リブセンスJP:6054

時価総額
¥63.1億
PER
8.8倍
インターネットメディア事業を展開し、「マッハバイト」や「転職会議」、「転職ドラフト」、「IESHIL」等のサイト運営、新規プロダクト「knew」「batonn」の開発に取り組む。

沿革

2006年2月

東京都新宿区(早稲田大学内)にて株式会社リブセンスを設立

2006年4月

アルバイト求人サイト「ジョブセンス(現 マッハバイト)」のサービス開始

2008年5月

成功報酬型正社員転職サイト「ジョブセンス社員(転職ナビ)」のサービス開始

(2022年1月にサービス終了)

2008年8月

東京都新宿区(高田馬場)へ本社移転

2009年12月

東京都渋谷区へ本社移転

2010年4月

成功報酬型賃貸情報サイト「DOOR賃貸」のサービス開始

 (2019年12月に事業譲渡)

2011年8月

本社移転(同一ビル内でのフロア移転)

2011年12月

東京証券取引所マザーズ市場へ株式上場

2011年12月

転職口コミサイト「転職会議」の会員機能をリニューアルし本格稼働

2012年10月

東京証券取引所市場第一部へ市場変更

2013年1月

東京都品川区(目黒)へ本社移転

2014年2月

株式会社ユニラボと業務提携し、BtoB一括見積もりサービス「imitsu(現 アイミツ)」の共同運営を開始

 (2018年10月に共同運営を終了)

2014年8月

連結子会社Livesense Americaを設立

 (2015年7月に解散及び清算を決議、同12月 清算結了)

2015年4月

海外ファッションECサイトを運営する株式会社wajaの株式を取得し連結子会社化

 (2018年9月に株式の一部を譲渡し、連結の範囲より除外)

2015年4月

新卒就活サービス「就活会議」のサービス開始

 (2020年7月に会社分割により譲渡)

2015年8月

不動産情報サービス「IESHIL(イエシル)」のサービス開始

2015年9月

宮崎県宮崎市に新オフィス(宮崎オフィス)を開設

2016年2月

競争入札型転職サービス「転職ドラフト」のサービス開始

2017年9月

「ジョブセンス」のサイト名を「マッハバイト」に変更しリニューアル

2018年1月

連結子会社株式会社リブセンスコネクトを設立

 (2020年11月に解散及び清算を決議、2021年10月 清算結了)

2018年1月

連結子会社株式会社フィルライフを設立

2018年9月

京都府京都市に新オフィス(京都オフィス)を開設
(2022年1月に閉鎖)

2022年3月

東京都港区(竹芝)へ本社移転

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

事業内容

リブセンスは、インターネットメディア事業を中心に展開している企業です。同社は、求人情報メディアをはじめとする複数のインターネットメディアを運営しており、インターネットメディア事業を単一のセグメントとしています。

リブセンスが手がける主要なサービスには、アルバイト求人サイト「マッハバイト」、転職口コミサイト「転職会議」、競争入札型転職サービス「転職ドラフト」、不動産情報サービス「IESHIL(イエシル)」があります。「マッハバイト」では、求人広告の掲載と求職者への情報提供を通じて、採用決定をサポートしています。また、採用が決定した際には求職者に「祝い金」が贈呈されるなど、双方にメリットのあるサービスを提供しています。

「転職会議」は、転職希望者に企業の評判や求人情報を提供し、自身に合った企業への入社をサポートするサービスです。「転職ドラフト」では、ITエンジニアなどのプロフェッショナル人材を対象に、ドラフト指名(競争入札)を行うことで、企業と人材のマッチングを図っています。

不動産情報サービス「イエシル」では、不動産の価格査定や売買判断に必要な情報を提供し、中古不動産の売買をサポートしています。また、連結子会社である株式会社フィルライフと連携し、専任の不動産アドバイザーによる無料アドバイスサービスも提供しています。

さらに、リブセンスは新規事業として、紹介型マッチングサービス「knew」や面接最適化ツール「batonn」などの開発に取り組んでおり、他社への出資や業務提携、M&Aを通じて新たな事業の立ち上げも検討しています。これらの取り組みは、同社の今後の成長の柱となることが期待されています。

経営方針

リブセンスは、インターネットメディア事業を核として、求人情報メディアをはじめとする多様なサービスを提供している企業です。同社は、「生きる意味=幸せになること」という理念のもと、「あたりまえを、発明しよう。」というコーポレート・ビジョンを掲げ、社会の問題解決に貢献する事業展開を目指しています。このビジョンに基づき、リブセンスは既存事業の収益力強化と競争優位の確立を図りつつ、新規事業への投資を進め、持続的な成長を目指しています。

中長期的な経営戦略として、リブセンスは既存事業での収益を基盤にしながら、新たな事業の立ち上げを通じて新しい“あたりまえ”を創出することを目標に掲げています。これにより、継続的な事業投資が可能な利益水準の確保と、持続的な成長の実現を図っています。また、適切な事業ポートフォリオの管理を通じて、企業価値の最大化を目指し、変化への対応力と成長の持続性を高めています。

対処すべき課題としては、収益力の強化、事業ポートフォリオの最適化、組織の強化、そしてプライム市場の上場維持基準への適合が挙げられます。これらの課題に対して、リブセンスは積極的な事業投資と組織力の向上を図り、2026年12月期までに営業利益水準の向上を目指しています。これにより、株主や投資家からの成長期待に応え、上場維持基準を充たすことを目標としています。

リブセンスの成長戦略は、既存事業の強化と新規事業への投資をバランス良く進めることで、新しい価値を創造し、社会に貢献することにあります。同社は、これらの戦略を通じて、持続可能な成長を目指しています。