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OSGコーポレーションJP:6757
沿革
昭和45年8月 |
大阪市天王寺区堂ヶ芝において㈱大阪三愛(資本金 1,500千円)を設立 家庭用浄水器の販売及び販売後のメンテナンス業務を開始 |
昭和52年2月 |
メンテナンス業務を主業とする㈱三愛ファミリー(資本金 1,000千円)を設立 |
昭和56年1月 |
本社を大阪市天王寺区空堀町に移転 |
昭和56年10月 |
関西地区総販社として関西リズムタッチ販売㈱(資本金 5,000千円)を設立 |
昭和57年11月 |
九州地区総販社として九州リズムタッチ販売㈱(資本金 5,000千円)を設立 |
昭和59年3月 |
関東地区総販社として東京リズムタッチ販売㈱(資本金 20,000千円)を設立 |
昭和59年4月 |
東海地区総販社として東海リズムタッチ販売㈱(資本金 1,000千円)を設立 |
昭和61年10月 |
関西リズムタッチ販売㈱、九州リズムタッチ販売㈱、東京リズムタッチ販売㈱、東海リズムタッチ販売㈱をそれぞれ㈱オーエスジー関西、㈱オーエスジー九州、㈱オーエスジー東京、㈱オーエスジー東海に商号変更 |
昭和62年9月 |
㈱三愛ファミリーを㈱オーエスジー・ファミリーに商号変更 |
平成2年7月 |
人材開発教育を目的とした㈱ジーエーティ研究所(資本金 10,000千円、現連結子会社)を設立 |
平成3年5月 |
㈱オーエスジー関西、㈱オーエスジー九州、㈱オーエスジー東京、㈱オーエスジー東海 各社全ての商号を㈱オーエスジー・コーポレーションに変更 |
平成8年8月 |
㈱オーエスジー・コーポレーション4社を合併し、商号を㈱オーエスジー・コーポレーション(資本金 71,000千円)とする。 |
平成9年4月 |
アルカリイオン整水器製造子会社として㈱ニチデンの株式取得 |
平成9年6月 |
米国を始め、海外へアルカリイオン整水器輸出開始 |
平成10年2月 |
㈱大阪三愛を存続会社として、旧㈱オーエスジー・コーポレーション、㈱オーエスジー・ファミリーを吸収合併 ㈱大阪三愛を㈱オーエスジー・コーポレーションに商号変更(資本金 182,400千円)、本社屋を大阪市北区天満に竣工し、移転 |
平成10年3月 |
自社ブランドアルカリイオン整水器「ヒューマンウォーター」発売 |
平成12年1月 |
アルカリイオン整水器及びハイクロソフト酸化水生成器(殺菌装置)等の増強・営業展開の向上を目的として、㈱オムコ及び㈱オムコ・オーエムシーより工業所有権、生産設備及び在庫品等を取得 |
平成13年8月 |
スウェーデンを始め、海外へハイクロソフト酸化水生成器及びセリウスソフト水生成装置輸出開始 |
平成13年8月 |
主たる生産拠点として川越工場取得 |
平成13年8月 |
株式を日本証券業協会に店頭登録(資本金 601,000千円) |
平成14年1月 |
家庭用浄水器「TWINe(ツイン・イー)」発売 |
平成15年4月 |
商号を「株式会社OSGコーポレーション」に変更 |
平成15年7月 |
中国へアルカリイオン整水器輸出開始 |
平成16年5月 |
中国市場でのアルカリイオン整水器の製造及び販売を目的として、製造子会社天年三愛環保科技(蘇州)有限公司(資本金 45,000千円、出資比率 60%)を設立 |
平成16年12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場 |
平成17年6月 |
アルカリイオン整水器「ヒューマンウォーター88」発売 |
平成18年3月 |
ミネラルウォーター製造装置の販売及びウォーターサーバー並びにミネラルボトルウォーターの宅配業務を目的として、子会社㈱ウォーターネット(資本金 300,000千円、出資比率 80%)を設立 |
平成19年11月 |
天年三愛環保科技(蘇州)有限公司を欧愛水基環保科技(蘇州)有限公司(資本金 150,000千円、現出資比率 100%)に商号変更 |
平成21年2月 |
㈱ウォーターネットの加盟店である㈱ジャパンボトラーズの株式を追加取得、持分法適用関連会社化 |
平成21年4月 |
㈱ウォーターネットの株式をジャパンフーズ㈱へ有償譲渡(出資比率75%) |
平成22年3月 |
子会社欧愛水基環保科技(蘇州)有限公司を資本金200,000千円に増資 |
平成22年7月 |
子会社欧愛水基環保科技(蘇州)有限公司を資本金250,000千円に増資 |
㈱ウォーターネットの株式をジャパンフーズ㈱へ有償譲渡(現出資比率66%) |
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平成22年9月 |
中国市場でのアルカリイオン整水器の販売強化を目的として、孫会社珠海欧愛水基水科技有限公司を設立(子会社欧愛水基環保科技(蘇州)有限公司の50%子会社) |
平成22年12月 |
水関連事業の拡大を目的として、㈱オアシスウォーターの株式を取得、連結子会社化 |
子会社欧愛水基環保科技(蘇州)有限公司を資本金300,000千円に増資 |
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平成24年3月 |
㈱ニチデンの商号を㈱OSGウォーターテック(現連結子会社)に変更 HOD(水宅配)事業の業容拡大を目的として、孫会社㈱ウォーターネットエンジニアリングを設立(子会社㈱ウォーターネットの現100%子会社) |
平成24年5月 |
水関連機器事業の拡大を目的として、子会社㈱OSGコミュニケーションズ(資本金 10,000千円、連結子会社)を設立 |
平成24年6月 |
㈱オアシスウォーターを吸収合併 |
