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IDECJP:6652
沿革
1945年11月 |
和泉商会創業 電気器具の小売、卸売業開始 |
1947年3月 |
和泉電気株式会社(大阪市中央区)設立 開閉器の生産、販売開始 |
1972年12月 |
アイデックコントロールズ株式会社(現・IDECシステムズ&コントロールズ株式会社)を設立(現・連結子会社) |
1975年10月 |
IDEC CORPORATION(米国)を設立(現・連結子会社) |
1982年7月 |
CI導入「IDEC」商標決定 英文社名変更 |
11月 |
大阪証券取引所市場第2部に株式を上場 |
1983年9月 |
台湾愛徳克股份有限公司(中華民国)を設立(現・連結子会社) |
12月 |
株式会社アイ・イー・エス(現・IDECロジスティクスサービス株式会社)を設立(現・連結子会社) |
1984年6月 |
福崎事業所(兵庫県神崎郡)完成 操業開始 |
1989年3月 |
東京証券取引所市場第2部に株式を上場 |
11月 |
滝野事業所(兵庫県加東市)操業開始 |
1990年10月 |
東京証券取引所、大阪証券取引所市場第1部に指定 |
1992年8月 |
台湾和泉電気股份有限公司(中華民国)を設立(現・連結子会社) |
1995年8月 |
IDEC IZUMI(H.K.)CO.,LTD.(香港)(現・IDEC HONG KONG CO.,LTD.)を設立(現・連結子会社) |
1998年4月 |
竜野物流センター(兵庫県たつの市)完成 操業開始 |
2000年2月 |
IDEC IZUMI ASIA PTE LTD.(シンガポール)を設立(現・連結子会社) |
2002年7月 |
蘇州和泉電気有限公司(中華人民共和国)を設立(現・連結子会社) |
11月 |
愛徳克電気貿易(上海)有限公司(中華人民共和国)を設立(現・連結子会社) |
2004年10月 |
IDEC IZUMI(H.K.)CO.,LTD.(香港)を合弁で設立(現・連結子会社) |
2005年11月 |
IDEC株式会社へ社名を変更 |
2012年4月 |
IDEC ASIA(THAILAND)CO.,LTD.を設立(現・連結子会社) |
2013年7月 |
尼崎事業所(兵庫県尼崎市)完成 操業開始 |
11月 |
愛徳克電子科技(上海)有限公司(中華人民共和国)を設立(現・連結子会社) |
12月 |
IDEC DATALOGIC株式会社(現・IDEC AUTO-ID SOLUTIONS株式会社)の株式取得(現・連結子会社) |
12月 |
データロジックADC株式会社の株式取得(2014年4月、吸収合併により、IDEC AUTO-ID SOLUTIONS株式会社に統合) |
2014年5月 |
株式会社コーネット及び株式会社コーネットシステムの株式取得(2015年4月、吸収合併により、株式会社コーネットに統合後、2016年9月、IDECファクトリーソリューションズ株式会社へ社名を変更(現・連結子会社)) |
2017年3月 |
MMI Technologies SASの株式取得(現・連結子会社) |
9月 |
株式会社ウェルキャットの株式取得(2020年4月、吸収合併により、IDEC AUTO-ID SOLUTIONS株式会社に統合) |
2018年7月 |
株式会社東京センサの株式取得(2019年4月、吸収合併により、IDEC株式会社に統合) |
2020年1月 |
IDEC CONTROLS INDIA PRIVATE LIMITED(インド)を設立(現・連結子会社) |
11月 |
IDECセールスサポート株式会社を設立(現・連結子会社) |
2021年4月 |
IDECファクトリーソリューションズ株式会社がスキューズ株式会社より事業を譲受 |
9月 |
IDEC ALPS Technologies株式会社を設立(現・連結子会社) |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
事業内容
IDECは、HMI事業、インダストリアルコンポーネンツ事業、オートメーション&センシング事業、安全・防爆事業、システム事業、その他の製造及び販売を手掛けるグローバル企業です。同社は、制御用操作スイッチ、ジョイスティック、表示灯、プログラマブル表示器などのHMI製品、スイッチング電源、端子台、制御用リレー/ソケット、サーキットプロテクタ、産業用LED照明などのインダストリアルコンポーネンツ製品を提供しています。
また、プログラマブルコントローラ、センサ、自動認識機器などのオートメーション&センシング製品、安全関連機器や防爆関連機器などの安全・防爆製品、協働ロボットシステム事業や各種システムなどのシステム事業、環境・エネルギー関連事業なども展開しています。
IDECは、日本をはじめ、米州、アジア・パシフィック、EMEA(欧州、中東及びアフリカ地域)など、世界各地に販売会社や製造会社を持ち、地域に適した戦略を立案し事業を展開しています。同社グループは、製造・販売体制を基礎とした地域別のセグメントを構成し、グローバルな視点で事業を推進しています。
経営方針
IDECは、真のグローバル企業としての地位を確立し、持続的な成長を目指しています。そのために、「The IDEC Way」という経営理念を掲げ、Vision、Mission、Core Valuesを基盤に事業を展開しています。同社は、人間性尊重経営の理念を継承し、人と機械の最適な環境を創造することで、世界中の人々の安全・安心・ウェルビーイングを実現することを目指しています。
2025年3月期を目途とする中期経営計画では、ROIC10%以上、ROE15%以上、EPS360円以上を目標としています。また、同社は株式の流動性向上と個人株主の増加を目指し、利益還元の充実や株主向け説明会の開催などを進めています。
新たな中期経営計画では、2025年3月期に売上高850億円以上、営業利益153億円以上、営業利益率18%以上の達成を目指しています。この計画の下で、IDECは自動化・無人化・省力化の需要や、安全・安心・ウェルビーイング意識の向上に対応する取り組みを推進し、社会課題の解決に貢献することで持続的な成長を目指しています。
さらに、IDECはHMI(Human-Machine Interface)のリーディングカンパニーとして、IoTの進展による人と機械、機械と機械の相互ネットワーク「Interaction」への事業領域拡大を図っています。新たなコンセプト「HMI-X[Transformation]」を通じて、人を中心とした最適なインターフェースの提供を目指し、人と機械の最適環境を創造することで、世界中の人々の安全・安心・ウェルビーイングを実現する方針です。