新東工業JP:6339

時価総額
¥539.3億
PER
17.3倍
表面処理、鋳造、環境、搬送、特機、その他の設備装置及び部分品の製造販売を行う企業。

事業内容

新東工業は、表面処理、鋳造、環境、搬送、特機、その他の事業セグメントを持ち、それぞれの分野で多様な製品やサービスを提供しています。

表面処理事業では、ショットブラストマシンやエアーブラストマシンなどの製造販売を行っています。また、表面処理受託加工も手がけています。国内外の子会社が研磨材の製造販売を行い、受託加工も担当しています。

鋳造事業では、鋳型造型装置や自動注湯装置などを製造販売しています。新東工業とその海外子会社がこれらの製品を提供し、鋳造プロセスを支援しています。

環境事業では、集塵装置や廃水処理装置などを製造販売しています。新東工業とその海外子会社が環境保護に貢献する製品を提供しています。

搬送事業では、昇降装置や搬送システムを製造販売しています。国内外の子会社がこれらの製品を提供し、効率的な物流をサポートしています。

特機事業では、有機ELパネル製造装置や3Dプリンター装置などを製造販売しています。新東工業とその子会社が多様な産業向けに特化した機器を提供しています。

その他の事業では、機械設計や福利厚生サービスを提供しています。新東工業の子会社がこれらのサービスを通じて、企業運営を支援しています。

経営方針

新東工業は、経営理念「HEART」を掲げ、技術の差別化と信頼のサポートを通じて、モノづくりの新たな価値を創造し、世界中の顧客と成果を分かち合うことを目指しています。この理念のもと、グローバル市場での持続的成長と発展を図り、企業価値と株主価値の向上を重視しています。

同社は、2024年から2027年までの中期経営計画「Co-creation」を策定し、顧客に選ばれ続ける体制づくりを強化しています。具体的には、新しい時代に向けた提案、コスト削減と付加価値向上、ITやAIの活用による業務効率の向上を戦略の柱としています。これにより、顧客との絆を深め、効率化を進めることを目指しています。

新東工業は、2027年までに部品カバー率の向上や新規顧客の増加を目指し、売上総利益率や一人あたり付加価値額の向上に取り組んでいます。これにより、売上高EBITDA比率8%以上の達成を目標としています。また、資本コストの低減と営業利益の拡大を通じて、企業価値の向上を図ります。

同社は、事業環境の変化に対応し、既存顧客を大切にしながら付加価値向上に努めています。事業領域を「素材づくり」「形づくり」「表面づくり」と再定義し、3Dプリンタ技術や新素材の開発に投資しています。これにより、持続的な成長を目指しています。

新東工業は、5つの技術(環境技術、IoT技術、エネルギー技術、ハンドリング技術、検査・評価技術)の高度化を進め、社会ニーズに応じた提案を強化しています。これにより、ステークホルダーへの価値を最大限に高め、持続的な成長を目指しています。