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菊水ホールディングスJP:6912
沿革
1949年10月 |
東京都品川区中延町において小林 鉦(しょう)が個人経営の菊水電波研究所を創業し、ラジオ部品、通信機部品の製造販売を開始。 |
1951年8月 |
東京都大田区馬込西4丁目67番地に移転、株式会社に改組し、株式会社菊水電波を設立(資本金30万円)。 |
1953年5月 |
電子計測器の開発成功。 |
1957年10月 |
オシロスコープの生産、販売開始。 |
1958年6月 |
玉川工場を新設。 |
1958年10月 |
三共通信機部品株式会社を吸収合併し、資本金320万円に増資。 |
1960年8月 |
直流安定化電源装置の生産、販売開始。 |
1962年6月 |
商号を菊水電子工業株式会社に変更。 |
1965年1月 |
本社を神奈川県川崎市(旧玉川工場)に移転。 |
1983年10月 |
富士勝山事業所竣工操業開始。 |
1985年8月 |
富士勝山事業所第2期工事完成、操業開始。 |
1986年4月 |
山梨県南都留郡勝山村(現富士河口湖町)にフジテック株式会社(現連結子会社)を設立。 |
1988年11月 |
英国のマルコーニ・インスツルメンツ社(現ビアビ社)の日本総代理店となる。 |
1991年11月 |
社団法人日本証券業協会に店頭登録銘柄として株式を登録。 |
1993年8月 |
本社を神奈川県横浜市都筑区東山田に移転。 |
1994年10月 |
技術センター竣工。 |
1995年12月 |
国際品質保証規格ISO9001の認証を取得。 |
1997年12月 |
技術センター隣接地に本社屋竣工。本社・技術センター(現菊水創発センター)として業務開始。 |
2000年12月 |
環境マネジメントシステムISO14001の認証を取得。 |
2004年8月 |
中国江蘇省に菊水電子(蘇州)有限公司を設立。 |
2004年10月 |
米国カリフォルニア州にKIKUSUI AMERICA,INC.(現連結子会社)を設立。 |
2004年12月 |
社団法人日本証券業協会への店頭登録を取消し、株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。 |
2006年6月 |
中国上海市に菊水貿易(上海)有限公司(現連結子会社)を設立。 |
2010年3月 |
菊水電子(蘇州)有限公司を清算。 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。 |
2010年10月 |
大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。 |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。 |
2017年5月 |
本社機能を神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央へ移転。 |
2022年4月 |
関係会社菊水電子準備株式会社及び菊水エムズ株式会社を設立。 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場。 |
2022年10月 |
吸収分割により持株会社体制へ移行し、商号を菊水ホールディングス株式会社に変更するとともに、菊水電子準備株式会社へ当社製品の販売、開発事業及びこれらに関連する輸出入事業を承継し、菊水エムズ株式会社(現連結子会社)へ当社製品の生産及び当該事業に関連する輸出入事業を承継。 菊水電子準備株式会社の商号を菊水電子工業株式会社(現連結子会社)へ変更。 |
事業内容
菊水ホールディングス及びそのグループ企業は、電気計測器の製造、販売、研究開発、修理を主軸に事業を展開しています。同社グループは、菊水ホールディングスを含む合計6社で構成されており、それぞれが特定の業務を担当しています。
菊水電子工業株式会社は、電気計測器の研究開発、販売、修理を手掛けています。一方、菊水エムズ株式会社は製造を専門としており、フジテック株式会社は物流業務や製品の組立、配線などの製造作業を行っています。海外では、菊水貿易(上海)有限公司が中国市場での販売と修理を、KIKUSUI AMERICA, INC.が米国市場での販売と修理をそれぞれ担当しています。
同社グループは、これらの事業を通じて電気計測器等の製造と販売を一貫して行っており、事業セグメントは単一であるため、セグメントごとの事業内容の開示はありません。これらの事業活動を通じて、菊水ホールディングスグループは電気計測器市場において幅広いニーズに応える製品とサービスを提供しています。
経営方針
菊水ホールディングス及びそのグループ企業は、電気計測器の製造、販売、研究開発、修理を中心に事業を展開しています。同社グループは、技術開発力とマーケティング力の向上に努め、社会環境の変化に対応できる体制を構築し、安定した永続的な発展を目指しています。具体的には、グローバルビジネス及びソリューションビジネスの拡大と経費節減に取り組んでおり、国際競争力のある製品開発とお客様の課題解決に役立つ製品開発を進めています。
同社グループは、「連結売上高」「連結営業利益」を重要な経営指標としており、経営環境の不確実性が高い中でも、デジタル改革や脱炭素社会の実現に向けたグリーン化政策関連への投資など、将来の成長に向けた施策を推進しています。また、新型コロナウイルス感染症対策として、時差通勤やオンライン商談、Webを活用した販売促進活動などを実施し、事業及び営業活動の継続に取り組んでいます。
経営ビジョン「私たち菊水は自由で豊かな発想と行動力で“創発”し社会と共に進化します」のもと、「グローバルの進化」「ソリューションの深化」「事業ドメインの新化」「経営基盤の強化」を実践する経営計画に沿って、提案型営業体制の構築、新製品開発、製品競争力の強化、ソリューションビジネスの積極的展開、営業DXの推進、IR活動の推進など、多角的な施策を実施しています。これらの取り組みを通じて、菊水ホールディングスグループは、電気計測器市場において持続的な成長を目指しています。