- 日本企業
- リブセンス
リブセンスJP:6054
沿革
2006年2月 |
東京都新宿区(早稲田大学内)にて株式会社リブセンスを設立 |
2006年4月 |
アルバイト求人サイト「ジョブセンス(現 マッハバイト)」のサービス開始 |
2008年5月 |
成功報酬型正社員転職サイト「ジョブセンス社員(転職ナビ)」のサービス開始 (2022年1月にサービス終了) |
2008年8月 |
東京都新宿区(高田馬場)へ本社移転 |
2009年12月 |
東京都渋谷区へ本社移転 |
2010年4月 |
成功報酬型賃貸情報サイト「DOOR賃貸」のサービス開始 (2019年12月に事業譲渡) |
2011年8月 |
本社移転(同一ビル内でのフロア移転) |
2011年12月 |
東京証券取引所マザーズ市場へ株式上場 |
2011年12月 |
転職口コミサイト「転職会議」の会員機能をリニューアルし本格稼働 |
2012年10月 |
東京証券取引所市場第一部へ市場変更 |
2013年1月 |
東京都品川区(目黒)へ本社移転 |
2014年2月 |
株式会社ユニラボと業務提携し、BtoB一括見積もりサービス「imitsu(現 アイミツ)」の共同運営を開始 (2018年10月に共同運営を終了) |
2014年8月 |
連結子会社Livesense Americaを設立 (2015年7月に解散及び清算を決議、同12月 清算結了) |
2015年4月 |
海外ファッションECサイトを運営する株式会社wajaの株式を取得し連結子会社化 (2018年9月に株式の一部を譲渡し、連結の範囲より除外) |
2015年4月 |
新卒就活サービス「就活会議」のサービス開始 (2020年7月に会社分割により譲渡) |
2015年8月 |
不動産情報サービス「IESHIL(イエシル)」のサービス開始 |
2015年9月 |
宮崎県宮崎市に新オフィス(宮崎オフィス)を開設 |
2016年2月 |
競争入札型転職サービス「転職ドラフト」のサービス開始 |
2017年9月 |
「ジョブセンス」のサイト名を「マッハバイト」に変更しリニューアル |
2018年1月 |
連結子会社株式会社リブセンスコネクトを設立 (2020年11月に解散及び清算を決議、2021年10月 清算結了) |
2018年1月 |
連結子会社株式会社フィルライフを設立 |
2018年9月 |
京都府京都市に新オフィス(京都オフィス)を開設 |
2022年3月 |
東京都港区(竹芝)へ本社移転 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
事業内容
リブセンスは、インターネットメディア事業を中心に展開している企業です。同社は、求人情報メディアをはじめとする複数のインターネットメディアを運営しており、インターネットメディア事業を単一のセグメントとしています。
リブセンスが手がける主要なサービスには、アルバイト求人サイト「マッハバイト」、転職口コミサイト「転職会議」、競争入札型転職サービス「転職ドラフト」、不動産情報サービス「IESHIL(イエシル)」があります。「マッハバイト」では、求人広告の掲載と求職者への情報提供を通じて、採用決定をサポートしています。また、採用が決定した際には求職者に「祝い金」が贈呈されるなど、双方にメリットのあるサービスを提供しています。
「転職会議」は、転職希望者に企業の評判や求人情報を提供し、自身に合った企業への入社をサポートするサービスです。「転職ドラフト」では、ITエンジニアなどのプロフェッショナル人材を対象に、ドラフト指名(競争入札)を行うことで、企業と人材のマッチングを図っています。
不動産情報サービス「イエシル」では、不動産の価格査定や売買判断に必要な情報を提供し、中古不動産の売買をサポートしています。また、連結子会社である株式会社フィルライフと連携し、専任の不動産アドバイザーによる無料アドバイスサービスも提供しています。
さらに、リブセンスは新規事業として、紹介型マッチングサービス「knew」や面接最適化ツール「batonn」などの開発に取り組んでおり、他社への出資や業務提携、M&Aを通じて新たな事業の立ち上げも検討しています。これらの取り組みは、同社の今後の成長の柱となることが期待されています。
経営方針
リブセンスは、インターネットメディア事業を核として、求人情報メディアをはじめとする多様なサービスを提供している企業です。同社は、「生きる意味=幸せになること」という理念のもと、「あたりまえを、発明しよう。」というコーポレート・ビジョンを掲げ、社会の問題解決に貢献する事業展開を目指しています。このビジョンに基づき、リブセンスは既存事業の収益力強化と競争優位の確立を図りつつ、新規事業への投資を進め、持続的な成長を目指しています。
中長期的な経営戦略として、リブセンスは既存事業での収益を基盤にしながら、新たな事業の立ち上げを通じて新しい“あたりまえ”を創出することを目標に掲げています。これにより、継続的な事業投資が可能な利益水準の確保と、持続的な成長の実現を図っています。また、適切な事業ポートフォリオの管理を通じて、企業価値の最大化を目指し、変化への対応力と成長の持続性を高めています。
対処すべき課題としては、収益力の強化、事業ポートフォリオの最適化、組織の強化、そしてプライム市場の上場維持基準への適合が挙げられます。これらの課題に対して、リブセンスは積極的な事業投資と組織力の向上を図り、2026年12月期までに営業利益水準の向上を目指しています。これにより、株主や投資家からの成長期待に応え、上場維持基準を充たすことを目標としています。
リブセンスの成長戦略は、既存事業の強化と新規事業への投資をバランス良く進めることで、新しい価値を創造し、社会に貢献することにあります。同社は、これらの戦略を通じて、持続可能な成長を目指しています。