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高松機械工業JP:6155
沿革
1961年 7月 |
高松機械工業株式会社として資本金300万円で金沢市長田本町に設立 |
1968年 5月 |
本社工場を金沢市松村町に新設移転 |
1973年 11月 |
東京出張所(現関東支店)を新設 |
1976年 6月 |
大阪出張所(現大阪支店)を新設 |
1982年 4月 |
名古屋駐在所(現名古屋支店)を新設 |
1985年 4月 |
浜松営業所を新設 |
1985年 11月 |
松任市(現白山市)旭丘1丁目8番地(現在地)に本社工場を新設移転 |
1986年 4月 |
北陸営業所を新設 |
1990年 4月 |
刈谷営業所、厚木営業所を新設 |
1991年 9月 |
松任市(現白山市)旭丘2丁目18番地に第2工場を新設 |
1993年 6月 |
松任市(現白山市)八束穂3丁目3番地にテクニカルセンター用地(現開発センター)を取得 |
1996年 2月 |
TAKAMATSU MACHINERY U.S.A., INC.(現連結子会社)を設立 |
1996年 10月 |
ドイツ、タイ、インドネシアに駐在員事務所を設立 |
1997年 4月 |
信越営業所を新設 |
1997年 11月 |
ISO9001認証取得 |
2000年 12月 |
ISO14001認証取得 |
2001年 2月 |
日本証券業協会店頭登録市場(JASDAQ市場)に上場 |
2001年 3月 |
松任市(現白山市)旭丘2丁目18番地に第3工場を新設し、自動車部品加工開始 |
2003年 8月 |
TAKAMATSU MACHINERY (THAILAND) CO., LTD.(現連結子会社)を設立 |
2003年 9月 |
独エマグ社と合弁会社、株式会社タカマツエマグ(現持分法適用関連会社)を設立 |
2003年 11月 |
松任市(現白山市)八束穂3丁目3番地に開発センターを新設 |
2004年 4月 |
東北営業所を新設 |
2004年 12月 |
友嘉実業股份有限公司と、当社製の工作機械の製造を行う合弁会社、杭州友嘉高松機械有限公司(現持分法適用関連会社)を中国・浙江省に設立 |
2004年 12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場 |
2006年 4月 |
東京証券取引所市場第二部へ上場 |
2006年 5月 |
ジャスダック証券取引所への株式上場を廃止 |
2007年 7月 |
中国に駐在員事務所を設立 |
2008年 8月 |
友嘉実業股份有限公司と合弁会社、株式会社エフ・ティ・ジャパン(現持分法非適用関連会社)を設立 |
2009年 3月 |
TAKAMAZ MACHINERY EUROPE GmbH(現連結子会社)を設立 |
2010年 11月 |
喜志高松貿易(杭州)有限公司(現連結子会社)を設立 |
2013年 4月 |
PT.TAKAMAZ INDONESIA(現連結子会社)を設立 |
2014年 6月 |
喜志高松貿易(杭州)有限公司の社名を喜志高松機械(杭州)有限公司に変更 |
2015年 2月 |
TP MACHINE PARTS CO., LTD.(現連結子会社)を設立 |
2017年 1月 |
TAKAMATSU MACHINERY VIETNAM CO., LTD、TAKAMAZ MACHINERY MEXICO, S.A. DE C.V.(ともに現連結子会社)を設立 |
2018年 11月 |
白山市旭丘1丁目7番地に第4工場を新設 |
2022年 4月 |
白山市旭丘4丁目13番地にあさひ工場を新設 |
2022年 4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行 |
事業内容
高松機械工業とそのグループ企業(子会社8社及び関連会社3社)は、複数の事業セグメントを展開しています。主要な事業内容には、工作機械及びその周辺装置の製造、販売、サービス・メンテナンス、IT関連製造装置の製造、自動車部品の加工が含まれます。
工作機械事業では、CNC旋盤などの製造、販売、サービス・メンテナンスを行っており、部品やコレットチャック等の製造、販売も手掛けています。このセグメントには、高松機械工業を含む国内外の複数の関連会社があり、TAKAMATSU MACHINERY U.S.A., INC.、TAKAMATSU MACHINERY (THAILAND) CO., LTD.、TAKAMAZ MACHINERY EUROPE GmbHなどが該当します。
IT関連製造装置事業では、IT関連の製造装置を製造しており、このセグメントは高松機械工業自身が担っています。
自動車部品加工事業では、自動車部品の加工を行っており、TP MACHINE PARTS CO., LTD.など2社がこの事業に関与しています。
これらの事業を通じて、高松機械工業グループは、工作機械の分野での技術力と幅広い製品ラインナップを強みとして、国内外の市場で事業を展開しています。
経営方針
高松機械工業は、工作機械メーカーとしての地位を確固たるものにするため、中期経営計画「中期計画2024」を策定し、その実現に向けた戦略を推進しています。同社は、社会への貢献とステークホルダーへの適切な価値配分を経営の基本方針として掲げ、高機能・高品質な製品の提供を通じて価値の創造を目指しています。
経営環境の変化に対応するため、同社は2022年度を初年度とする3年間の新中期経営計画を立て、連結売上高営業利益率8%以上、連結ROE8%以上、連結売上高240億円以上を目標に掲げています。これらの目標達成に向け、受注アップと利益の拡大、人材育成、設備投資などに注力しています。
特に、あさひ工場の操業開始を皮切りに、生産と販売の連携強化、生産体制の強化を図り、新たな市場への挑戦も進めています。工作機械事業では、EVやHV関連の自動車分野をはじめとする様々な分野での需要回復を見込み、受注と売上の確保を目指しています。また、廃棄物リサイクル業界への参入や、IT関連製造装置事業、自動車部品加工事業における営業活動の強化を通じて、売上高と利益の拡大を図っています。
これらの取り組みに加え、原材料価格の高騰に対する効率的な生産の実現や原価低減にも努め、適正な価格での利益確保を目指しています。高松機械工業は、変化する経営環境をビジネスチャンスと捉え、持続的な成長とステークホルダーの利益拡大、満足度アップを追求しています。