機械学会賞(技術)」を受賞 |
事業内容
曙ブレーキ工業グループは、自動車用ブレーキ及び産業機械・鉄道車両用ブレーキの製造と販売を主軸に事業を展開しています。グループは、曙ブレーキ工業を中心に、子会社19社及び関連会社2社で構成されており、研究開発、物流、サービスなど関連する多岐にわたる事業も手掛けています。
日本国内では、曙ブレーキ岩槻製造、曙ブレーキ山形製造、曙ブレーキ福島製造、曙ブレーキ山陽製造の各社がディスクブレーキ、ディスクブレーキパッド、ドラムブレーキ、シューアッセンブリー、ブレーキライニング、産業機械・鉄道車両用ブレーキ等の製造を行っています。また、アロックスが物流を担当しています。
北米では、Akebono Brake Corporationがディスクブレーキ、ディスクブレーキパッド、ドラムブレーキの製造、販売、研究開発を行い、Akebono Brake Mexico S.A. de C.V.が製造及び販売を担っています。欧州では、Akebono Brake Slovakia s.r.o.がディスクブレーキの製造及び販売を行っています。
中国では、曙光制動器(蘇州)有限公司がディスクブレーキパッドの製造、販売及び研究開発を、広州曙光制動器有限公司がディスクブレーキ及びドラムブレーキの製造及び販売を行っています。タイでは、Akebono Brake (Thailand) Co., Ltd.がディスクブレーキ等の製造及び販売を、A&M Casting (Thailand) Co., Ltd.が自動車用鋳鉄部品の製造及び販売を行い、Akebono Cooperation (Thailand) Co., Ltd.はブレーキ部品の販売、管理及び販売促進等の支援サービス並びに研究開発を手掛けています。
インドネシアでは、PT. Akebono Brake Astra Indonesiaがディスクブレーキ、ディスクブレーキパッド、ドラムブレーキ、マスターシリンダー等の製造及び販売を、Akebono Brake Astra Vietnam Co., Ltd.が二輪用ディスクブレーキ、マスターシリンダーの製造及び販売を行っています。これらの事業を通じて、曙ブレーキ工業グループはグローバルな規模でブレーキ関連製品の供給を行っています。
経営方針
曙ブレーキ工業グループは、自動車用ブレーキや産業機械・鉄道車両用ブレーキの製造・販売を核とし、グローバルに事業を展開しています。同社は、企業理念「摩擦と振動、その制御と解析により、ひとつひとつのいのちを守り、育み、支え続けて行く」のもと、新たな価値の創出と企業価値・株主価値の向上を目指しています。持続可能な成長と発展を遂げるため、お客様や株主、地域社会を含む全ステークホルダーとの健全で良好な関係の維持・促進に努めています。
同社は、事業再生計画に沿って、聖域なき構造改革を実行し、早期の赤字脱却を目指しています。具体的には、国内外の工場閉鎖や生産移管、人員適正化、固定費削減などを進めており、各地域での構造改革の進捗状況を報告しています。また、外部リスクへの対応として、既存ビジネスの収益改善、新規ビジネスの獲得、生産最適化、電動化や地球環境問題に対応した新製品開発に取り組んでいます。
さらに、品質管理面では、不適切行為の再発防止策として、組織体制の見直し、監査機能の強化、IT検査システムの導入、検査内容・項目の見直し、品質・コンプライアンス教育の強化、風土改革・意識改革などの施策を推進しています。これらの取り組みを通じて、曙ブレーキ工業グループは中長期的な企業価値の向上と将来の持続的成長を目指しています。