NCホールディングスJP:6236

時価総額
¥88.1億
PER
28.8倍
ベルトコンベヤ及び附帯機器、立体駐車装置、太陽光発電システム機器の製作、販売、施工、保守・点検・運営管理。

沿革

2016年4月

日本コンベヤ株式会社(現連結子会社)が単独株式移転により当社を設立。東京証券取引所市場第一部に上場。

(日本コンベヤ株式会社は2016年3月に上場廃止)

2016年6月

エヌエイチパーキングシステムズ株式会社、キャリアスタッフネットワーク株式会社について、現物配当により日本コンベヤ株式会社から株式を取得し当社の直接の子会社となる。

2016年11月

キャリアスタッフネットワーク株式会社がNCシステムソリューションズ株式会社に商号変更。

2017年12月

エヌエイチパーキングシステムズ株式会社の株式14%を日立造船株式会社から取得し当社の完全子会社となる。

2018年4月

エヌエイチサービス株式会社(現連結子会社)について、現物配当によりエヌエイチパーキングシステムズ株式会社から株式を取得し当社の直接の子会社となる。

2018年7月

日本コンベヤ株式会社とエヌエイチパーキングシステムズ株式会社が日本コンベヤ株式会社を存続会社として合併。

2019年4月

日本コンベヤ株式会社が丹那アグリソ-ラ―エナジー合同会社の全持分を取得、連結子会社となる。

2019年11月

日本コンベヤ株式会社が関西電機工業株式会社の全株式を取得、連結子会社となる。

2020年12月

NCシステムソリューションズ株式会社の全株式を売却し、資本関係を解消。

2021年3月

ジャパンエレべ-タ-サービスホールディングス株式会社との合弁会社、ジャパンパ-キングサービス株式会社設立。

2021年5月

TCSホールディングス株式会社との資本業務提携契約を解消。

2022年2月

NCホールディングス株式会社、日本コンベヤ株式会社およびジャパンパーキングサービス株式会社が東京都千代田区内で本社移転。エヌエイチサービス株式会社本社を東京都千代田区内から同江東区内に移転。

2022年4月

東京証券取引所の市場再編に伴いスタンダード市場へ移行。

1949年5月

大阪府布施市(現東大阪市)に株式会社日本コンベヤー製作所として設立。

1953年2月

東京都千代田区に営業所(現東京支社)を開設。

1959年4月

日本コンベヤ株式会社に商号変更。

1961年10月

大阪証券取引所市場第二部に株式上場。

1962年7月

東京証券取引所市場第二部に株式上場。

1963年12月

大阪府大東市に大東工場(後の本社工場)を新設。

1965年2月

本社を布施市から大東市に移転。

1968年11月

日本コンベヤ工事株式会社を設立。

1971年5月

東京支社を東京都中央区に移転。

1981年9月

兵庫県神崎郡香寺町(現姫路市香寺町)に姫路工場を新設。

1982年3月

東京、大阪証券取引所市場第一部に指定。

1989年8月

本社内に賃貸物流倉庫棟を新設。

1990年1月

大阪市北区に大阪支店を開設。

1991年4月

福岡市博多区に福岡事務所(現福岡営業所)を開設。

1991年12月

東京テックサービス株式会社を設立。

1991年12月

有限会社テックシステムサービスを設立。

1997年11月

有限会社テックシステムサービスを組織変更し、株式会社テックシステムサービスを設立。

2001年4月

本社工場を姫路工場へ集約移転。

2002年3月
2003年3月

日本コンベヤ工事株式会社を吸収合併。
大阪支店を廃止。

2004年3月

本社および賃貸物流倉庫棟の信託設定ならびに信託受益権を譲渡。

2006年2月

日立造船株式会社と立体駐車装置事業統合に関する「事業統合基本合意書」締結。

2006年4月

日立造船株式会社より立体駐車装置事業を譲受けたエヌエイチパーキングシステムズ株式会社に資本出資。

2006年7月

エヌエイチパーキングシステムズ株式会社に立体駐車装置事業を譲渡。
東京支社を東京都港区に移転。

2010年7月

Nippon Conveyor Vietnam Co., Ltd.(現非連結子会社)を設立。

2011年4月

株式会社テックシステムサービスと東京テックサービス株式会社が合併、エヌエイチサービス株式会社(現連結子会社)に商号変更。

2013年3月

TCSホールディングス株式会社と資本業務提携。

2013年9月

キャリアスタッフネットワーク株式会社の株式を株式交換により取得。

2013年12月

NH Parking Systems Taiwan Co., Ltd.(現非連結子会社)を設立。

2014年10月

東京支社を東京本部に名称変更。

2016年3月

東京証券取引所市場第一部の上場廃止。

事業内容

NCホールディングスは、2016年4月1日に日本コンベヤ株式会社の完全親会社として設立された持株会社です。同社グループは、NCホールディングス、子会社5社、関連会社1社で構成されており、コンベヤ関連、立体駐車装置関連、再生エネルギー関連の事業を展開しています。

コンベヤ関連事業では、日本コンベヤ株式会社(特定子会社)が中心となり、ベルトコンベヤや附帯機器の製作、据付、販売を手掛けています。製作の一部については、Nippon Conveyor Vietnam Co., Ltd.が設計業務を行っています。

立体駐車装置関連事業では、日本コンベヤ株式会社が立体駐車装置の製作、販売及び関連工事の施工を行い、同社を含むエヌエイチサービス株式会社、ジャパンパーキングサービス株式会社が保守・点検・運営管理を担当しています。

再生エネルギー関連事業では、日本コンベヤ株式会社と丹那アグリソーラーエナジー合同会社が太陽光発電所の分譲販売を、日本コンベヤ株式会社と関西電機工業株式会社が太陽光発電システム機器の販売、据付を行っています。

これらの事業を通じて、NCホールディングスグループは、製造業から再生可能エネルギーまで幅広い分野で事業を展開し、持続可能な社会の実現に貢献しています。

経営方針

NCホールディングスは、多岐にわたる事業を展開する持株会社であり、その成長戦略は、現代の経済環境と社会的要請に応える形で構築されています。同社は、コンベヤ事業、立体駐車装置事業、再生エネルギー事業を核として、エンジニアリングとメンテナンスの強化を通じて、安定した収益基盤の構築と社会貢献を目指しています。

コンベヤ事業では、組織再編を行い、新製品の投入や販売拡大に注力しています。また、エンジニアリング部門のデジタルトランスフォーメーションを推進し、収益構造の強化と安定化を目指しています。立体駐車装置事業においては、営業力の強化と新規顧客の獲得に努め、メンテナンス分野では全国的なネットワークを構築し、収益拡大を図っています。

再生エネルギー事業では、太陽光発電事業から再生エネルギー事業全般への領域拡大を進め、エンジニアリングからメンテナンスまで一貫したサービス提供を目指しています。特に、メンテナンス分野の収益向上に注力しています。

人的資源の活用・育成にも力を入れ、多様な人材を幹部候補として採用し、教育・育成を進めています。また、コーポレートガバナンス体制の強化と内部統制の充実にも取り組んでおり、透明性の高い経営を目指しています。

これらの戦略を通じて、NCホールディングスは、持続可能な社会の実現に貢献し、企業価値の向上を図っています。