GMO TECHJP:6026

時価総額
¥98.5億
PER
Webマーケティング、アドテクノロジーを活用した集客支援、賃貸オーナー・入居者向けアプリ「GMO賃貸DX」などの不動産テック事業を展開。

沿革

事業内容

GMO TECH株式会社は、GMOインターネットグループの一員として、主に集客支援事業と不動産テック事業を展開しています。同社は、インターネットマーケティング企業として、技術力を背景にした自社商材の投入を通じて、顧客の成果にコミットする事業展開を図っています。

集客支援事業では、SEMサービスやアフィリエイトサービスを提供しています。具体的には、MEOサービスを通じてGoogleマップでの検索(ローカル検索)で店舗情報等を検索ユーザーが見つけやすくする上位表示対策や、SEOコンサルティングを行っています。これにより、Yahoo!やGoogle検索の上位表示対策をサポートしています。また、スマートフォンアプリに特化した成果報酬型広告「GMO SmaAD」やPC対応の成果報酬型アフィリエイト広告「GMO SmaAFFi」を展開し、広告主と媒体主の双方に対して効果的な広告ソリューションを提供しています。

不動産テック事業では、2020年7月に設立された連結子会社GMO ReTech株式会社を通じて、賃貸オーナー・入居者向けのアプリケーションプラットフォームや、不動産賃貸手続きにおける契約の電子化サービスなどを提供しています。「GMO賃貸DX」は、不動産管理会社と不動産オーナー間、または不動産管理会社と入居者間で発生するコミュニケーションをスマートフォンアプリ上で行えるサービスを提供し、不動産賃貸管理会社の業務のデジタル化を推進しています。

これらの事業を通じて、GMO TECH株式会社は、インターネット分野における顧客のニーズに応え、変化するトレンドに対応しながら、継続的なサービスの提供と事業の拡大を目指しています。

経営方針

GMO TECH株式会社は、GMOインターネットグループの一翼を担い、AIを駆使して未来を創造することを目指しています。同社は、WebマーケティングDXサービスを通じて企業の売上最大化を支援し、顧客の期待を超えるサービス提供をミッションとして掲げています。技術の進歩が著しいインターネット関連技術分野において、技術優位性を保ちながら、競合との差別化を図ることが経営課題とされています。このため、エンジニアの採用・育成や創造的な職場環境の整備に力を入れています。

経営上の目標としては、事業の継続的な拡大と企業価値の向上を重視し、売上高、営業利益、経常利益、純利益を主要な指標としています。集客支援事業では、特にアドテク分野において、高いスキルと能力を有する人材を重点配置し、自社商材の拡充を図っています。また、不動産テック事業においては、2020年7月にGMO ReTech株式会社を設立し、不動産分野におけるデジタル化サービスの提供を進めています。

2023年は人員体制の強化に注力し、2024年にはAI活用を継続して推進することで、業務効率の改善と強固な経営基盤の構築を目指しています。GMO TECH株式会社は、世界に通用するサービスの創造を目指し、組織の強化を推進していることが伺えます。