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太平製作所JP:6342
沿革
1925年5月 |
名古屋市中区流町の合名会社太平製作所を買収し株式会社太平製作所を創立、製材、木工機械の製造販売を始める。 |
1927年1月 |
合板機械の製造販売を始める。 |
1938年7月 |
名古屋市中区御器所町に向田工場を新設 |
1939年11月 |
名古屋市南区立脇町に笠寺工場を新設 |
1940年1月 |
名古屋市港区玉船町に中川工場を新設 |
1946年6月 |
笠寺工場に本社及び全工場設備集結 |
1952年4月 |
大阪工場を新設、木工機及び各種チッパーの製造工場とする。 |
1961年10月 |
名古屋証券取引所市場第二部に株式上場 |
1962年8月 |
大阪証券取引所市場第二部に株式上場 |
1963年5月 |
小牧市に小牧工場を新設 |
1976年8月 |
笠寺本社及び工場を小牧工場に全面移転 |
1980年8月 |
本社研究開発事務所完成 |
1988年7月 |
決算期を4月30日から3月31日に変更 |
2004年3月 |
当社全額出資により太平ハウジング株式会社を設立し、東海ハウジングマテリアル株式会社より営業を譲り受け、2004年4月より営業開始 |
2009年2月 |
本社新事務所完成 |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に株式上場 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行 名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、名古屋証券取引所の市場第二部からメイン市場に移行 |
事業内容
太平製作所及びその子会社は、合板機械、木工機械、住宅用建材の製造および販売を主な事業としています。太平製作所は、これらの製品を通じて、幅広い顧客ニーズに応える製品ラインナップを提供しています。
事業は大きく三つのセグメントに分かれています。まず、合板機械事業では、太平製作所本社工場で合板製造に必要な機械の製造および販売を行っています。これにより、合板製造業界に対して高品質な機械ソリューションを提供しています。
次に、木工機械事業では、大阪工場で木工に特化した機械の製造および販売を手掛けています。このセグメントでは、木工業界の多様な要求に応えるための技術力と製品力を強みとしています。
最後に、住宅建材事業では、太平ハウジング株式会社可児工場で住宅用の建材を製造および販売しています。この事業を通じて、住宅建築市場に向けて高品質な建材ソリューションを提供しています。
これらの事業セグメントは、太平製作所グループの経済的基盤を形成し、それぞれが補完し合うことで、同社の市場での競争力を高めています。太平製作所は、これらの事業を通じて、持続可能な成長を目指しています。
経営方針
太平製作所は、合板機械、木工機械、住宅建材の製造および販売を核とする事業を展開しています。同社は、「独自の商品を創造し、社会に貢献する」という経営理念のもと、木材加工技術の革新を追求し、環境問題への貢献と再生可能資源の有効活用を目指しています。特に、木材の機能性と環境調和性を重視し、オンリーワンの技術開発に注力しています。
中長期的な経営戦略として、太平製作所はカーボンニュートラルやSDGsの観点から木材製品の利用機会を見直し、市場ニーズに応える新技術、新製品の開発に力を入れています。これにより、業績の向上と経営基盤の確保を目指しています。経営指標としては、売上高営業利益率を10%以上安定的に計上することを目標に掲げています。
太平製作所は、経営環境の変化に対応するため、研究開発と人材育成の強化に取り組んでいます。具体的には、合板機械事業では、国産針葉樹の利用促進に伴う技術開発、木工機械事業では、顧客ニーズに対応した機械の開発改良、住宅建材事業では、耐震性に優れた木造住宅の提供といった課題に対処しています。
また、太平製作所は、海外市場への展開も視野に入れ、海外の展示会への積極的な出展や営業部門の増強を図っています。新型コロナウイルス感染症の影響を受けつつも、海外からの引き合いに対応するための人材育成にも注力しており、グローバルな業務体制の構築を進めています。
太平製作所は、これらの戦略を通じて、持続可能な成長と中長期的な企業価値の向上を目指しています。