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千代田化工建設JP:6366
沿革
1950年1月 |
建設業者登録番号、建設大臣(イ)第1431号として登録。 |
1954年8月 |
横浜市鶴見区に鶴見工場を購入し、化工機製作開始。 |
1956年10月 |
千代田計装㈱を設立。 |
1961年10月 |
東京証券取引所市場第1部に上場。 |
1968年9月 1971年2月 |
本店事務所を横浜市鶴見区に移転。 千代田シンガポール・プライベート・リミテッドを設立。 |
1973年8月 |
千代田インターナショナル・コーポレーションを設立。 |
1973年12月 |
特定建設業許可番号、建設大臣許可(特-48)第2371号として許可を取得。 |
1974年4月 |
千代田工商㈱を設立。 |
1974年6月 |
千代田マレーシア・センドリアン・ベルハッダを設立。 |
1975年6月 |
千代田ペトロスター・リミテッド(サウジアラビア)を設立。 |
1981年1月 |
アローヘッド・インターナショナル㈱を設立。 |
1983年6月 |
千代田ナイジェリア・リミテッドを設立。 |
1986年2月 |
アローヒューマンリソース㈱(その後㈱アローメイツ)を設立。 |
1986年10月 |
千代田テクノエース㈱、ユーテック・コンサルティング㈱(現・千代田ユーテック㈱)、千代田情報サービス㈱(その後ITエンジニアリング㈱)を設立。 |
1989年4月 |
アロー・ビジネス・コンサルティング㈱を設立。 |
1990年3月 |
千代田タイランド・リミテッドを設立。 |
1990年5月 |
ピー・ティー・千代田インターナショナル・インドネシアを設立。 |
1994年11月 |
エル・アンド・ティー・千代田リミテッドを設立。 |
1995年2月 |
シー・アンド・イー・コーポレーション(現・千代田フィリピン・コーポレーション)を設立。 |
1997年9月 |
千代田&パブリック・ワークス・カンパニー・リミテッド(ミャンマー)を設立。 |
1999年3月 |
第三者割当増資を実施。 |
2000年11月 |
新再建計画を策定。 |
2001年2月 |
無償減資を実施。 |
2001年3月 |
第三者割当増資を実施。 |
2002年4月 |
AES事業部を分離独立させ、千代田アドバンスト・ソリューションズ㈱を設立。 |
2008年1月 |
サンライズ・リアルエステート㈱を吸収合併。 |
2008年3月 |
千代田アルマナ・エンジニアリング・エルエルシー(カタール)を設立。 |
2008年3月 |
三菱商事㈱と資本業務提携に関する契約を締結。 |
2008年4月 |
三菱商事㈱を割当先とする第三者割当増資を実施。 |
2009年3月 |
ITエンジニアリング㈱の全株式を取得し、連結子会社化。 |
2009年10月 |
㈱アローメイツ(その後アローヒューマンリソース㈱)を連結子会社化。 |
2010年3月 2011年7月 |
千代田サラワク・センドリアン・ベルハッダ(マレーシア)を設立。 中鼎工程股份有限公司(台湾)と業務提携。 |
2012年9月 2012年10月 |
本店を横浜市西区に移転。 千代田アドバンスト・ソリューションズ㈱を吸収合併。千代田計装㈱がITエンジニアリング㈱を 吸収合併し、千代田システムテクノロジーズ㈱に商号変更。 |
2013年6月 2014年3月 2014年4月 2018年3月 2018年4月 2019年3月 2019年5月 2019年7月 2019年8月 2020年8月 2020年10月 2021年5月 2022年4月 2023年4月 |
