トーアミJP:5973

時価総額
¥35億
PER
18.5倍
土木建築用資材事業では溶接金網や鉄筋加工品、土木・建築工事事業では型枠大工工事や河川護岸工事を手がける。

事業内容

株式会社トーアミは、土木建築用資材事業と土木・建築工事事業の2つの主要な事業セグメントを持っています。これにより、同社は幅広い建設関連のニーズに対応しています。

土木建築用資材事業では、棒線加工品や溶接金網、鉄筋加工品、コンクリート二次製品用溶接金網、メッシュフェンスなどを提供しています。国内では、トーアミと住倉鋼材株式会社、FDテクノ株式会社がこれらの製品を製造・販売しています。海外では、SMC TOAMI LIMITED LIABILITY COMPANYがベトナムでワイヤーメッシュを製造・販売しています。

土木・建築工事事業では、型枠大工工事、コンクリート工事、造成工事、駐車場整備工事、河川護岸工事、外構工事などを手がけています。これらの工事は、株式会社渡部建設と株式会社中條工務店が国内で行っています。これにより、トーアミは多様な建設プロジェクトに対応できる体制を整えています。

経営方針

株式会社トーアミは、企業価値の向上とステークホルダーからの信頼を得るため、コーポレートガバナンス体制の強化を掲げています。顧客ニーズに柔軟に対応し、信頼性の高い製品を提供することで、持続的な成長を目指しています。

同社は、2024年4月から2027年3月までの中期経営計画を策定し、「顧客価値向上」「社員の成長」「社会貢献と環境経営」の3つの基本方針を掲げています。これにより、安定的な成長を追求し、新しいトーアミグループの姿を目指しています。

トーアミは、ワイヤーメッシュや鉄筋加工製品の適正利潤確保を重視し、原価管理や生産性向上に取り組んでいます。また、販売価格の転嫁や新製品開発を通じて、価格競争を回避し、輸送コストの低減にも注力しています。

同社は、個の確立と機能発揮、融合・連携の強化、新しい価値の創造、貢献と還元の4つの重点施策を推進しています。これにより、事業基盤の強化と市場拡大を図り、持続的な成長を目指しています。

トーアミは、持続可能な社会への貢献を目指し、サステナビリティ経営を推進しています。株主との価値共有を進めるため、譲渡制限付き株式報酬制度を導入し、企業価値の向上を図っています。