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グローバルスタイルJP:7126
沿革
1949年4月 |
株式会社丹後屋羅紗店を大阪市南区(現中央区)に設立 |
1959年10月 |
本社を大阪市南区(現中央区)から現住所(東区(現中央区))へ移転 |
1964年6月 |
タンゴヤ株式会社へ商号変更 |
2007年6月 |
創業家一族によりタンゴヤホールディングス株式会社設立(注.1) |
2008年4月 |
タンゴヤホールディングス株式会社の出資によりルビナッチジャパン株式会社設立 |
2008年9月 |
ルビナッチジャパン株式会社を株式会社デパーチュアに商号変更 |
2009年12月 |
株式会社デパーチュアがGlobal Style 1号店を当社本社にオープン |
2012年11月 |
株式会社デパーチュアを吸収合併 |
2013年4月 |
GINZA Global Style 1号店を東京都中央区銀座1丁目にオープン |
2016年7月 |
MARUNOUCHI Global Style 1号店を東京都千代田区丸の内3丁目にオープン |
2018年6月 |
タンゴヤホールディングス株式会社よりTANGOYA事業の譲受(注.2) |
2019年8月 2021年8月 2022年11月 |
GINZA Global Style COMFORT 1号店を福岡県福岡市博多区博多駅中央街にオープン 東京証券取引所JASDAQ(現スタンダード)市場に株式を上場 グローバルスタイル株式会社へ商号変更 |
事業内容
グローバルスタイルは、メンズ、レディス、キッズ・ジュニア向けのオーダースーツやオーダーシャツなどの企画・販売を主軸に据えた事業を展開しています。同社の取り扱い品目には、オーダースーツ、オーダーシャツ、オーダーコート、オーダーシューズがあり、ネクタイやベルトなどの関連商品も販売しています。
同社は全国の主要都市に36店舗を構え、その中で「GINZA Global Style」を中心に展開しています。この店舗業態の特徴は、プライベートフィッティングルーム(個室)の設置であり、2019年8月からはウェイティングカフェを併設した「GINZA Global Style COMFORT」業態も積極的に展開しています。
新しい顧客サービスとして、「GSクローゼット」を提供開始。これは、購入したスーツやコートのクリーニング、保管、修理、サイズ調整が可能なサービスです。また、既存ストアのリブランディングにも力を入れ、「MARUNOUCHI Global Style」業態ではヴィンテージ生地や一点物の生地など、他にはない品揃えを実現しています。
レディスオーダースーツに関しては、「GINZA Global Style Ladies」ブランドを立ち上げ、26店舗で販売を行っています。さらに、実店舗に加え、2020年6月からは「GSオンラインオーダーサービス」を開始し、オンラインでのオーダー商品の注文も可能にしています。
このように、グローバルスタイルは、オーダーメイドのビジネスウェアを提供することに特化し、顧客のニーズに応える多様なサービスと業態で市場にアプローチしています。
経営方針
グローバルスタイルは、オーダーメイドビジネスウェアの提供を核とし、顧客の生活に価値をもたらすことを経営理念としています。同社は、この理念を実現するために「GSフィロソフィー5箇条」を掲げ、顧客にオーダーメイドを楽しんでもらうこと、ユーザーフレンドリーな商品・サービスの提供、社会的責任の実践、常識にとらわれない思考、リスクを恐れず行動することを基本方針としています。
2023年7月には、2026年7月期を目標とする中期経営計画を策定。この計画では、GS事業の収益拡大を目指し、政令指定都市や大都市近郊エリアへの出店拡大、人材の採用・育成強化、国内外縫製工場とのネットワーク強化、物流機能の効率化を重点施策として推進しています。
また、オーダースーツ業界の厳しい経営環境の中、同社は来店客数の増加、商品戦略の強化、人材育成、マーケティングの強化に取り組んでいます。具体的には、新規出店による新規顧客獲得、魅力的な商品ラインナップの提供、従業員教育・研修の強化、オムニチャネル戦略の推進などが挙げられます。
さらに、レディスオーダースーツの販売強化やオンラインオーダーサービスの強化、システム開発による機能強化、物流の効率化など、事業上及び財務上の課題に対処するための施策も実施しています。これらの取り組みを通じて、グローバルスタイルは持続可能な成長を目指しています。