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ヨシタケJP:6488
沿革
1944年2月 |
「株式会社フシマン製作所名古屋工場」を名古屋市栄区東本重町に設立。 |
1948年1月 |
株式会社ヨシタケ製作所と社名を変更し、名古屋市瑞穂区二野町に移転。 |
1953年3月 |
東京営業所を開設。 |
1965年5月 |
大阪出張所(現在の大阪営業所)を開設。 |
1967年7月 |
本社・第二工場を新設。 |
1970年9月 |
本社工場を増改築及び本社・第三工場を新設。 |
1972年10月 |
広島出張所(現在の広島営業所)及び九州連絡所(現在の福岡営業所)を開設。 |
1973年9月 |
仙台出張所(現在の仙台営業所)を開設。 |
1973年11月 |
本社・第四工場を新設。 |
1974年3月 |
札幌出張所(現在の札幌営業所)を開設。 |
1975年9月 |
日本水道協会の認定を得る。 |
1978年7月 |
日本水道協会検査工場となる。 |
1979年6月 |
小牧配送センターを新設。 |
1979年10月 |
名古屋営業所を開設。 |
1980年7月 |
JIS B 8410 表示許可工場となる。 |
1982年6月 |
静岡連絡所(現在の静岡営業所)を開設。 |
1982年12月 |
本社ビルを完成。 |
1983年6月 |
JIS B 8414 表示許可工場となる。 |
1984年10月 |
小牧配送センターに工場を新設し、小牧工場に改称。 |
1985年9月 |
米国アームストロング・インターナショナルと相互販売代理店契約。 |
1985年10月 |
国内に、合弁会社ヨシタケ・アームストロング㈱を設立。 |
1985年10月 |
米国に、合弁会社アームストロング・ヨシタケを設立。 |
1988年2月 |
TSC(テクニカル・セミナー・センター)を小牧工場内に新設。 |
1989年8月 |
タイに、子会社タイ・ヨシタケを設立。 |
1990年6月 |
米国エバーラスティング・バルブに資本参加。 |
1990年7月 |
株式会社ヨシタケと社名を変更。 |
1990年10月 |
日本証券業協会の店頭売買銘柄に登録。 |
1995年4月 |
小牧工場にてISO 9001 認証取得。 |
1996年4月 |
タイに、子会社ヨシタケ・ワークス・タイランドを設立。 |
1999年6月 |
全事業所にてISO 9001 認証取得。 |
2002年3月 |
子会社タイ・ヨシタケの事業を子会社ヨシタケ・ワークス・タイランドへ移転。 |
2002年4月 |
CEマーキング認証取得。 |
2003年5月 |
本社工場を小牧工場に統合。 |
2003年8月 |
日本工業規格表示認定を小牧工場で再取得(B 8410,8414)。 |
2004年12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取り消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。 |
2006年4月 2010年4月 |
カワキ計測工業㈱の全株式を取得、子会社とする。 ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場。 |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 |
2016年10月 |
北陸営業所を開設。 |
2022年2月 |
本社を名古屋市昭和区御器所通(現在地)に移転。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。 |
2023年1月 |
Doctrine Engineering (M) Sdn.Bhd.(マレーシア)およびその子会社であるPT. Doctrine Engineering Indonesia(インドネシア)の全株式を取得、子会社とする。 |
事業内容
ヨシタケは、自動調整弁の製造販売を主軸に展開する企業グループで、本社、子会社5社、関連会社2社から構成されています。製造面では、「日本」セグメントに属するヨシタケとカワキ計測工業㈱が中心となり、また「東南アジア」セグメントでは、タイに位置する製造子会社ヨシタケ・ワークス・タイランド(YWT)が活動しています。YWTは、米国の製造関連会社エバーラスティング・バルブや国内の輸入子会社ヨシタケ・アームストロング㈱と協力し、ヨシタケへの材料供給を行っています。
販売面では、ヨシタケと米国の販売関連会社アームストロング・ヨシタケが主要な役割を果たしています。東南アジアセグメントでは、YWTから供給された製品をマレーシアの販売子会社Doctrine Engineering (M) Sdn.Bhd.やインドネシアの販売子会社PT. Doctrine Engineering Indonesiaが直接販売しています。さらに、他の製造子会社や製造関連会社も直接販売を担っています。
ヨシタケグループは、国内外における製造・販売ネットワークを通じて、自動調整弁市場における需要に応えています。このように、ヨシタケはグローバルな視点で事業を展開し、各地域における特性を活かした製造・販売戦略を実施している点が特徴です。
経営方針
ヨシタケは、自動調整弁の製造販売を中心に事業を展開しており、国内外での製造・販売ネットワークを通じて市場の需要に応えています。同社グループは、企業理念として「フェアビジネス」を掲げ、これに沿った経営を行うことで会社の発展と株主の利益を目指しています。経営指標としては、収益性、効率性、成長性、安全性のバランスを重視し、営業利益および経常利益を特に重要視しています。
中長期的な経営戦略として、ヨシタケグループは国内外の経営環境の変化に柔軟に対応し、新規案件と新規販路の獲得に積極的に取り組むことで受注率の向上を目指しています。また、企業体力の向上を図り、経営の効率化と業績の向上に努めることが重要とされています。具体的な取り組みとしては、地域戦略や個別戦略を重視した販売方針の設定、製造工場の隣地を有効活用し災害リスクを踏まえた自動倉庫の使用最小化、買収先との緊密な連携によるシナジー効果の最大化、工場部門の改善による不良率・不適合率の最小化、リスク管理の見直しと改善の徹底、品質保証部門による再発防止活動の徹底などが挙げられます。
これらの戦略と取り組みは、ヨシタケグループが国内外の市場で持続的な成長を遂げるための基盤となっています。同社は、グローバルな視点で事業を展開し、各地域の特性を活かした製造・販売戦略を実施することで、自動調整弁市場における競争力を高めています。