ピクセラJP:6731株価

時価総額
¥42億
PER
AV関連・家電・デジタルプラットフォームの有力企業。ウェアラブル、視聴アプリ、リワード・決済プラットフォーム、暗号資産・NFT、新4K8K対応テレビなど8分野の製品・サービスを展開。国内外でD2Cと代理店販売を展開。

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事業内容

ピクセラはAV機器や家電、身に着けるヘルス機器と、それらを動かす視聴アプリやクラウドサービスを企画・開発・販売しています。また、デジタル広告やマーケティング、ポイント・決済などのプラットフォーム事業や、暗号資産やNFTなどのデジタル資産関連も手掛けています。

同社の顧客は一般消費者と法人に分かれ、家電量販店やECでの個人購入のほか、ホテルや病院向けの視聴サービス提供企業、広告主や広告代理店が主要取引先です。収益はハードの販売に加え、アプリやクラウドの定額サービス、ソフトウェアのライセンス料、広告・マーケティング手数料、プラットフォーム運営による継続課金で構成されています。

事業は「AV関連事業」と「家電事業」の二つのセグメントで報告しており、AV関連ではテレビチューナーやキャプチャーソフト、視聴アプリ、業務向けの月額サービスや通信機能を持つ端末などを扱っています。家電事業では生活家電や理美容家電を自社ブランドや他社ブランドで企画・販売し、自社通販や海外販売代理も行っています。

経営方針

同社は従来のテレビチューナー中心の事業構造からの転換を目指しています。具体的にはAV関連と家電の安定供給を維持しつつ、成長領域である「ウェルネス・ヘルスケア×Web3」へ経営資源をシフトし、中長期的にデータ駆動のプラットフォーム事業による継続収益の拡大を図っています。収益構造の立て直しとしては、2023年の構造改革で毎月約1,000万円の固定費削減を図り、2024年にはグループで約26%の人員削減と年約2億2,100万円の固定費削減を見込み、財務面では新株予約権の行使で15億円、無担保社債で3億円を調達するなど、成長投資のための資金確保も進めています。

重点投資分野では、ハードとソフトを一体化した差別化を図っています。AV分野ではワイヤレステレビチューナー「XIT-AIR120CW」やSIMフリールーター「PIX-RT100」など主力製品の安定供給を継続しつつ、家電では調理家電や理美容家電で高付加価値製品を投入しています。さらに、自社の技術力を活かしてウェアラブルIoT、特にスマートリング「Re・De Ring」を中核とするRe・Deブランドを展開し、デザインと体験価値を重視したD2Cや体験型販売、クラウドファンディング(例:Makuakeでの応援金が1,000万円超)を通じて差別化を図っています。

新市場開拓と事業拡大では、デジタルとリアルを組み合わせたエコシステム構築を進めています。2025年には健康行動を報酬化するWeb3プロジェクト「WellthVerse」を打ち出し、同年4月には高還元のポイントアプリ「エブリポイント」をローンチしてデジタル収益基盤を整備しました。グローバル展開では2025年に台湾の販売代理店と独占契約を締結し、2027年までに台湾・韓国・中国・シンガポール・香港のアジア主要5地域へRe・Deを展開する目標を掲げ、現地流通を活用した拡販を狙っています。

技術革新への取り組みとしては、ソフトウェアとハードウェアの両面でIoTやAIを活用した製品開発を強化しています。具体的にはスマートリング等で睡眠や活動データを取得して可視化し、そのデータをブロックチェーンによる安全管理やトークン/ポイントによるインセンティブ設計に結びつけることで、利用継続を促す仕組みを構築しています。同社はこの「ソフト×ハード」戦略で革新的な健康管理プラットフォームの構築を目指しており、これにより中長期的に顧客基盤と収益性の向上を図っています。