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遠藤照明JP:6932
沿革
1967年9月 |
大阪市城東区において遠藤照明器具製作所を創業、照明器具の製造を開始 |
1972年8月 |
大阪府東大阪市に株式会社遠藤照明を設立、製造工場を新設 |
9月 |
大阪営業所を新設 |
1974年1月 |
東京営業所を新設 |
1975年1月 |
福岡営業所を新設 |
6月 |
本社配送センターを新設 |
1982年1月 |
名古屋営業所を新設 |
1984年6月 |
栃木県佐野市の佐野工業団地に関東物流センター(現佐野事業所)を新設 |
1986年8月 |
佐野工場を関東物流センター(現佐野事業所)内に開設 |
1987年6月 |
本社を大阪市東成区へ移転 |
東京営業所を東京支店、大阪営業所を大阪支店に組織変更 |
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1988年8月 |
本社配送センターを中央物流センターとして滋賀県甲賀郡水口町(現甲賀市水口町)へ移転 |
1989年5月 |
水口工場を中央物流センター内に新設 |
6月 |
照明技術研究所を大阪府東大阪市に新設 |
1990年2月 |
大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄(新二部)に株式を上場 |
8月 |
本社及び大阪支店を大阪市西区へ移転 |
1993年1月 |
システム収納家具の販売及び取付工事事業を開始 |
1996年1月 |
大阪証券取引所市場第二部銘柄に指定 |
1997年7月 |
インテリア家具及びインテリア家具用品の販売を開始 |
1999年12月 |
照明器具に関し全事業所を対象にISO9001を認証取得 |
2000年8月 |
Lighting ENDO(THAILAND)Co.,Ltd.が照明器具及びシステム収納家具に関してISO9001を |
2003年11月 |
Lighting ENDO(THAILAND)Co.,Ltd.は、ENDO Lighting(THAILAND)Public Co.,Ltd.に商号を変更 |
中国製造子会社 昆山恩都照明有限公司(連結子会社)を設立 |
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2004年2月 |
インテリア家具及びインテリア家具用品の販売に関しISO9001を認証取得 |
2005年7月 |
東京都港区に青山ショールームを新設 |
2006年7月 |
本社及び大阪支店、イーシームズ株式会社(連結子会社)を大阪市中央区(本社ビル完成)に移転し、 |
2007年4月 |
東京支店、大阪支店を廃止し、東京事業所、大阪事業所に組織変更 |
6月 |
照明技術研究所において、ISO14001を認証取得 |
2008年10月 |
福岡県大川市にインテリア家具及びインテリア家具用品の物流センター(大川センター)を新設 |
2009年5月 |
LEDモジュールを開発し、LED照明器具「LEDZ」の商品化に成功 |
2010年1月 |
昆山恩都照明有限公司の販売子会社として恩藤照明設備(北京)有限公司(連結子会社)を設立 |
2月 |
LED新型モジュールを開発し、LED照明器具「LEDZ」の本格販売を開始 |
5月 |
昆山恩都照明有限公司が照明器具に関してISO9001を認証取得 |
12月 |
ヨーロッパ駐在員事務所をドイツに新設 (2013年4月閉鎖) |
2011年2月 |
ENDO Lighting(THAILAND)Public Co.,Ltd.の子会社としてENDO LIGHTING ACCESSORIES(INDIA) |
3月 |
システム収納家具の製造並びに販売取付工事事業から撤退 |
9月 |
北米における照明器具の販売強化のため、Icon International Inc.を買収(2019年3月清算) |
2012年2月 |
東京事業所及び青山ショールームを集約化し、東京都新宿区へ移転 |
9月 |
ロンドン駐在員事務所をイギリスに新設 (2016年2月閉鎖) |
11月 |
大阪府東大阪市にLED照明器具新製品開発拠点「テクニカルセンター」を新設 |
12月 |
大阪証券取引所市場第一部銘柄に指定 |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所市場第一部に上場 |
12月 |
ニューヨーク駐在員事務所を米国に新設 (2015年3月閉鎖) |
2014年4月 |
ENDO Lighting SE Asia Pte.Ltd.(連結子会社)をシンガポールに設立 |
11月 |
欧州市場における照明器具販売強化のため、Ansell Electrical Products Limited及び |
2015年3月 |
大阪市中央区にENDO堺筋ビルを竣工 |
2016年4月 |
ENDO Lighting SE Asia Pte.Ltd.の子会社としてENDO LIGHTING VIETNAM COMPANY LIMITED(連結 |
2017年9月 |
会社創業50周年 |
2018年12月 |
Ansell Electrical Products Limitedの子会社としてAnsell Electrical Products Spain SL(連結子会社)を設立 |
2019年8月 |
Ansell (Sales & Distribution) Limitedの子会社としてAnsell (Sales & Distribution) Republic of Ireland(連結子会社)を設立 |
2022年4月 |
東京証券取引所の新市場区分「プライム市場」に移行 |
事業内容
遠藤照明は、照明器具の製造販売、照明器具及び省エネ機器のレンタル、家具の販売を主な事業内容としている企業グループです。同社グループは、遠藤照明本体と連結子会社11社で構成されています。
事業セグメントは大きく分けて三つあります。第一に「照明器具関連事業」があり、これには照明器具の製造・販売が含まれます。このセグメントにおいて、遠藤照明は国内外の複数の子会社と共に活動しており、ENDO Lighting(THAILAND) Public Co.,Ltd.や昆山恩都照明有限公司、Ansell Electrical Products Limitedなどが事業を展開しています。
第二のセグメントは「環境関連事業」で、省エネ機器の販売および照明器具及び省エネ機器のレンタルを行っています。この事業においては、イーシームズ株式会社がレンタル・販売を手掛けています。
最後に「インテリア家具事業」があり、インテリア家具・用品の販売を行っています。このセグメントでは、遠藤照明自身が販売を担当しています。
これらの事業を通じて、遠藤照明グループは照明器具の専門知識を活かした製品とサービスを提供し、省エネルギー解決策や快適な居住空間の創出に貢献しています。
経営方針
遠藤照明は、照明器具の製造販売を中心に、環境関連事業やインテリア家具事業も手掛ける多角的な企業グループです。同社は、経営理念「企業は公器」として、社会的価値の向上と組織の可能性を最大限に引き出す経営を目指しています。具体的には、「ありがとう創造企業」を経営目的とし、人と地球に優しい高付加価値空間の創造を通じて社会に貢献することを目標に掲げています。
中長期的な経営戦略として、遠藤照明は「エシカル ソリューション NO.1 リーディングカンパニー」を目指しています。このビジョンの実現に向け、事業体制の強化とコスト削減を進めるとともに、利益重視の経営を推進しています。具体的な戦略としては、国内照明事業の成長と収益力向上、海外照明事業の持続的成長、環境関連事業の提案力強化、インテリア家具事業の利益確保などが挙げられます。これらの戦略を通じて、各セグメントでの競争力強化を図ります。
また、遠藤照明は、顧客ニーズに応えるための経営品質向上と顧客密着型経営を推進しています。市場競争の激化に対応するため、競争力と組織力の強化に重点を置き、安定した経営体制の構築を目指しています。これには、製品開発力と事業ノウハウの活用、生産性向上とコストダウン、ソリューション提案力の強化、海外事業の中核化、産学協同開発や外部企業とのコラボレーションによる技術開発などが含まれます。
遠藤照明は、これらの戦略を通じて、持続可能な社会の実現に貢献し、中長期的な企業価値の向上を目指しています。