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三菱ロジスネクストJP:7105
事業内容
三菱ロジスネクストは、フォークリフトを中心とした物流機器の製造、販売、保守サービスを主な事業としています。同社は、60社の子会社(うち56社は連結子会社)と9社の関連会社(うち6社は持分法適用関連会社)で構成されています。これにより、グローバルなネットワークを活用し、幅広い顧客ニーズに応えています。
同社の親会社は三菱重工業株式会社です。三菱ロジスネクストは、物流機器の製造だけでなく、保守部品の提供やアフターサービスにも力を入れています。これにより、顧客の物流効率を高め、長期的な信頼関係を築いています。
経営方針
三菱ロジスネクストは、2024年3月に「Logisnext Transform 2026」という中期経営計画を策定しました。この計画は、2035年に向けた長期経営ビジョンからのバックキャストアプローチで構築され、成長を目指しています。
同社の成長戦略は、3つの基本戦略に基づいています。まず、産業車両領域での成長を図り、脱炭素社会に向けた新製品の投入や新市場への展開を加速します。次に、物流ソリューション事業の飛躍を目指し、自動化・自律化商品の投入を進めます。
さらに、企業体質改善の継続と事業構造改革に挑戦します。固定費や変動費の改善、グローバル経営体制の構築、働きがいを重視した経営を推進します。これにより、効率的な事業運営を実現します。
三菱ロジスネクストは、2026年度の財務目標として売上高7,000億円、営業利益560億円、営業利益率8.0%、自己資本比率30%以上、ROE20%以上を掲げています。これにより、持続可能な成長を目指します。
同社は、物流機器の電気化や自動化・自律化製品の投入を通じて、脱炭素社会の実現や労働人口減少問題への対応を図ります。これにより、サステナブルな社会の実現に貢献します。
三菱ロジスネクストのパーパスは、「パイオニア精神とテクノロジの力で物流の安全、自動化、脱炭素を実現し、世界の人々を笑顔にする」ことです。この理念に基づき、企業活動を展開しています。