タケダ機械JP:6150

時価総額
¥42.1億
PER
13.3倍
機械メーカーとして、鍛圧機械、工作機械、器具及び金型の製造販売、部品加工、組立の受託生産を展開。

沿革

 年  月

 概               要

1971年6月
 

鉄筋加工機・鉄骨加工機の製造販売を目的に石川県能美郡寺井町(現 石川県能美市吉光町)において資本金5,000千円にて株式会社竹田機械製作所(現商号 タケダ機械株式会社)を設立。

1971年12月

小型機械加工のため本社工場を増設。

1973年5月

販売拠点拡充のため九州、大阪、東京の各営業所を開設。

1973年10月

ユニットワーカーシリーズの製造販売を開始。

1974年5月

自社製品に使用する部品加工のため本社工場を増設。

1976年5月

シャープカッターシリーズの製造販売を開始。

1976年10月

販売拠点拡充のため仙台営業所を開設。

1978年1月

コーナーシャーシリーズの製造販売を開始。

1978年9月

機械組立工場として本社工場を増設。

1979年9月

販売拠点拡充のため名古屋営業所を開設。

1979年11月

当社の営業部門を竹田機械販売株式会社に営業譲渡。

1980年1月

販売拠点拡充のため竹田機械販売株式会社(現 タケダ機械株式会社)が広島営業所を開設。

1982年5月

形鋼オートドリルシリーズの製造販売を開始。

1984年7月

大型機械加工、組立及び塗装工場として本社工場を増設。

1985年4月

販売拠点拡充のため竹田機械販売株式会社(現 タケダ機械株式会社)が北関東営業所を開設。

1986年8月

本社総合事務所を建設し、事務及び業務合理化のためコンピューターを設置。

1989年3月

平板オートボーラーシリーズの製造販売を開始。

1990年6月

竹田機械販売株式会社を吸収合併、同時に商号をタケダ機械株式会社に変更。

1992年7月

日本証券業協会に店頭登録。

1994年4月

現在地に本社及び工場を移転。

1998年8月

丸鋸切断機シリーズの製造販売を開始。

1999年7月

環境機器シリーズの製造販売を開始。

2000年5月

子会社株式会社タケダテクニカルを吸収合併。

2004年12月

株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。

2006年10月

欠損金填補のため資本準備金及び資本金を減少。

2008年12月

株式会社アマダカッテング(現 株式会社アマダマシナリー)と業務提携を行う。

2009年5月

タケダ精機株式会社を子会社化。

2010年4月
 

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。

2010年10月
 

大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。

2013年7月
 

大阪証券取引所と東京証券取引所が統合したことに伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場。

事業内容

タケダ機械及びその連結子会社であるタケダ精機株式会社は、機械メーカーとしての幅広い事業を展開しています。主に、鍛圧機械、工作機械、器具及び金型の製造販売を行っており、これらに付随する一切の業務や機械(部品加工、組立)の受託生産も手掛けています。

同社の製品ラインナップには、形鋼加工機シリーズが含まれており、小型形鋼加工マシン、平板ドリルマシン、H形鋼ドリルマシン、板金加工マシンなどがあります。また、丸鋸切断機シリーズでは、形鋼切断マシン、無垢材切断マシン、パイプ切断マシンを提供しています。

金型シリーズでは、自社製品専用のプレス金型や汎用品のプレス金型を製造しており、受託生産では他社製品の部品加工や組立を行っています。これらの事業は、タケダ機械とタケダ精機株式会社の間で密接に関連しており、金属加工機械事業として一つのセグメントで運営されています。

タケダ機械グループは、これらの事業を通じて、機械製造業界におけるニーズに幅広く応えており、特に金属加工に関連する様々な機械やサービスを提供することで、業界内での地位を確立しています。

経営方針

タケダ機械は、技術創造、社会貢献、明るい社風を経営理念に掲げ、株主、取引先、社員、地域社会への利益還元と社会貢献を目指しています。同社は、お客様視点のものづくりを心掛け、高い満足と信頼を得られる企業づくりを目標にしています。経営指標としては、売上高と経常利益を重視し、生産システムの合理化、経費削減、財務体質の改善を通じてバランスのとれた成長を目指しています。

中長期的な経営戦略では、建築鉄骨業界や製缶板金業界、自動車関連業界、鋼材加工業界向けに、形鋼加工機や丸鋸切断機を主力製品として展開しています。これらの製品は、ビルや橋、造船、架台などの鋼構造物の柱や梁の部材、自動車・機械関係の部品として利用されています。タケダ機械は、標準機やカスタマイズされた客先仕様機の製造販売を通じて、グローバルな競合他社に対抗する競争力を強化しています。

経営戦略の一環として、新製品の開発、ブランディング活動の継続、付加価値の向上、海外売上高の拡大、人材育成の強化、企業価値の向上に取り組んでいます。特に、新製品開発では、お客様のニーズに応える製品やオプションの機能充実、ラインアップの拡充を図り、保守サービスの強化によってお客様の満足と安心を提供することを目指しています。また、内需の縮小に対応するため、海外市場への売上拡大とグローバルステージへの参画強化を進めています。