平成24年8月 平成25年5月 平成26年1月 |
電解水素水生成器(アルカリイオン整水器)「ヒューマンウォーター121」発売 ㈱ウォーターネットを資本金340,000千円に増資 孫会社珠海欧愛水基水科技有限公司の株式を追加取得(子会社欧愛水基環保科技(蘇州)有限公司の現100%子会社) |
平成26年3月 |
子会社㈱OSGコミュニケーションズを資本金55,000千円に増資 |
平成28年1月 平成28年8月 |
1株につき1.1株の割合で株式分割を実施 中国上海市に1,000平米の大規模展示場「水蜜碼館(水のパスワード館)」をオープン 珠海欧愛水基水科技有限公司を上海欧愛環保科技有限公司に商号変更 |
平成29年8月 平成29年10月 |
生産効率向上のために川越工場の大規模リニューアルを実施 インド市場でのアルカリイオン整水器の販売を目的として、子会社OSG WATER-TECH INDIA PRIVATE LIMITED(資本金 10,000千インドルピー、出資比率 60%)を設立 |
平成30年5月 |
「水にこだわる高級食パン」食パン専門店「銀座に志かわ」の展開を目的として、孫会社㈱銀座仁志川(現連結子会社、資本金 6,000千円、子会社㈱OSGコミュニケーションズの出資比率41.6%)を設立 |
平成30年9月 |
食パン専門店「銀座に志かわ」第1号店として銀座本店をオープン |
平成31年2月 |
電解水素水生成器(アルカリイオン整水器)「ヒューマンウォーター150」発売 |
平成31年2月 |
「ステハジ」プロジェクト始動。使い捨てから生まれる社会課題を啓発。 |
平成31年4月 |
孫会社㈱銀座仁志川(現連結子会社)を資本金100,000千円に増資 |
令和2年7月 |
孫会社㈱銀座仁志川(現連結子会社)の株式を追加取得(子会社㈱OSGコミュニケーションズの出資比率53.3%) |
令和2年10月 |
自己株式の処分及び当社株式の売出しを実施 |
令和2年11月 |
孫会社㈱銀座仁志川(現連結子会社)の株式を追加取得(子会社㈱OSGコミュニケーションズの現出資比率66.7%) |
令和3年2月 |
国内水関連機器事業の経営資源の統合・集約による経営効率の向上を図るため、子会社㈱OSGコミュニケーションズを吸収合併 |
令和3年4月 |
欧愛水基環保科技(蘇州)有限公司を欧愛水(上海)環保科技有限公司に商号変更 |
令和4年3月 |
サブスクリプション専用モデルとして、電解水素水生成器(アルカリイオン整水器)「MINE」発売 |
令和4年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行 |
令和4年7月 |
アメリカ カリフォルニア州ロサンゼルスに「銀座に志かわ」海外第1号店として、サンタモニカ店をオープン |
事業内容
OSGコーポレーションとそのグループ企業は、環境と健康に関連する機器の製造と販売を主軸に事業を展開しています。具体的には、電解水素水生成器、浄水器、HOD(水宅配)事業、家庭用電気治療器などが主要製品です。これらの製品は、OSGコーポレーション及びその子会社によって国内外で販売されており、製造は㈱OSGウォーターテックが中心となって行っています。
事業セグメントは大きく分けて四つあります。第一に水関連機器事業があり、電解水素水生成器や浄水器、ウォータークーラーなどが含まれます。これらの製品は、国内ではOSGコーポレーションとその子会社が販売し、中国市場では欧愛水(上海)環保科技有限公司が製造から販売までを担当しています。
第二のセグメントはメンテナンス事業で、電解水素水生成器や浄水器の交換用カートリッジ、衛生管理機器用の添加液などが主な製品です。これらはOSGコーポレーションが販売し、㈱OSGウォーターテックや欧愛水(上海)環保科技有限公司が製造を行っています。
第三にHOD(水宅配)事業があり、冷温水サーバーの貸し出しと、同社が開発したミネラルウォーター製造プラントで製造された水の宅配を行っています。この事業はエリアライセンスチェーン形式で全国展開されており、加盟店の獲得にも力を入れています。
最後にフランチャイズ事業があり、業務用アルカリイオン水を使用した「水にこだわる高級食パン」の専門店運営や介護宅配弁当の製造・販売を行っています。これらの事業を通じて、OSGコーポレーションは環境と健康に貢献する製品とサービスを提供しています。
経営方針
OSGコーポレーションは、環境と健康に関連する機器の製造と販売を軸に、多角的な成長戦略を推進しています。同社は、2022年を初年度とする「第10次4ヶ年計画」を実施中であり、2025年の創立55周年に向けて、販売促進企画の積極的な実施や「ステハジ」プロジェクトの推進を通じて事業拡大を目指しています。また、フランチャイズ事業では、「OSG2030ビジョン」に基づき、「食」の領域拡大と海外展開に注力しています。
営業体制の強化、新規市場の開拓、メンテナンスシステムの充実、海外事業の展開、HOD(水宅配)事業の育成、新製品の開発など、事業上及び財務上の課題に対処するための具体的な方針を設定しています。特に、アルカリイオン水のペットボトル飲料市場や衛生管理ビジネスの拡大、新しい情報管理システムの導入によるメンテナンスシステムの強化、中国やインドを含むアジア諸国への市場拡大など、グローバルな視点からの成長戦略が見て取れます。
OSGコーポレーションは、これらの戦略を通じて、不透明な経済環境の中でも安定した収益基盤の構築と将来の成長を目指しています。同社の事業セグメントは、水関連機器事業、メンテナンス事業、HOD事業、フランチャイズ事業に大別され、これらを軸に環境と健康に貢献する製品とサービスの提供を続けています。