RPAホールディングスJP:6572

時価総額
¥148.7億
PER
ロボットアウトソーシング事業では「BizRobo!」、ロボットトランスフォーメーション事業では成果報酬型広告サービス「PRESCO」、RaaS事業では「RoboRobo」、セールスアウトソーシング事業を展開。

沿革

2000年4月

Webサービス企画を目的として、デジタルリパブリック株式会社(現RPAホールディングス株式会社)を東京都渋谷区神山町に設立(資本金10,000千円)

2002年3月

本社を東京都港区北青山に移転

2002年8月

資本金を30,000千円に増資

オープンアソシエイツ株式会社(現RPAホールディングス株式会社)に商号変更

2006年3月

本社を東京都港区赤坂に移転

2008年10月

「BizRobo!」提供を開始

2008年12月

セールスアウトソーシング事業を行うリーグル株式会社(現連結子会社)を子会社として設立

2012年2月

アジアでのホールディングス体制への移行の為、リーグル株式会社の株式をOPEN ASSOCIATES ASIA PTE. LTD.に譲渡(同社株式の100%を譲渡)

2012年3月

本社を東京都港区赤坂に移転

2012年6月

株式会社セグメント(現連結子会社)の株式をOPEN ASSOCIATES ASIA PTE. LTD.が譲受(同社株式の100%を譲受)

2012年9月

株式会社セグメントにおいて「PRESCO事業」を開始

2013年7月

ロボットアウトソーシング事業を行うビズロボジャパン株式会社(現RPAテクノロジーズ株式会社)(現連結子会社)を子会社として設立

2013年11月

アジアでのホールディングス体制への移行の為、ビズロボジャパン株式会社の株式をOPEN ASSOCIATES ASIA PTE. LTD.に譲渡(同社株式の100%を譲渡)

2013年12月

アジアでのホールディングス体制への移行の為、OPEN ASSOCIATES ASIA PTE. LTD.が当社株式(被所有割合100%)を取得し、当社の親会社となる

2014年9月

OPEN ASSOCIATES ASIA PTE. LTD.がOPEN ASSOCIATES USA., INC.を設立

2015年9月

当社を持株会社とする国内ホールディングス体制への移行の為、当社株式をOPEN ASSOCIATES ASIA PTE. LTD.より同社の株主に対して譲渡

2015年9月

当社を持株会社とする国内ホールディングス体制への移行の為、ビズロボジャパン株式会社、リーグル株式会社、株式会社セグメントの株式をOPEN ASSOCIATES ASIA PTE. LTD.より譲受(子会社株式の100%を譲受)

2015年11月

当社、リーグル株式会社、株式会社セグメント、ビズロボジャパン株式会社の決算期を9月30日から2月末日に変更

2015年11月

OPEN ASSOCIATES USA., INC.の株式をOPEN ASSOCIATES ASIA PTE. LTD.より譲受(同社株式の100%を譲受)

2016年1月

当社を純粋持株会社へ移行、併せてオープンテクノロジーズ株式会社(現RPAホールディングス株式会社)に商号を変更、事業会社オープンアソシエイツ株式会社(現連結子会社)を会社分割により子会社として新設

2016年4月

ビズロボジャパン株式会社をRPAテクノロジーズ株式会社(現連結子会社)に商号を変更

2017年2月

RPAエンジニアリング事業を行うRPAエンジニアリング株式会社をRPAテクノロジーズ株式会社から新設分割により設立

2017年6月

RPAホールディングス株式会社に商号変更

2017年7月

RPA分野の事業展開を共同で行い、さらなる市場拡大を目指すため、ソフトバンク株式会社と業務提携

2018年3月

東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場

2018年9月

株式会社ディレクト(現連結子会社)の株式取得

2019年3月

東京証券取引所市場第一部に指定

2019年9月

RPA BANK事業を行う株式会社RPA BANK(現連結子会社)を株式会社セグメントから新設分割により設立

2020年4月

本社を東京都港区虎ノ門に移転

2020年9月

RPAテクノロジーズ株式会社がRPAエンジニアリング株式会社を吸収合併

2021年9月

RPA BANK事業をアイティメディア株式会社へ事業譲渡

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

事業内容

RPAホールディングスは、経営理念に「知恵とテクノロジーで新しい事業を創造し、個性が輝く楽しい時代に進化する」を掲げ、新規事業創造を通じた豊かな社会の実現に尽力しています。同社グループは、純粋持株会社であるRPAホールディングスと、事業を担う連結子会社10社で構成されており、ロボットアウトソーシング事業、ロボットトランスフォーメーション事業、RaaS事業、セールスアウトソーシング事業を展開しています。

ロボットアウトソーシング事業では、RPAテクノロジーズ株式会社が、人間の定型作業を代行・代替するDigital Laborを作成するプラットフォーム「BizRobo!」を開発・提供しています。この事業は、人事、経理財務、調達及び営業事務などの業務領域で、RPAを活用し業務の効率化を図っています。

ロボットトランスフォーメーション事業では、株式会社セグメント及び株式会社ディレクトが中心となり、成果報酬型広告サービス「PRESCO」を展開。このサービスは、オンライン広告業界におけるマーケティングデータの収集・集計・レポーティング業務等をRPA等を活用して行っています。

RaaS事業では、オープンアソシエイツ株式会社が、汎用ロボットによるサービスRaaS(Robot As A Service)を提供。バックオフィス業務の自動化を実現するクラウドサービス「RoboRobo」を通じて、生産性向上を目指しています。

その他の事業として、リーグル株式会社がセールスアウトソーシング事業を展開。主にIT企業を対象とした法人向けセールスアウトソーシング事業を行っています。

これらの事業を通じて、RPAホールディングスは少子高齢化や労働生産人口の減少といった社会的課題の解決を目指しています。

経営方針

RPAホールディングスは、経営理念に「知恵とテクノロジーで新しい事業を創造し、個性が輝く楽しい時代に進化する」を掲げ、新規事業創造を通じた豊かな社会の実現に尽力しています。同社は、日本が直面する超高齢化社会への対処と、経済産業省が示す「第4次産業革命への対応の方向性」に基づき、「仕事・働き方」の大きな変化に対応するため、人工知能やロボットを活用した生産性の向上と省人化の進展を社会的使命として位置づけています。具体的には、仮想知的労働者(Digital Labor)を活用した新規事業創造に取り組み、少子高齢化や労働生産人口の急激な減少という社会的課題の解決を目指しています。

中長期的な経営戦略として、RPAホールディングスは、人工知能やロボットがもたらす第4次産業革命によるホワイトカラーの仕事内容の変化に対応し、RPAサービスの提供とRPA技術を活用した事業を通じて、グループ各事業の成長と収益力の強化を図り、企業価値の向上に取り組んでいます。2024年2月期には、売上高6,600百万円、営業利益500百万円を目標としています。また、国内RPA市場の更なる進展を見込み、RPAの普及を加速する製品の開発、事業開発を進め、事業基盤の強化と持続的な成長を目指しています。

同社は、ロボットアウトソーシング事業、ロボットトランスフォーメーション事業、RaaS事業などを展開し、これらの事業を通じて、少子高齢化や労働生産人口の減少といった社会的課題の解決を目指しています。事業基盤の強化、Digital Laborを活用した新規事業創造、RPAプラットフォームの構築、人材の強化、社内管理体制の強化など、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題にも積極的に取り組んでいます。