津田駒工業JP:6217株価

時価総額
¥36.5億
PER
13.7倍
繊維機械・工作機械メーカー。ウォータージェットルーム等の繊維機械、工作用機器を製造・販売。中国の津田駒機械製造(常熟)で現地生産も展開。日本・中国・インド・欧州でアフターサービス体制を構築。子会社9社・関連会社1社で事業展開。

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事業内容

津田駒工業は、繊維機械と工作用機器の製造・販売を主力事業とする産業機械メーカーです。同社は織物を作るための織機や、その前工程で使用する準備機械などの繊維機械を中心に、工作機械の制御装置や周辺機器も手がけています。子会社9社と関連会社1社を含むグループ体制で、国内外での製造から販売、アフターサービスまでを一貫して提供しています。

同社の事業は繊維機械事業と工作機械関連事業の2つに分かれており、繊維機械事業が主力となっています。繊維機械では、中国の津田駒機械製造(常熟)有限公司でウォータージェット織機の製造・販売を行うほか、上海やインドの子会社を通じてアフターサービスを展開しています。工作機械関連事業では、工作機械の制御装置や周辺機器の製造・販売を行い、ツダコマテクノサポート株式会社が修理やアフターサービスを担当しています。

繊維機械事業では、同社が直接製造・販売を行うほか、準備機械については株式会社T-Tech JapanへのOEM供給も実施しています。工作用機器については同社が製造・販売の主体となり、一部製品の製造を共和電機工業株式会社に委託する体制を取っています。また、ツダコマ・ゼネラル・サービス株式会社が製品の梱包業務や構内業務を担うなど、グループ内での役割分担により効率的な事業運営を図っています。

経営方針

津田駒工業は、2024年度から2026年度をターゲットとした「中期経営計画2026」を推進しており、利益の確保とキャッシュ・フロー改善による財務基盤の立て直しを最重要課題に掲げています。同社は継続的に利益確保ができる事業体質の構築を目指し、低操業度でも利益を確保できる収益構造への転換を進めています。この実現に向け、売価改善と原価低減の両立、そして企業風土の変革と組織体制の見直しを通じた活性化に取り組んでいます。

主力の繊維機械事業では、産業資材、高級スポーツブランド、一般衣料の3つの市場を重点ターゲットとして位置づけています。同社は新型エアジェットルーム「ZAX001neo Plus」の販売促進を軸に、ウォータジェットルームの販売強化と高級合繊織物分野での市場確保を図っています。特に将来の成長領域として産業資材向け製品の販売強化に力を入れており、新型サイジングマシンの投入やエアジェットルームとウォータジェットルームのプラットフォーム化によるコストダウンを推進しています。

工作機械関連事業では、市場ニーズに対応した事業・製品の多角化を目指しており、自動車業界の駆動要素多様化に対応したNC円テーブルの販売促進に注力しています。同社は高精度NC円テーブルにおいて、加工特性に最適な3つの駆動方式をラインアップした唯一のメーカーとしての強みを活かし、自動化・省人化ニーズに対応した新製品の開発を加速させています。また、既存製品の新興市場への展開やプラットフォーム化によるリードタイム短縮の実現を図っています。

新規事業分野では、コンポジット機械事業において宇宙・輸送関連の燃料タンクの共同開発を推進し、次期航空機向け製造設備の受注確保に努めています。TRI(ツダコマ・ロボティック・インテグレーション)事業ではロボットシステム統合のノウハウ蓄積に注力し、インフラ用FRP材料については革新複合材料研究開発センターとの共同開発を進めています。同社は全事業部門でDXの導入による生産・業務効率の向上を図り、持続可能な社会形成への貢献と株主価値向上の両立を目指しています。