三機サービスJP:6044

時価総額
¥85.5億
PER
18.9倍
空調機器、厨房機器、電気設備、給排水衛生設備のメンテナンス、省エネインバータ化工事、更新工事、省エネコンサルティング、エネルギー監視装置、LED照明の入替、スチールサッシや高機能建具の製造。

沿革

1977年7月

兵庫県姫路市飾東町に大型空調機器の据付・組立・試運転及び保守管理を目的として、株式会社三機サービスを設立(資本金5,000千円)

三洋空調システムサービス株式会社(現 パナソニック産機システムズ株式会社)の大阪センター事務所内に、当社の大阪センターを開設(1989年6月 大阪センターを大阪府吹田市に移転)

1977年10月

東京都江東区に東京センターを開設(現 東京事業所)

1978年4月

名古屋市昭和区に名古屋センターを開設

1983年6月

ソフトウエア開発のシステムエンジニア派遣を目的として、ソフトウエア開発業務を開始

1983年10月

静岡市葵区に静岡センターを開設

1986年5月

神戸市兵庫区に神戸センターを開設(2005年10月 神戸市長田区に移転)

1988年9月

本社を兵庫県姫路市野里に移転

1991年11月

一般建設業許可〔管工事業〕を登録

1995年12月

名古屋センターと静岡センターを統合し、名古屋市昭和区に東海センターを開設(2007年10月 名古屋市中川区に移転)。東海センターの支部として静岡ステーション(現 静岡センター、静岡市駿河区)と浜松ステーション(現 浜松センター、浜松市南区)を開設

1996年11月

特定建設業許可〔管工事業〕を登録

1998年9月

中国上海市に空調機器の保守・メンテナンス業務を目的とした上海三機大楼設備維修有限公司(現 連結子会社)を設立

2000年9月

東京都江東区に24時間365日対応のコールセンターを開設

トータルメンテナンス事業の全国展開を開始

2001年10月

札幌市東区に札幌営業所(現 札幌センター)を開設

2002年6月

兵庫県姫路市に兵庫事業開発部(現 姫路センター)を開設

2003年9月

特定建設業許可〔建築工事業〕を登録

2007年3月

一般建設業許可〔電気工事業〕を登録

2008年10月

本社を兵庫県姫路市東延末に移転

2012年2月

中国上海市に24時間365日対応のコールセンターを開設

2015年4月

東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場

2015年6月

川崎市多摩区に横浜センターを開設

2016年3月

本社を兵庫県姫路市阿保に移転

2016年4月

兵庫県姫路市阿保にコールセンター、研修センターを開設

東京証券取引所市場第二部へ市場変更

2016年8月

特定建設業許可〔内装仕上工事業〕を登録

2016年12月

福岡県福岡市博多区に福岡営業所を開設

大阪府吹田市に江坂営業所を開設

2017年4月

東京証券取引所市場第一部に指定

2017年9月

特定建設業許可〔解体工事業〕を登録

2020年2月

和歌山県和歌山市に和歌山営業所を開設

2021年3月

特定建設業許可〔電気工事業〕を登録

2022年4月

東京証券取引所スタンダード市場に移行

2022年10月

新潟県新潟市中央区に新潟営業所を開設

2022年12月

株式会社兵庫機工を株式交換により完全子会社化

事業内容

三機サービスは、空調機器、厨房機器、電気設備、給排水衛生設備などのメンテナンスを主軸に事業を展開しています。同社は、東京都江東区、兵庫県姫路市、および中国上海市にコールセンターを設置し、24時間365日体制で緊急修理に対応しています。国内では全国13か所に営業拠点を持ち、高い専門技術を持つメンテナンスエンジニアとパートナー企業を通じて、顧客の多様なニーズに応えるサービスを提供しています。

また、三機サービスはパナソニックグループ会社製の大型空調機器のメンテナンスをはじめ、省エネインバータ化工事や機器の更新工事など、事業領域を拡大しています。エネルギーコスト削減の需要に応えるため、省エネ性の高い空調機器への更新工事、省エネコンサルティング、エネルギー監視装置、LED照明の導入など、省エネ関連のサービスも提供しています。

さらに、スチールサッシやスチールドアー、高機能建具の製造も手がけており、建築関連の幅広いニーズに対応しています。これらの事業を通じて、三機サービスは顧客の設備維持管理や省エネニーズに対応し、持続可能な社会の実現に貢献しています。

経営方針

三機サービスは、空調機器や厨房機器のメンテナンスを中心に、省エネ関連サービスや建築関連製品の製造など、幅広い事業を展開しています。同社は、中期経営計画「SANKI NEXT STAGE 2025」を通じて、2030年に向けた成長戦略を推進しています。この計画では、売上高500億円、営業利益率10%、ROE28.2%を目標に掲げ、収益基盤の強化を目指しています。

成長戦略の柱として、サステナビリティ(ESG)経営の推進、付加価値提供型ビジネスの拡大、M&Aやアライアンスによる成長投資、品質基準の設定やパートナー網の拡充など、複数の重点施策に取り組んでいます。特に、脱炭素社会への貢献や健康経営の推進を目的としたサステナビリティ経営の推進、および環境事業を第三の柱として成長させるための施策に力を入れています。

また、三機サービスは、DX化の推進や専門技術者の内製化、営業体制の強化など、人材育成とITシステムの競争力強化にも注力しています。これらの施策を通じて、顧客満足度の向上と事業領域の拡大を図り、持続可能な成長を目指しています。

同社は、国内外での事業展開を進める中で、高い専門技術と24時間365日体制のサポート体制を強みに、顧客の多様なニーズに応えるサービスを提供し続けています。これらの取り組みを通じて、三機サービスは、安心・快適な空間のインフラを技術・データ・ITで創出し、社会に貢献する企業を目指しています。