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エンプラスJP:6961
事業内容
エンプラスは、エンジニアリングプラスチックおよびその複合材料を用いた製品の製造、加工、販売を行う専業メーカーです。エンプラスグループは、エンプラスとその子会社22社で構成されています。
エンプラスの事業セグメントは以下の通りです。まず、Semiconductor事業では、ICテスト用ソケットやバーンインソケットを製造・販売しています。国内では株式会社エンプラス半導体機器が製造販売を担当し、海外ではENPLAS TECH SOLUTIONS, INC.などが販売を行っています。
次に、Life Science事業では、ライフサイエンス関連製品を製造・販売しています。国内ではQMS株式会社が製造販売を行い、海外ではENPLAS(U.S.A.), INC.などが販売を担当しています。
Digital Communication事業では、光通信デバイスやLED用拡散レンズを製造・販売しています。ENPLAS HI-TECH(SINGAPORE)PTE.LTD.などが海外での販売を行っています。
Energy Saving Solution事業では、高精度ギヤを用いた自動車機器、OA、計器、住宅機器を製造・販売しています。国内ではQMS株式会社が製造販売を行い、海外ではENPLAS ELECTRONICS(SHANGHAI) CO.,LTD.などが販売を担当しています。
また、エンプラスは研究開発活動を行っており、エンプラス研究所と共に全事業分野での研究開発を進めています。地域統括としては、ENPLAS AMERICA, INC.が北米地域を、ENPLAS(EUROPE)LTD.が欧州地域のグループ会社を統括しています。
経営方針
エンプラスは、独創的なアイデアを総合技術で価値ある製品に変え、より良い未来を支えることを使命としています。強靭な経営基盤をもとに、創造と挑戦を繰り返し、自ら変革し続ける姿勢を持ち、信頼を基本とした行動指針を掲げています。
同社は、半導体市場やライフサイエンス市場の成長を見据え、Essential領域への注力を進めています。特に、Semiconductor事業とLife Science事業は市場成長を超える事業成長を目指し、Digital Communication事業とEnergy Saving Solution事業では新製品開発を通じて成長を模索しています。
競争力の強化においては、AIの社会実装に向けた事業機会を最大限に活用し、ソリューションプロバイダーとしての地位を確立することを目指しています。これにより、顧客価値の創出を図り、事業領域を広げています。
経営基盤の強化では、グローバルガバナンスの強化や企業理念の浸透を推進し、社員が最大限能力を発揮できる職場環境を整備しています。これにより、信頼と業務品質の向上を図り、持続的な成長を実現することを目指しています。