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CRGホールディングス【JP:7041】株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
CRGホールディングスは、持株会社としてグループ各社を通じて人材関連事業とフィナンシャル事業を展開しています。同社は人材派遣・職業紹介、製造請負や障がい者支援、通訳・翻訳や宿泊管理などの現場サービスに加え、事業者向けの貸付や企業の合併・買収支援、投資・仲介といった金融関連サービスも手がけています。
主要顧客は製造業や物流、小売、通信、金融などの法人で、メーカーの委託先や観光関連事業者も含まれます。同社は派遣や紹介の手数料、請負や物流の契約収入、通訳や宿泊のサービス料に加え、貸付による利息収入や投資・仲介の手数料で収益を上げています。
事業は大きくHR関連とフィナンシャルの二つのセグメントに分かれており、HR関連ではミライルがオフィス業務、製造・物流、販売支援、技術者派遣など幅広く担っています。ほかにプロテクスが国内複数拠点での製造請負と倉庫・輸送業務を行い、パレットが障がい者の就労移行支援や地方のサテライトオフィスを提供、オシエテが多言語対応の通訳・翻訳のオンラインサービスと宿泊管理を行っています。フィナンシャル面では貸金業を担う会社や、グループと相乗効果を狙った投資・合併買収を行う投資会社が中核です。
経営方針
同社は持株会社としてHR関連とフィナンシャルの二本柱で成長を図っており、売上高成長率および売上高営業利益率を重要な経営指標として企業価値の向上を目指しています。事業基盤の強化策として、グループ内の人材派遣3社を合併し「株式会社ミライル」を立ち上げるなど組織再編を進め、クロスセルの拡大と事業リスクの分散を通じて安定的な収益拡大を目指しています。
同社は投資の重点を人材の確保・育成とサービスの高付加価値化に置いています。具体的には女性・シニア・グローバル人材の活用を強化し、スーパーバイザーとオペレーターをセットで派遣する「ユニット型派遣」や請負型契約への転換、クライアントに対する派遣人数のコミットメントなどで優先的に案件を獲得する方針です。基幹システム「C3」の機能向上やAI(人工知能)マッチングシステム、RPA(定型業務自動化)による事務効率化を進めることでサービスレベルを差別化し、ミドル・エグゼクティブ層の高収益案件にも注力して利益率の向上を図っています。
新市場開拓と事業拡大では製造請負の領域で国内既存4拠点の請負範囲拡大やペットケア関連以外の事業展開を企図し、将来的にはクライアントの国内全拠点展開を目指しています。また、ベトナム等からの海外人材を国内で受け入れて育成し、将来的にクライアントの海外拠点へ派遣する体制を整える計画です。これに加え、オシエテが運営する通訳・翻訳のプラットフォームは35言語対応で2,000名超の通訳者を抱え、宿泊管理事業ではインバウンド向けに多言語対応を武器にサービス提供を拡大しています。フィナンシャル面では事業者向け融資を行うクレイリッシュや、グループシナジーを狙うCRGインベストメントによるM&A・出資を通じて収益の多様化を進め、特定取引先依存のリスク低減にも取り組んでいます。
技術革新については、顧客企業と自社の双方での生産性向上を重視しており、AIやOCR(文字認識技術)を活用したRPAソリューション、勤怠管理のスマートフォン対応アプリや幅広い給与支払い方式への対応などを推進しています。これらのITソリューションを受託開発・提供することで既存顧客の業務課題を解決しつつ、社内オペレーションの自動化によるコスト低減と付加価値のある人材育成(将来のAI・RPA導入支援ができる人材の供給)を通じて請求単価と収益性を引き上げることを目指しています。