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ツナググループ・ホールディングス【JP:6551】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
ツナググループ・ホールディングスは、企業の採用支援と人材サービスを中核に事業を展開しています。同社は採用業務代行(RPO)やデータとデジタル技術を活用したDXリクルーティング、特定層向けの求人メディアを主力サービスとして提供しており、派遣・紹介や研修機能を兼ねたコンビニ店舗の運営も行っています。
主要顧客は多店舗展開する小売・飲食業や製造・物流、医療・看護といった人手需要の高い業界で、採用効率化や応募数の改善を求める企業が中心です。同社はサービス提供料や求人広告の集中購買による収益、派遣・紹介の手数料、店舗運営収入などで収益を得ており、景気の変動に左右されにくい安定した需要が特徴です。
事業は大きくヒューマンキャピタル事業とスタッフィング事業に分かれています。同社のヒューマンキャピタル事業ではRPO、DXリクルーティング(自社のFindinを含む)、セグメントメディア(スポットワークやレギュラーワーク)を展開し、スタッフィング事業では派遣・紹介、医療特化の人材紹介、研修店舗を兼ねたコンビニ運営などを手がけています。
経営方針
ツナグループ・ホールディングスは「採用市場のインフラになる」を掲げ、採用支援と人材サービスを軸に成長を目指しています。国内では少子高齢化に伴う労働需給ギャップが深刻化しており、同社は2030年に年間約50億時間の労働需給ギャップが生じるという見立てを踏まえて事業拡大を図っています。具体的にはRPO(採用代行)や求人広告、派遣・紹介手数料、店舗運営収入といった複数の収益源を組み合わせることで、景気変動に強いビジネスモデルを構築することを目指しています。
同社が重点投資するのはRPO事業のサービス領域拡大と専門性強化です。対応スピードの向上、業務範囲の拡充、採用戦略立案や選考プロセスの最適化といった具体施策を実行し、企業の採用力を高めます。加えて、サービス業や医療・介護、物流・製造など人手需要が高い業界に対しては、外国人材の活用支援や退職者(アルムナイ)を含む循環型採用モデルの構築を進め、他社との差別化を図っています。
新市場開拓と事業拡大では、グループ再編やM&Aによる領域拡充を具体的に進めています。例えば2024年7月にグループ入りした株式会社ツナグループ・コンサルティング(旧AIGATEキャリア)が手がけていた医療機関向け派遣事業を取り込み、医療特化分野の人材供給を強化しました。今後は派遣スタッフの採用強化と顧客企業の新規開拓を両輪で推進し、即戦力の安定供給を求める業界でシェアを拡大していく計画です。
技術革新の取り組みとしては、2016年に開始した自社の集客サービス「Findin」を核に、Web広告・SNS・検索エンジンなどを組み合わせたDXリクルーティングを強化しています。従来の求人掲載型にとどまらず、自社採用ページへの誘導やデジタルツールの導入を進めることで応募数や採用効率を改善し、今後登場する新たな集客サービスや解析ツールも積極的に採用して採用成果の最大化を図っています。