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岡本工作機械製作所JP:6125
事業内容
岡本工作機械製作所は、工作機械と半導体関連装置の2つの主要な事業セグメントを持っています。工作機械の製造は、岡本工作機械製作所を中心に、シンガポール、タイ、中国の海外子会社や、国内の岡本工機株式会社、技研株式会社、大和工機株式会社が担当しています。
販売に関しては、国内では岡本工作機械製作所、岡本工機株式会社、大和工機株式会社が直接または代理店を通じて行っています。海外では、OKAMOTO CORPORATION、OKAMOTO MACHINE TOOL EUROPE GMBH、OKAMOTO (SINGAPORE) PRIVATE LIMITED、OKAMOTO(THAI)CO.,LTD.、岡本工機(常州)有限公司が現地や近隣地域で販売を行っています。
半導体関連装置の製造は、岡本工作機械製作所とシンガポールの子会社、国内の岡本工機株式会社、大和工機株式会社が担当しています。販売は国内では岡本工作機械製作所が直接または代理店を通じて行い、海外ではOKAMOTO CORPORATION、OKAMOTO MACHINE TOOL EUROPE GMBH、OKAMOTO (SINGAPORE) PRIVATE LIMITEDが現地や近隣地域で販売を行っています。
経営方針
岡本工作機械製作所は、1935年の創立以来、「技術は正しく」を社是とし、最先端技術を追求することで社会に貢献することを基本理念としています。工作機械と半導体関連装置の分野で、技術開発力や生産力を駆使し、グローバルな事業展開を推進しています。
同社は、中長期的な経営戦略として、売上と収益率の安定化を図り、景気に左右されない強固な経営体質の確立を目指しています。2030年までに「総合砥粒加工機メーカー」として、平面研削盤と半導体ウェーハ研磨装置でグローバルNo.1を目指す長期ビジョンを掲げています。
岡本工作機械製作所は、売上高営業利益率を重視し、安定的な事業収益力を確保することを目指しています。売上の安定化と利益重視の施策として、超高精度研削盤の世界展開や半導体関連装置の新製品開発を進めています。
同社は、資金効率の改善と有利子負債の削減を優先課題とし、棚卸資産の削減や売上債権の回収促進を行っています。また、三井物産との資本業務提携により、成長を加速し、新たな収益の柱を構築することを目指しています。
岡本工作機械製作所は、2025年を初年度とする中期経営計画「INOFINITY 700 Innovation×Infinity」を策定し、2028年までに連結売上高700億円、営業利益率16%を目指しています。これにより、企業価値の向上を図ります。