ブリッジインターナショナルJP:7039

時価総額
¥63.2億
PER
9.8倍
インサイドセールス事業では、アウトソーシング、コンサルティング、システムソリューションを提供し、研修事業ではIT製品系からDX人材育成までの研修を実施。

沿革

2002年1月

東京都世田谷区駒沢において、法人営業の課題を解決する事業の運営を目的として資本金3,000万円にて当社設立

2003年10月

本社所在地を東京都世田谷区若林に移転

2004年12月

「BS 7799-2:2002」及び国内規格「ISMS認証基準Ver.2.0」を同時に取得

2005年8月

「プライバシーマーク」認定を取得

2007年1月

愛媛県松山市に松山事業所を開設

2007年2月

「ISO/IEC 27001:2005/JIS Q 27001:2006」の認証を取得

2009年6月

子会社としてネットフォーラム株式会社を設立

2010年10月

Webサイト閲覧行動を可視化するSalesforceCRMアドオンツール「AshiAto」の販売を開始

2011年2月

見込客の現在価値を可視化するSalesforceCRMアドオンツール「SCOBLE」の販売を開始

2012年1月

サービス名称「セールスBPOサービス」を「インサイドセールスアウトソーシングサービス」へ変更

2014年7月

インサイドセールスモデルの構築からPDCAサイクルの実践と改善を支援するクラウド型ソリューション「Funnel Navigator」の販売を開始

2014年10月

インサイドセールスに関する国際規格であるPAS8401をBSIジャパンより発行

2015年4月

子会社のネットフォーラム株式会社を吸収合併

2015年7月

見込客育成プロセスの自動化を可能にするマーケティングオートメーション「Lead Navi」の販売を開始

2015年11月

福岡県福岡市に福岡事業所を開設

2016年1月

徳島県徳島市に徳島サテライトオフィスを開設

2016年6月

徳島サテライトオフィスを拡張し、徳島事業所を開設

2017年6月

「デジタルインサイドセールス」のサービスを開始

2018年5月

インサイドセールス業務を支援するAIツール「SAIN」の販売を開始

2018年6月

静岡県沼津市および大阪府大阪市にサテライトオフィスを開設

2018年10月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2019年7月

東京都新宿区に新宿オフィスを開設

2019年8月

神奈川県横浜市に横浜みなとみらいオフィスを開設

2020年4月

子会社としてClieXito株式会社を設立

2020年10月

東京都世田谷区にキャロットタワーオフィスを開設

2021年3月

法人・社会人向けの研修サービスを営む株式会社アイ・ラーニングの全株式を取得、連結子会社化

2021年6月

クラウド型テレフォニーサービス「BIZTEL」を提供する株式会社リンクと営業支援AIソリューション「SAIN」販売パートナー契約締結

2021年10月

本社所在地をキャロットタワーオフィスに移転し、旧本社を若林オフィスと名称変更

2022年1月

IT サービス事業を運営する TK International Sdn.Bhd.(本社:マレーシア・クアラルンプール、代表取締役社長:阿部慎吾)と、資本提携を行い、業務提携を強化

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行

事業内容

ブリッジインターナショナルは、2002年の設立以来、法人営業改革を支援する事業を展開しています。同社は、従来の法人営業の問題点を解決するために、インサイドセールスの導入を軸にしたサービスを提供しており、営業プロセスの分業化と効率化を実現しています。具体的には、アウトソーシングサービス、コンサルティングサービス、システムソリューションサービスの3つのサービスを提供しています。

アウトソーシングサービスでは、ブリッジインターナショナルの社員が顧客企業のインサイドセールスとして活動し、非対面チャネルを通じた高品質な営業活動を実施します。コンサルティングサービスでは、営業・マーケティング戦略の立案やDXコンサルティングなどを提供し、顧客企業の営業生産性の最大化を支援します。システムソリューションサービスでは、SFA、CRM、MA分野のクラウドシステム構築サービスを提供し、営業・マーケティング部門のデジタル化を促進します。

2020年12月期からは、新型コロナウイルスの影響を受け、インサイドセールス活動の必要性が高まり、法人営業のデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みが加速しています。この環境変化を受け、ブリッジインターナショナルは、インサイドセールス事業に加え、企業向け研修サービスを提供する「株式会社アイ・ラーニング」を連結子会社化し、DX人材育成等のための研修事業も手がけています。これにより、同社は営業DXを軸とする法人営業改革を、より幅広い角度から支援しています。

経営方針

ブリッジインターナショナルは、デジタルトランスフォーメーション(DX)を中心に、法人営業改革を支援する多様なサービスを提供している企業です。同社は、営業の効率化と高収益を目指し、インサイドセールス事業、コンサルティングサービス、システムソリューションサービスを展開しています。これらのサービスを通じて、顧客企業の営業活動のデジタル化と生産性向上を図っています。

新型コロナウイルスの影響により、テレワークやオンラインミーティングの普及が進み、企業活動の新しい形態が必要とされています。ブリッジインターナショナルは、この変化を捉え、インサイドセールスの重要性が高まる中、非対面での営業活動を支援するサービスを強化しています。また、DX推進のための人材育成やITリテラシーの向上にも注力し、研修市場の拡大に伴い、総合的な改革を支援しています。

同社は、2025年までに売上100億円、営業利益15億円の達成を目標に掲げており、コンサルティングサービス、システムソリューションサービス、研修サービスの3つの領域で売上の4割を形成することを成長目標としています。この目標達成に向けて、ブリッジインターナショナルは、インサイドセールス事業の拡大、デジタルマーケティングによる販促活動の強化、収益基盤の拡大など、複数の戦略を推進しています。

さらに、コーポレート・ガバナンスと内部管理体制の強化にも取り組んでおり、経営の効率性と健全性を確保することで、継続的な成長を目指しています。ブリッジインターナショナルは、これらの戦略を通じて、高成長かつ高収益な企業グループを目指しています。