C&GシステムズJP:6633

時価総額
¥29.8億
PER
CAD/CAMシステムの開発・製造・販売、保守サービス、金型の製造・販売・請負を手がける。

沿革

2007年2月

コンピュータエンジニアリング株式会社と株式会社グラフィックプロダクツは共同して株式移転により完全親会社を設立する共同株式移転計画書に調印

2007年3月

コンピュータエンジニアリング株式会社と株式会社グラフィックプロダクツは、それぞれの株主総会において、両社が株式移転により共同で完全親会社を設立することを承認

2007年7月

株式移転によりアルファホールディングス株式会社を設立

2007年7月

ジャスダック証券取引所に株式を上場

2007年12月

2次元、3次元融合型CAD/CAMシステム「EXCESS-HYBRID」の販売を開始

2010年1月

コンピュータエンジニアリング株式会社および株式会社グラフィックプロダクツを吸収合併し、株式会社C&Gシステムズに商号変更

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場

2010年10月

大阪証券取引所JASDAQ市場、同取引所ヘラクレス市場および同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2011年5月

本店を現在の東京都品川区東品川に移転

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所との現物市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2017年11月

東京証券取引所市場第二部へ市場変更

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行

1978年11月

福岡県北九州市八幡西区に、事務用パッケージソフトの製造販売を目的として、株式会社西部周防を設立。CAD/CAMの受託開発、販売を開始

1982年9月

大手順送プレス金型製造業向け2次元CAD/CAMシステム「ACE Ⅰ」の販売を開始

1983年4月

コンピュータエンジニアリング株式会社に商号変更

1984年5月

東京支店を開設

1985年12月

大阪支店を開設

1985年12月

新本社ビル完成(現株式会社C&Gシステムズ北九州本社)

1986年12月

2次元CAD/CAM一体型システム「EXCESSシリーズ」の販売を開始

1987年8月

名古屋支店を開設

1995年9月

3次元CAMメーカーである「タム株式会社」を吸収合併

2004年12月

金型生産管理システム「AIQ」の販売を開始

1981年2月

東京都目黒区に、図形、画像処理に関連するコンピューターシステムの開発、製造および販売を目的として株式会社グラフィックプロダクツを設立

1981年9月

金型製造用3次元NC自動プログラミングシステム「TOOL-1」の販売を開始

1984年3月

東京都渋谷区に移転

1986年9月

大阪営業所を開設

1990年3月

名古屋事務所を開設

1990年7月

金型用CAMシステム「CAM-TOOL」の販売を開始

1997年6月

日本証券業協会に株式を店頭登録(現東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))

1999年2月

北関東営業所を開設

2001年2月

米国に現地法人「GRAPHIC PRODUCTS NORTH AMERICA,INC.」を設立
(現CGS NORTH AMERICA,INC.(USA))

2001年2月

カナダに現地法人「GRAPHIC PRODUCTS NORTH AMERICA INC.」を設立
(現CGS NORTH AMERICA INC.(CANADA))

2001年4月

千葉県千葉市に移転

2002年7月

タイ王国に現地法人「GRAPHIC PRODUCTS ASIA CO.,LTD.」を設立
(現CGS ASIA CO.,LTD.)

2002年7月

タイ王国に現地法人「GP ASSISTING(THAILAND)CO.,LTD」を設立
(現CGS ASSISTING(THAILAND)CO.,LTD.)

2004年5月

東京都渋谷区に移転

2004年7月

米国に現地法人「Tritech International,LLC」を設立

事業内容

C&Gシステムズとその連結子会社5社は、CAD/CAMシステムの開発、製造、販売及び保守サービス、さらに金型の製造、販売、請負を主な事業としています。同社の事業は、主に以下のように分類されます。

まず、CAD/CAMシステムに関しては、C&Gシステムズが開発、製造、販売を手掛けています。また、北米市場ではCGS NORTH AMERICA INC.(カナダ)が、アジア市場ではCGS ASIA CO., LTD.がそれぞれ販売を担当しています。さらに、CGS ASSISTING(THAILAND) CO., LTD.はCGS ASIA CO., LTD.への出資を通じて関連しています。

金型製造については、Tritech International, LLCが製造・販売を行っており、CGS NORTH AMERICA, INC.(USA)が出資を通じてこの事業に関与しています。

これらの事業活動を通じて、C&Gシステムズグループは、製造業向けのソリューション提供に注力しており、CAD/CAMシステムの提供による設計・製造プロセスの効率化や、高品質な金型の提供による製品生産の支援を行っています。同社グループは、これらの事業を通じて、製造業のニーズに応える多様なサービスと製品を提供しています。

経営方針

C&Gシステムズは、製造業向けのソリューション提供に特化した企業グループです。同社は、「生産性の限界に挑戦する」という社是のもと、CAD/CAMシステムの開発、製造、販売及び保守サービスを主軸に事業を展開しています。また、金型の製造、販売、請負も手掛けており、製造業の設計・製造プロセスの効率化や高品質な金型の提供を通じて、製品生産の支援を行っています。

中期経営戦略として、C&Gシステムズは、主力製品の機能強化や将来を見据えたリニューアル開発、AIや形状認識の製品化に注力しています。また、切削加工と積層造形技術の新たな付加価値機能開発や、金型隣接市場である部品加工向け製品の機能強化も進めています。海外市場への拡大も重要な戦略であり、特にASEAN地域を中心に事業を展開し、海外販売比率の向上を目指しています。

さらに、OEM事業の強化や、工程管理製品の機能強化による市場拡大、同業他社や生産財メーカーへのCAD/CAMエンジンの提供など、多角的な成長戦略を推進しています。これらの戦略を通じて、C&Gシステムズは企業価値のさらなる向上を目指しています。

新型コロナウイルス感染症の影響を受ける中、同社は非対面・オンライン活動の常態化、海外サプライチェーンの変化、製品提供スタイルの変化への対応、R&D開発体制の強化など、外部環境の変化に柔軟に対応し、業績の継続的向上を図ることを目標にしています。これらの取り組みは、同社が直面する課題への対応策として重要な役割を果たしています。