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エランJP:6099
沿革
1995年2月 |
神奈川県相模原市にて寝具販売業を事業目的として有限会社エラン設立 |
1997年9月 |
業務拡大のため、神奈川県座間市に本社移転 |
1997年10月 |
株式会社エランに組織変更 |
1998年11月 |
長野県松本市(南原)に松本支店開設 寝具リフォーム事業を開始 |
2001年6月 |
寝具リフォーム事業拡大のため、本社を長野県松本市(南原)に移転 |
2001年8月 |
寝具リフォーム事業拡大のため、長野県長野市に長野支店開設 |
2003年5月 |
神奈川県相模原市中央区に相模原支店開設 介護医療関連事業を開始 相模原支店において、CSセットのサービスを開始 |
2006年1月 |
松本本社において、CSセットのサービスを開始 |
2006年12月 |
長野支店を閉鎖(松本本社に統合) 介護医療関連事業に経営資源を集中させるため、寝具販売業及び寝具リフォーム事業を縮小 |
2008年9月 |
長野県松本市(高宮東)に本社移転 |
2008年10月 |
石川県金沢市に金沢支店開設 |
2009年4月 |
愛知県名古屋市中区に名古屋支店開設 |
2010年2月 |
広島県広島市中区に広島支店開設 |
2011年3月 |
大阪府吹田市に大阪支店開設 |
2012年3月 |
香川県高松市に四国支店(現 高松支店)開設 |
2012年9月 |
長野県松本市(出川町)に本社移転 |
2013年1月 |
相模原支店において、教養娯楽セットのサービスを開始 |
2013年3月 |
福岡県福岡市博多区に福岡支店開設 |
2014年4月 |
北海道札幌市白石区に札幌支店開設 |
2014年11月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2015年3月 |
埼玉県さいたま市大宮区にさいたま支店開設 |
2015年11月 2016年7月 2017年2月 2017年7月 2017年11月 |
上場市場を東京証券取引所市場第一部に変更 東京都港区に東京オフィス開設 株式会社エルタスクを子会社化 新潟県新潟市に新潟支店開設 岡山県岡山市に岡山支店開設 |
2018年7月 2018年9月 2018年11月 2019年7月 2019年8月 2020年1月 2020年6月 2020年11月 2021年4月 2021年11月 2022年4月 2022年9月 2022年10月 2022年11月 2022年12月 2023年1月 2023年10月 2023年11月 |
東京都港区に東京支店開設 個人請求・カスタマーサポート部門を分社化するため、完全子会社の株式会社エランサービスを設立 熊本県熊本市に福岡支店南九州営業所(現 南九州支店)開設 株式会社エルタスクが北海道函館市に弘前支店函館営業所開設 静岡県静岡市に静岡支店開設 株式会社エルタスクを吸収合併 神奈川県横浜市に物流センター開設 沖縄県那覇市に沖縄支店開設 完全子会社の株式会社琉球エランを設立 千葉県千葉市に千葉支店開設 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 神奈川県相模原市に物流センターを移転 長野県松本市に松本支店開設 愛媛県松山市に松山支店開設 東京都中央区に東京オフィスを移転 完全子会社の株式会社エランクルールを設立 完全子会社の株式会社エラン・ロジスティクスを設立 北海道釧路市に釧路営業所開設 |
事業内容
エランは、病院や介護施設に入所される方々向けに、衣類やタオル類のレンタルと日常生活用品の提供を組み合わせた「CS(ケア・サポート)セット」というサービスを展開しています。このサービスは、利用者が入院や入所中に必要な衣類やタオル類の準備、洗濯、交換、日常生活用品の補充の手間を省くことができるものです。利用料金は入院・入所日数に基づいて計算され、利用者は安心して生活を送ることができます。
エラングループは、CSセットの導入時にはプラン設計や運営面の支援、リネンサプライ業者等への納入手配を行い、導入後は利用料金の回収や問い合わせ対応を担当します。また、病院や介護施設はCSセットの説明、申込み受付、貸与・回収、日常生活用品の配布を行い、リネンサプライ業者等は洗濯済みの寝巻きや日常生活用品の納入と使用後の回収、洗濯を行います。
この事業モデルは、利用者とその家族だけでなく、病院・介護施設、リネンサプライ業者等にもメリットを提供し、エラングループが中心となってWin-Winの関係を構築しています。病院や介護施設にとっては、看護師や介護士の作業負担軽減や収益貢献、リネンサプライ業者等にとっては新たな収益機会の提供となっています。
経営方針
エランは、医療・介護業界における独自のサービス「CSセット」を提供することで、顧客満足度の向上と企業価値の最大化を目指しています。同社は、CSセットの全国シェア拡大に注力し、利用者や関係者のニーズに応えるサービス改善を継続しています。また、新規ビジネスへの参入や事業提携・M&Aを通じて、新たな付加価値の開発にも取り組んでいます。
エランは、生産性の向上にも注力しており、システム化を含めた効率化を進めています。さらに、インドや東南アジア諸国など新興国における事業展開も積極的に検討しており、グローバルな成長を目指しています。
第6次中期経営計画では、全国的な営業網の整備、物価高騰への対応、顧客満足度の向上、新事業開発、海外展開、人材育成とグローバル人材の登用、SDGs・ESGへの対応など、多岐にわたる分野での取り組みを推進しています。これらの戦略を通じて、エランは、医療・介護業界におけるリーディングカンパニーとしての地位をさらに強化し、持続可能な成長を目指しています。
エランの事業モデルは、利用者やその家族、病院・介護施設、リネンサプライ業者等、すべての関係者にメリットを提供するWin-Winの関係を構築しており、これが同社の成長戦略の基盤となっています。