内海造船JP:7018

時価総額
¥299.9億
PER
11.3倍
船舶の製造・修理を中心に、土木建設、ホテル・レストラン経営、顧客施設の管理・運営を手がける。

事業内容

内海造船株式会社は、船舶の製造と修理を中心に事業を展開しています。同社は、連結子会社である内海エンジニアリング株式会社と、その他の関係会社であるカナデビア株式会社と共に、幅広い事業を手がけています。これにより、船舶事業を核としつつ、土木建設やホテル経営など多岐にわたるサービスを提供しています。

内海造船の船舶事業では、船舶の製造と修理を行っています。必要な鋼材や主機は、カナデビア株式会社を通じて調達しています。また、内海エンジニアリング株式会社は、研掃材の製造販売や救命筏の修理を手がけ、船舶事業を支えています。

その他の事業として、内海エンジニアリング株式会社は陸上事業を展開しています。具体的には、土木建設や内海造船の設備の新設・補修を行っています。これにより、同社のインフラ整備をサポートしています。

さらに、内海エンジニアリング株式会社はサービス事業も展開しています。顧客施設の管理・運営の請負やギフトショップの経営を行うほか、内海造船が所有する建物を利用してホテルやレストランの経営も手がけています。これにより、多様な顧客ニーズに応えています。

経営方針

内海造船株式会社は、顧客第一の経営姿勢を堅持し、時代の変化を先取りすることで競争力を強化しています。同社は、技術力を活かして多種多様な船舶の建造と修理を行い、顧客の信用を高めることを目指しています。これにより、株主の期待に応えつつ、社会と地域に貢献する企業を目指しています。

同社の成長戦略は、新造船事業と改修船事業の両面で展開されています。新造船事業では、一般貨物船や自動車運搬船などの外航船と、フェリーやRORO船などの内航船のプロダクトミックスを推進しています。また、受注一貫体制の充実によりコスト競争力を強化し、リスク管理を徹底しています。

改修船事業では、高度な技術力を活かしてさらなる高品質化とコストダウンを図っています。全般的な戦略としては、安定的な株式配当の充実や財務体質の強化、若手技術者の確保と教育、ベテランの技術伝承を重視しています。これにより、持続的な成長を目指しています。

内海造船は、2026年3月期に売上高455億円、営業利益7億円を目指しています。生産性の向上や固定費の削減を通じて、収益力の向上を図っています。また、エコシップなどの新分野の開発にも注力し、企業価値の向上を目指しています。これにより、持続可能な成長を実現しようとしています。