エクソダス・グループ・(ホールディングス)・リミテッド(英国)を連結子会社化。 千代田オセアニア・ピーティーワイ・リミテッド(オーストラリア)を連結子会社化。 千代田ビジネスソリューションズ㈱を設立。 エクソダス・グループ・(ホールディングス)・リミテッド(英国)の株式を譲渡し、持分法適用関連会社化。 アローヒューマンリソース㈱が千代田ユーテック㈱及び千代田ビジネスソリューションズ㈱を吸収合併し、千代田ユーテック㈱に商号変更。 エクソダス・グループ・(ホールディングス)・リミテッド(英国)の株式を譲渡し、持分法適用の範囲から除外。 再生計画を策定。 三菱商事㈱を割当先とする第三者割当増資を実施。 東京証券取引所第2部に指定替え。 無償減資を実施。 千代田システムテクノロジーズ㈱のIT事業を、会社分割により新設したTIS千代田システムズ㈱に承継。 再生計画をアップデート。 東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所第2部からスタンダード市場に移行。 千代田工商㈱が千代田システムテクノロジーズ㈱及び千代田テクノエース㈱を吸収合併し、千代田エクスワンエンジニアリング㈱に商号変更。 |
事業内容
千代田化工建設は、総合エンジニアリング企業グループとして、幅広い技術とサービスを提供しています。同社グループは、千代田化工建設本体と連結子会社15社、持分法適用関連会社4社で構成されており、エンジニアリング事業とその他の事業の二つのセグメントで事業を展開しています。
エンジニアリング事業では、各種プラントや産業用設備のコンサルティング、計画、設計、施工、調達、試運転及びメンテナンス等を手掛けています。特に化学工業設備の建設において、設計から機器の調達、現場建設、試運転、メンテナンスまで一貫して遂行する能力を持っています。また、千代田工商㈱、千代田テクノエース㈱、千代田システムテクノロジーズ㈱などの国内外の子会社が、エネルギー・化学関連設備工事、医薬品・研究施設関連工事、各種産業用機械設備の設計・建設・メンテナンス等を行っています。
その他の事業としては、アロー・ビジネス・コンサルティング㈱が財務・会計に関するコンサルティング、千代田ユーテック㈱がエネルギー・環境全般の技術的コンサルティング事業や人材派遣業、アウトソーシング事業を展開しています。さらに、㈱PlantStreamは空間自動設計システム「PlantStream®」の開発・販売、TIS千代田システムズ㈱は統合ITシステムのコンサルティング・開発・運用等を手掛けており、千代田化工建設はこれらのサービスを活用しています。
これらの事業を通じて、千代田化工建設は時代や社会・地域の要請、顧客のニーズに柔軟に対応し、高度な技術力と総合的なサービスを提供しています。
経営方針
千代田化工建設は、財務及び事業基盤の強化を目的として、三菱商事株式会社及び株式会社三菱UFJ銀行との間で再生支援の枠組みに関する基本合意を締結しました。これに基づき、新たな中期経営計画「再生計画~再生と未来に向けたビジョン~」を策定し、その後、事業環境の変化に応じて計画をアップデートしています。同社は、低炭素・カーボンリサイクル事業、水素事業、エネルギーマネジメント事業、ライフサイエンス事業の4つの主要事業領域とDX分野において、事業の伸長や継続型事業の創出・強化を図り、事業ポートフォリオの革新を進めています。2030年までに既存事業と新規事業の利益比率を50:50にし、連結純利益300億円以上を目指すとしています。
また、人的資本経営の取り組みを推進し、人財の高度化・拡充、デジタル人財の育成、健康増進や多様な人財が活躍できる組織風土作りを重要課題としています。さらに、事業系戦略委員会を整備し、横断的な連携を強化することで、事業戦略の深化と企業価値向上を目指しています。これらの取り組みは、経営の健全性や透明性を担保するガバナンスの強化と並行して進められており、内部統制委員会、コンプライアンス委員会、SQEIマネジメント委員会、サステナビリティ委員会などが設置されています。
千代田化工建設は、これらの戦略を通じて、社会の変化に対応し、安定的な収益基盤の確立と企業価値の向上を目指しています。