前澤工業JP:6489株価

時価総額
¥438.7億
PER
11.6倍
上下水道・産業用水処理機械や有機性廃棄物資源化設備の製造・販売・維持管理の有力企業。上下水道用弁・栓・門扉や修繕・据付工事のメンテナンスを展開。連結子会社1社、非連結子会社1社、関連会社2社体制。国内中心に展開。

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事業内容

前澤工業は上下水道や産業向けの水処理機械設備や有機性廃棄物の資源化設備の製造・販売、修繕、維持管理、運営を主に行っています。浄水場や下水処理施設、工場などで使われる機械設備を一貫して扱い、環境関連の社会インフラ整備に取り組んでいます。

同社の主要顧客は自治体や上下水道事業者、産業分野の企業で、設備の販売や据付工事が収益の中心となっています。さらに保守・維持管理や運転委託といった長期契約からの安定した収入も確保しています。

同社の事業は環境事業、弁(バルブ)事業、保守・維持管理事業の三本柱で構成されており、それぞれ水処理機械の設計・製造、上下水道向けの弁・栓・門扉の供給、設備の修繕・据付・点検を担っています。関連会社を通じて浄水場などの施設整備や運営にも関与し、販売から運用まで一貫したサービスで顧客ニーズに応えています。

経営方針

同社は中期3ヵ年計画(令和6年度〜令和8年度)を掲げ、「人と技術力で未来を拓く」をスローガンに持続的な成長を目指しています。創業85年余の蓄積をベースに、成長戦略の推進、既存事業の収益力強化、経営基盤の強化という三つの重点施策に取り組んでおり、とくに脱炭素や資源循環といった社会課題への対応を通じて企業価値を高めることを目標としています。同社は将来にわたって安定的な収益基盤を確保しつつ、環境関連事業での存在感を強めることを目指しています。

同社は再エネ・省エネや官民連携、海外水インフラを重点投資分野と位置づけ、差別化を図っています。具体的には有機性廃棄物を燃料化するバイオマス技術や省エネ装置の研究開発を強化し、上下水道設備に加えて電力効率やエネルギー回収まで含めた提案力を高めます。また、設計・製造・据付・保守・運営まで一貫提供できる体制を強みに、長期の保守・運転委託契約による安定収入を重視し、技術力とワンストップサービスで競合と差別化を図ることを目指しています。

同社は国内外での新市場開拓と事業拡大を積極的に進めています。官民連携の案件獲得に向けた体制整備や、海外の上下水道インフラ市場での事業機会創出を進めるため、現地パートナーとの連携や関連会社を通じた運営ノウハウの展開を行う計画です。加えて、人口減少や施設の老朽化に伴う自治体ニーズを取り込むため、保守・点検サービスの拡充や施工管理の高度化を進め、安定した収益源をさらに拡大することを目指しています。

同社は技術革新を経営の中核に据え、脱炭素と業務効率化を両立させる取り組みを強化しています。具体的にはバイオマスや省エネ技術への研究開発投資、製造プロセスの最適化、遠隔監視やデータ活用による設備の運用効率向上などデジタル化(DX)を推進します。また、技術者不足に対応するための人材育成や職場環境整備、ガバナンスと環境配慮を組み合わせた経営基盤強化にも注力し、社会的要請に応える技術とサービスを提供することを目指しています。