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AIAIグループJP:6557
事業内容
AIAIグループは、持株会社と2つの子会社から成り立ち、主に「チャイルドケア事業」を展開しています。この事業は、直営保育施設や多機能型事業所の運営を中心に行われています。また、グループ会社の管理や経営指導業務も「その他」として行っています。
AIAIグループのチャイルドケア事業は、東京23区、千葉県、大阪市内で認可保育園や多機能型事業所を運営しています。認可保育園は、児童福祉法に基づき、国や自治体からの給付を受けて運営されています。小規模保育施設は、19名以下の子どもを対象に、市町村の認可を受けて運営されています。
多機能型事業所では、障害児通所支援や障害福祉サービスを提供しています。これにより、児童の発達支援における多様なニーズに応えています。専門家が個別にサービスを提供し、利用者のニーズに合わせた支援を行っています。
その他の事業として、AIAIグループはグループ会社の管理や経営指導を行っています。これにより、グループ全体の運営効率を高め、事業の成長を支えています。
経営方針
AIAIグループは、2024年4月に新たなグループ経営理念を掲げ、「保育」「療育」「教育」の3つの「育」を一体的に提供する「AIAI三育圏」を推進しています。この戦略により、多様な子どもたちが持つ力を最大限に引き出し、より良い社会の実現を目指しています。また、グループ企業間のシナジーを高め、社会貢献を続けることを目指しています。
AIAIグループは、2024年から2026年までの中期経営計画を策定し、2026年にはグループ連結売上で120億円から130億円、営業利益で3億円から5億円を目標としています。AIAI NURSERYの収益化施設の増加とAIAI PLUSの収益力強化を通じて、利益率の向上を図ることを目指しています。
AIAI NURSERYの基盤維持と拡大は、待機児童の解消が進む中でも高いニーズが見込まれるエリアでの新規開設を続け、M&Aを視野に入れた全国展開を進めています。また、保育士の専門性向上や離職率の低減を図り、安定的な収益基盤の維持に努めています。
AIAI PLUSでは、障害児の増加に対応するため、専門的な療育サービスを提供し、インクルーシブな保育を推進しています。保育所訪問支援サービスを展開し、AIAI NURSERYとの連携を強化することで、保育と療育のシナジー効果を高め、収益力の強化を図っています。
さらに、AIAIグループは、保育と教育のシナジー効果を発揮するため、幼児教育プログラムを充実させています。小学校入学に必要な知識教育や創造的思考力を育むプログラムを提供し、園児の獲得と収益力の強化を目指しています。