ALiNKインターネットJP:7077

時価総額
¥22.1億
PER
天気予報専門メディア「tenki.jp」や「tenki.jp 登山天気」等の運営、気象情報の提供。

沿革

2013年3月

株式会社ALiNKインターネットを東京都渋谷区に設立。

2013年4月

日本気象協会と業務提携契約を締結。

2015年7月

本社を東京都新宿区へ移転。

2015年9月

天気予報専門メディア「tenki.jp」のAndroid版アプリをリリース。

2017年4月

iOS、Android版の課金アプリ「tenki.jp 登山天気」をリリース。

2018年1月

アドネットワーク事業を行う株式会社アトモスを吸収合併。

2018年12月

傘シェアリングサービス「アイカサ」を運営する株式会社Nature Innovation Groupへ出資。

2019年12月

東京証券取引所マザーズに株式を上場。

2021年11月

iOS、Android版の課金アプリ「tenki.jpゴルフ天気」をリリース。

2022年4月

iOS、Android版の課金アプリ「tenki.jpキャンプ天気」をリリース。

2022年8月

本社を東京都豊島区へ移転。

1997年9月

日本気象協会が中心となって公益事業であるWebサイト「防災気象情報サービス」(現在のtenki.jpの原形)を開始。

2002年6月

「防災気象情報サービス」をtenki.jpとしてリニューアル。公益事業から収益事業に転換。

2005年4月

現当社代表取締役CEOの池田洋人が取締役を務める株式会社ありんくが、日本気象協会と営業支援契約を締結。

2008年4月

株式会社ありんくが、日本気象協会と業務委託契約を締結。営業支援に加えて、tenki.jpに係る事業計画の作成、サイトの企画設計等への関与を開始。

2008年9月

株式会社ありんくと日本気象協会で、tenki.jpの大幅リニューアルを実施。

2009年6月

Twitterの公式アカウント「@tenkijp」を開設。Twitterにおいて天気関係の情報発信を開始。

2011年4月

Facebookの公式アカウントを開設。

2011年5月

iOS版アプリをリリース。

2011年10月

株式会社ありんくが、日本気象協会と業務提携契約を締結。現在の共同事業の形態でのtenki.jpの運営を開始。

2013年3月

日本気象協会との業務提携契約で定められた、株式会社ありんくが保有する一切の権利義務を、当社へ譲渡。

事業内容

ALiNKインターネットは、経営理念「未来の予定を晴れにする」を掲げ、人々の生活と天気の関連性を活用し、より良い未来を創造する事業を展開しています。同社は、2008年から天気予報専門メディア「tenki.jp」の運営を手掛け、メディア運営とマネタイズ手法の確立を通じて、Growth Hackやトレーディングデスク業務のノウハウを蓄積してきました。また、気象業界とインターネットの融合を進め、「天気情報」の社会インフラ化を目指しています。

主な事業としては、日本気象協会との共同事業である「tenki.jp」や「tenki.jp 登山天気」などの運営を行っており、これらのメディアは年間約78億PVを記録し、Twitterフォロワー数は約286万人に達しています。提供する情報は、2週間天気や1時間ごとの天気予報、雨雲レーダーなど、ユーザーのニーズに合わせた多様な気象情報です。さらに、気象予報士による解説や、洗濯指数、お出かけ指数などの生活情報も提供しています。

収益モデルとしては、tenki.jpに掲載される広告収入が主であり、運用型広告と純広告の収益が大半を占めています。同社は、アドネットワーク業者とのやり取りを通じて、最適なデジタル広告の運用・設計・分析を一貫して行い、天候変化に連動して広告を調整する「天気マッチング広告」により収益性の向上を目指しています。

また、日本気象協会との共同運営により、気象予報士が制作する気象情報を提供しており、tenki.jpの運営に必要な予報業務許可は日本気象協会が担っています。このように、ALiNKインターネットは、気象情報を核とした多様なサービスを提供し、社会に貢献しています。

経営方針

ALiNKインターネットは、経営理念「未来の予定を晴れにする」を基に、人々の生活と天気の関連性を活用した事業を推進しています。同社は、天気予報専門メディア「tenki.jp」を中心に、気象情報の社会インフラ化を目指し、気象業界とインターネットの融合を進めています。このメディアは、年間約78億PVを記録し、Twitterフォロワー数は約286万人に達しており、2週間天気や1時間ごとの天気予報、雨雲レーダーなど多様な気象情報を提供しています。

収益モデルにおいては、tenki.jpに掲載される広告収入が主体であり、運用型広告と純広告の収益が大半を占めています。同社は、アドネットワーク業者とのやり取りを通じて、最適なデジタル広告の運用・設計・分析を一貫して行い、天候変化に連動して広告を調整する「天気マッチング広告」により収益性の向上を目指しています。

さらに、同社は「天気1.0時代」「天気2.0時代」「天気3.0時代」という気象情報の時代区分を設け、特に「天気3.0時代」においては、IoT、AI、ビッグデータ解析などの技術革新を背景に、気象情報と現実社会を結びつけた新たな価値を提供する「Weather Tech」企業を目指しています。これにより、競争優位性を創出し、持続的な成長を目指しています。

経営上の課題としては、サービスの認知度向上、技術革新への対応、人材採用及び組織体制の整備、内部統制及びコンプライアンスの強化、新規ソリューションの提供、他企業との業務提携やM&Aの活用などが挙げられています。これらの課題に対処することで、ALiNKインターネットは、気象情報を核としたサービスの提供を通じて、社会に貢献し続けることを目指しています。