- 日本企業
- さくらさくプラス
さくらさくプラスJP:7097
沿革
2009-08 | 保育所の運営を目的として、株式会社ブロッサム(資本金8,000千円、現「株式会社さくらさくみらい」)を東京都渋谷区に設立 |
2010-02 | 埼玉県和光市において株式会社ブロッサムとして初の家庭保育室「わこうさくらさくほいくえん」(現小規模保育施設「さくらさくみらい和光」)を開設 |
2011-01 | 株式会社ブロッサムの本社を東京都渋谷区から東京都中央区に移転 |
2011-03 | 東京都中央区において株式会社ブロッサムとして初の認証保育所(東京都認証保育所)「つきしまさくらさくほいくえん」(現「さくらさくみらい月島」)を開設 |
2014-04 | 大阪府大阪市において株式会社ブロッサムとして初の認可保育所「もとまちさくらさくほいくえん」(現「さくらさくみらい元町」)(浪速区)、「ぜんげんじさくらさくほいくえん」(現「さくらさくみらい善源寺」)(都島区)を2園同時に開設 |
2014-09 | 東京都練馬区において関東では株式会社ブロッサムとして初の認可保育所「はやみやさくらさくほいくえん」(現「さくらさくみらい早宮」)を開設 |
2016-11 | 同区内(東京都中央区)に本社移転 |
2017-04 | 株式会社ブロッサムの運営施設が21施設となる |
2017-08 | 株式移転により株式会社さくらさくプラス(資本金50,000千円)を東京都中央区に設立し、株式会社ブロッサムを完全子会社化 |
2018-04 | 株式会社ブロッサムの運営施設が30施設となる |
2018-05 | 不動産関連事業を営むことを目的として、100%子会社として株式会社さくらさくパワーズ(資本金9,000千円)を設立 |
2019-01 | 株式会社ブロッサムの社名を株式会社さくらさくみらいに変更 |
2019-03 | 不動産事業の強化を目的として、株式会社さくらさくパワーズ、株式会社クロス、株式会社プロフィッツ、Keeyls株式会社の4社による合弁(株式会社さくらさくパワーズ持分35.0%)により株式会社あかるいみらいアセット(資本金10,000千円)を設立し、持分法適用関連会社化 |
2019-04 | 株式会社さくらさくみらいの運営施設が46施設となる |
2019-10 | 株式会社さくらさくプラスの本社を東京都中央区銀座一丁目16番1号から東京都千代田区有楽町一丁目2番2号に移転 |
2019-12 | ベトナムにおける子ども・子育て支援事業の展開を目的として、Hana TED.,JSCの持分を24.5%取得し、持分法適用関連会社化 |
2020-04 | 株式会社さくらさくみらいの運営施設が60施設となる |
2020-10 | 東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2021-04 | 株式会社さくらさくみらいの運営施設が73施設となる |
2021-06 | 乳幼児期から中学受験期に至るまでの教育の一環サポートを目的として、株式会社VAMOSを全株式の取得により完全子会社化 |
2021-09 | 食育や子育て世帯の支援を目的として、株式会社日と々ととの合弁により(当社持分95.0%)により株式会社みんなのみらいを設立 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズからグロース市場に移行 |
2023-04 | 株式会社さくらさくみらいの運営施設が88施設となる |
事業内容
さくらさくプラスは、子会社の経営管理を主な事業とし、保育所運営や保育の質向上のための研修企画運営、システム開発、進学塾運営、子育て支援カフェ運営、不動産の仲介・コンサルティング及び管理・運用など、多岐にわたる事業を展開しています。同社グループは、「子ども・子育て支援事業」を単一セグメントとして位置づけ、子どもたちが心身ともに健やかに育つ環境の提供を理念としています。
さくらさくプラスは、保育所「さくらさくみらい」を中心に、東京都23区を含む複数地域で認可保育所、小規模認可保育所、東京都認証保育所を運営。これらの施設では、国や自治体からの委託費や保育料、運営費補助金を受け取りながら、質の高い保育サービスを提供しています。また、保育士や保育関係者向けには、株式会社保育のデザイン研究所を通じて、300講座を超えるオンライン研修や集合研修を実施し、保育の質の向上に努めています。
さらに、不動産関連では、株式会社さくらさくパワーズが子育て支援住宅「東京こどもすくすく住宅」の企画開発を行い、保育所建設に適した土地や建物の仲介・コンサルティング業務を展開。これにより、子どもや子育て世帯が安全に生活できる環境の提供を目指しています。
その他、進学塾「VAMOS」や子育て支援カフェ「みんなのみらい」の運営を通じて、子育て中の保護者がより快適に子育てできる環境を創出しています。これらの事業を通じて、さくらさくプラスは子どもたちの成長と子育て支援に貢献しています。
経営方針
さくらさくプラスは、子どもたちの健やかな成長と子育て支援を目的とした多角的な事業を展開しています。同社の中期経営計画では、保育所運営を核としつつ、質の高い保育サービスの提供、保育士の研修プログラムの充実、不動産開発を通じた子育て支援住宅の企画・開発、進学塾や子育て支援カフェの運営など、子ども・子育て支援事業の質の向上と拡大に注力しています。
特に、少子化が進む中で、国の政策が量の拡大から質の向上へシフトする動きに対応し、保育サービスの質の向上を目指しています。これには、専門家と協力して開発した幼児教育プログラム「CLiP」の強化や、保育士の継続的な育成、組織力の強化が含まれます。また、新規事業への進出も積極的に行っており、保育所のICT化推進や、保育所が持つ情報資産を活用した新会社の設立、子育て支援カフェの運営など、子ども・子育て支援事業の新たな領域への挑戦を続けています。
さくらさくプラスは、これらの戦略を通じて、子どもたちの明るい未来のための成長をサポートし、子ども・子育て支援事業の質の向上と事業の拡大を目指しています。同社の取り組みは、社会的な少子化問題に対する具体的な解決策を提供し、子どもたちが安心して成長できる環境を創出することに貢献しています。