トミタ電機 (6898) 株価

時価総額
¥30.9億
PER
60.9倍
フェライトコア・コイル・トランスの製造・販売を手掛ける電子部品材料の有力企業。磁性材料であるフェライトコアと電子部品のコイル・トランスが主力製品。国内不動産賃貸事業も展開。日本・中国・香港で事業展開。

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事業内容

トミタ電機は、電子機器に不可欠な磁性部品の専門メーカーです。同社の主力製品は、電子回路で使用されるフェライトコア(磁性材料)と、コイル・トランスなどの電子部品で、これらは家電製品や産業機器の電子回路に組み込まれる重要な基礎部品となっています。国内外の拠点で製造から販売まで一貫して手がけており、不動産賃貸事業も併せて展開しています。

同社の収益構造は電子部品材料事業が中心となっており、製品は電子機器メーカーや部品商社などに販売しています。製造面では国内の本社工場に加え、香港子会社のTOMITA FERRITE LTD.を通じて中国の珠海富田電子有限公司でも生産を行い、コスト競争力を確保しています。販売は国内外の顧客に直接行うほか、海外展開も積極的に進めています。

同社の事業は大きく「電子部品材料事業」と「不動産賃貸事業」の2つのセグメントに分かれています。電子部品材料事業はさらに「電子材料」と「電子部品」に細分化され、前者がフェライトコアの製造・販売、後者がコイル・トランスの製造・販売を担当しています。不動産賃貸事業では保有する店舗物件の賃貸収入を得ており、安定した収益源として機能しています。

経営方針

トミタ電機は安定的な経営基盤を重視した成長戦略を掲げており、自己資本比率80%以上、売上高経常利益率3%以上を目標とする堅実な経営指標を設定しています。現在の自己資本比率は85.4%と目標を上回っているものの、売上高経常利益率は△1.7%となっており、収益性の改善が急務となっています。同社は利益重視の体制強化を通じて、この経営指標の達成を目指しています。

同社の重点投資分野は、電気自動車や情報通信、産業機器、医療機器、省エネ・環境分野となっており、これらの成長市場での新規受注獲得に注力しています。特に電気自動車の電池管理システムや車内通信システム、通信基地局、データセンター向け部品、半導体製造装置、医療機器用部品などの高付加価値製品に焦点を当て、中国・香港・欧州の営業拠点と連携した販売拡大を進めています。

新市場開拓では、国内外での企業間競争や価格競争が激化する中で、海外生産工場での継続的な品質改善と経費削減を推進しています。中国市場の低迷やグローバル競争の激化といった厳しい事業環境に対応するため、海外拠点を活用したコスト競争力の強化と、新規市場への積極的な展開を両立させる戦略を採用しています。

技術革新への取り組みとして、同社は製造面でのデジタル変革と材料技術の向上を重視しています。原価低減に向けた製造設備の刷新、省力化、自動化、デジタル変革の推進により生産効率を高める一方で、高信頼性、高効率化、小型・高周波化を目的とした材質開発を進めています。これらの技術革新により、成長分野での競争優位性を確保し、持続的な成長基盤の構築を図っています。

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