日本信号JP:6741

時価総額
¥895.3億
PER
10.9倍
鉄道信号やスマートモビリティ、AFC、R&Sの製造販売を行い、関連工事や保守、ソフトウェア開発も手がける企業。

事業内容

日本信号は、交通運輸インフラ事業とICTソリューション事業の2つの主要な事業セグメントを持っています。交通運輸インフラ事業では、鉄道信号やスマートモビリティ関連の製品を製造・販売しています。これには、日信電設や日信テクノエンジニアリングなどの子会社が関連工事の設計施工を行っています。

ICTソリューション事業では、AFC(自動料金収受システム)やR&S(ロボティクス&センシング)を手がけています。これらの製品は、日本信号が製造・販売し、日信工業や山形日信電子などの子会社から部品を調達しています。また、ソフトウェア開発は日信ソフトエンジニアリングが担当しています。

さらに、日本信号は、電気・電子機器製品の販売や保守を行うために、日信電子サービスや福岡日信電子などの子会社を通じてサービスを提供しています。海外では、中国、インド、台湾、バングラデシュにおいて、現地の子会社が製品の販売や保守を行っています。

経営方針

日本信号は、1928年の設立以来、鉄道や道路交通などの社会インフラの発展に貢献してきました。2019年度からは「Vision-2028 EVOLUTION 100」という長期経営計画を開始し、2028年の設立100周年に向けて、グローバル化とデジタル技術の変革に対応した事業構造改革を推進しています。

この計画の一環として、2024年度から「Realize-EV100」という中期経営計画をスタートしました。この計画では、新商材の開発やバリューチェーンの改革を通じて収益性の向上を目指しています。また、ROIC経営を進め、資本コストや株価を意識した経営を実現することを目指しています。

日本信号は、デジタルディスラプションに対応し、新しいビジネスモデルを追求しています。自動運転技術や多機能重機ロボットなどのDX商材の開発を進め、国際事業の拡大やオペレーション&メンテナンス事業の強化に取り組んでいます。これにより、ROEやROICの向上を図り、IR活動を強化しています。

重点課題として、新事業・新商材の社会実装の加速、国際事業の成長、ものづくりの効率化を掲げています。特に、脱炭素化やソフトウェアファーストに対応した商材開発を強化し、グループ全体での設計標準化を進めています。これにより、持続可能な社会の実現に貢献しています。

また、ESG経営の推進にも力を入れています。温室効果ガスの削減や鉄道の普及を通じて環境負荷を低減し、従業員エンゲージメントの向上や地域密着型の社会貢献活動を展開しています。コーポレートガバナンスの強化も図り、企業価値の向上に努めています。