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NCホールディングスJP:6236
沿革
2016年4月 |
日本コンベヤ株式会社(現連結子会社)が単独株式移転により当社を設立。東京証券取引所市場第一部に上場。 (日本コンベヤ株式会社は2016年3月に上場廃止) |
2016年6月 |
エヌエイチパーキングシステムズ株式会社、キャリアスタッフネットワーク株式会社について、現物配当により日本コンベヤ株式会社から株式を取得し当社の直接の子会社となる。 |
2016年11月 |
キャリアスタッフネットワーク株式会社がNCシステムソリューションズ株式会社に商号変更。 |
2017年12月 |
エヌエイチパーキングシステムズ株式会社の株式14%を日立造船株式会社から取得し当社の完全子会社となる。 |
2018年4月 |
エヌエイチサービス株式会社(現連結子会社)について、現物配当によりエヌエイチパーキングシステムズ株式会社から株式を取得し当社の直接の子会社となる。 |
2018年7月 |
日本コンベヤ株式会社とエヌエイチパーキングシステムズ株式会社が日本コンベヤ株式会社を存続会社として合併。 |
2019年4月 |
日本コンベヤ株式会社が丹那アグリソ-ラ―エナジー合同会社の全持分を取得、連結子会社となる。 |
2019年11月 |
日本コンベヤ株式会社が関西電機工業株式会社の全株式を取得、連結子会社となる。 |
2020年12月 |
NCシステムソリューションズ株式会社の全株式を売却し、資本関係を解消。 |
2021年3月 |
ジャパンエレべ-タ-サービスホールディングス株式会社との合弁会社、ジャパンパ-キングサービス株式会社設立。 |
2021年5月 |
TCSホールディングス株式会社との資本業務提携契約を解消。 |
2022年2月 |
NCホールディングス株式会社、日本コンベヤ株式会社およびジャパンパーキングサービス株式会社が東京都千代田区内で本社移転。エヌエイチサービス株式会社本社を東京都千代田区内から同江東区内に移転。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場再編に伴いスタンダード市場へ移行。 |
1949年5月 |
大阪府布施市(現東大阪市)に株式会社日本コンベヤー製作所として設立。 |
1953年2月 |
東京都千代田区に営業所(現東京支社)を開設。 |
1959年4月 |
日本コンベヤ株式会社に商号変更。 |
1961年10月 |
大阪証券取引所市場第二部に株式上場。 |
1962年7月 |
東京証券取引所市場第二部に株式上場。 |
1963年12月 |
大阪府大東市に大東工場(後の本社工場)を新設。 |
1965年2月 |
本社を布施市から大東市に移転。 |
1968年11月 |
日本コンベヤ工事株式会社を設立。 |
1971年5月 |
東京支社を東京都中央区に移転。 |
1981年9月 |
兵庫県神崎郡香寺町(現姫路市香寺町)に姫路工場を新設。 |
1982年3月 |
東京、大阪証券取引所市場第一部に指定。 |
1989年8月 |
本社内に賃貸物流倉庫棟を新設。 |
1990年1月 |
大阪市北区に大阪支店を開設。 |
1991年4月 |
福岡市博多区に福岡事務所(現福岡営業所)を開設。 |
1991年12月 |
東京テックサービス株式会社を設立。 |
1991年12月 |
有限会社テックシステムサービスを設立。 |
1997年11月 |
有限会社テックシステムサービスを組織変更し、株式会社テックシステムサービスを設立。 |
2001年4月 |
本社工場を姫路工場へ集約移転。 |
2002年3月 |
日本コンベヤ工事株式会社を吸収合併。 |
2004年3月 |
本社および賃貸物流倉庫棟の信託設定ならびに信託受益権を譲渡。 |
2006年2月 |
日立造船株式会社と立体駐車装置事業統合に関する「事業統合基本合意書」締結。 |
2006年4月 |
日立造船株式会社より立体駐車装置事業を譲受けたエヌエイチパーキングシステムズ株式会社に資本出資。 |
2006年7月 |
エヌエイチパーキングシステムズ株式会社に立体駐車装置事業を譲渡。 |
2010年7月 |
Nippon Conveyor Vietnam Co., Ltd.(現非連結子会社)を設立。 |
2011年4月 |
株式会社テックシステムサービスと東京テックサービス株式会社が合併、エヌエイチサービス株式会社(現連結子会社)に商号変更。 |
2013年3月 |
TCSホールディングス株式会社と資本業務提携。 |
2013年9月 |
キャリアスタッフネットワーク株式会社の株式を株式交換により取得。 |
2013年12月 |
NH Parking Systems Taiwan Co., Ltd.(現非連結子会社)を設立。 |
2014年10月 |
東京支社を東京本部に名称変更。 |
2016年3月 |
東京証券取引所市場第一部の上場廃止。 |
事業内容
NCホールディングスは、2016年4月1日に日本コンベヤ株式会社の完全親会社として設立された持株会社です。同社グループは、NCホールディングス、子会社5社、関連会社1社で構成されており、コンベヤ関連、立体駐車装置関連、再生エネルギー関連の事業を展開しています。
コンベヤ関連事業では、日本コンベヤ株式会社(特定子会社)が中心となり、ベルトコンベヤや附帯機器の製作、据付、販売を手掛けています。製作の一部については、Nippon Conveyor Vietnam Co., Ltd.が設計業務を行っています。
立体駐車装置関連事業では、日本コンベヤ株式会社が立体駐車装置の製作、販売及び関連工事の施工を行い、同社を含むエヌエイチサービス株式会社、ジャパンパーキングサービス株式会社が保守・点検・運営管理を担当しています。
再生エネルギー関連事業では、日本コンベヤ株式会社と丹那アグリソーラーエナジー合同会社が太陽光発電所の分譲販売を、日本コンベヤ株式会社と関西電機工業株式会社が太陽光発電システム機器の販売、据付を行っています。
これらの事業を通じて、NCホールディングスグループは、製造業から再生可能エネルギーまで幅広い分野で事業を展開し、持続可能な社会の実現に貢献しています。
経営方針
NCホールディングスは、多岐にわたる事業を展開する持株会社であり、その成長戦略は、現代の経済環境と社会的要請に応える形で構築されています。同社は、コンベヤ事業、立体駐車装置事業、再生エネルギー事業を核として、エンジニアリングとメンテナンスの強化を通じて、安定した収益基盤の構築と社会貢献を目指しています。
コンベヤ事業では、組織再編を行い、新製品の投入や販売拡大に注力しています。また、エンジニアリング部門のデジタルトランスフォーメーションを推進し、収益構造の強化と安定化を目指しています。立体駐車装置事業においては、営業力の強化と新規顧客の獲得に努め、メンテナンス分野では全国的なネットワークを構築し、収益拡大を図っています。
再生エネルギー事業では、太陽光発電事業から再生エネルギー事業全般への領域拡大を進め、エンジニアリングからメンテナンスまで一貫したサービス提供を目指しています。特に、メンテナンス分野の収益向上に注力しています。
人的資源の活用・育成にも力を入れ、多様な人材を幹部候補として採用し、教育・育成を進めています。また、コーポレートガバナンス体制の強化と内部統制の充実にも取り組んでおり、透明性の高い経営を目指しています。
これらの戦略を通じて、NCホールディングスは、持続可能な社会の実現に貢献し、企業価値の向上を図っています。