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いよぎんホールディングスJP:5830
沿革
1941-09 | 株式会社伊豫合同銀行設立(今治商業銀行、松山五十二銀行、豫州銀行合併) |
1944-12 | 株式会社伊豫相互貯蓄銀行を合併 |
1951-11 | 商号を株式会社伊豫銀行と改称 |
1969-10 | 大阪証券取引所市場第2部に上場 |
1970-08 | 大阪証券取引所市場第1部に指定替え |
1971-04 | 東京証券取引所市場第1部に上場 |
1974-09 | いよぎんリース株式会社設立 |
1975-01 | 株式会社いよぎんコンピュータサービス設立 |
1978-09 | いよぎん保証株式会社設立 |
1979-12 | いよぎんビジネスサービス株式会社設立 |
1985-08 | いよぎんキャピタル株式会社設立 |
1988-04 | 株式会社いよぎん地域経済研究センター設立 |
1988-08 | 株式会社いよぎんディーシーカード設立 |
1990-09 | 商号を株式会社伊予銀行と改称 |
1992-04 | 株式会社東邦相互銀行を合併 |
1999-10 | 富士貯蓄信用組合を合併 |
2012-02 | いよぎん証券株式会社(現 四国アライアンス証券株式会社)設立 |
2013-04 | いよエバーグリーン6次産業化応援ファンド投資事業有限責任組合設立 |
2014-09 | いよエバーグリーン農業応援ファンド投資事業有限責任組合設立 |
2014-10 | いよエバーグリーン事業承継応援ファンド投資事業有限責任組合設立 |
2015-07 | いよベンチャーファンド4号投資事業有限責任組合設立 |
2016-02 | いよぎん愛媛大学発ベンチャー応援ファンド投資事業有限責任組合設立 |
2018-01 | いよベンチャーファンド5号投資事業有限責任組合設立 |
2018-04 | 株式会社いよぎんChallenge&Smile設立 |
2018-07 | いよベンチャーファンド6号投資事業有限責任組合設立 |
2020-02 | いよエバーグリーン農業応援ファンド2号投資事業有限責任組合設立 |
2020-06 | いよエバーグリーン事業承継応援ファンド2号投資事業有限責任組合設立 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第1部からプライム市場へ移行 |
2022-05 | 株式会社伊予銀行の単独株式移転の方法による持株会社設立に向けて「株式移転計画書」を作成 |
2022-06 | 株式会社伊予銀行の定時株主総会において単独株式移転の方法により当社を設立し、持株会社体制へ移行することについて承認決議 |
2022-10 | 株式会社伊予銀行が単独株式移転により当社を設立し、同行がその完全子会社となる 株式会社伊予銀行が保有するいよぎん保証株式会社、いよぎんキャピタル株式会社、株式会社いよぎん地域経済研究センター、株式会社いよぎんディーシーカード、いよぎんリース株式会社、株式会社いよぎんコンピュータサービス及び四国アライアンス証券株式会社の全株式を同行から現物配当の方法を用いて取得し、当社の直接出資子会社として再編 東京証券取引所プライム市場に上場 |
2023-01 | いよベンチャーファンド7号投資事業有限責任組合設立 |
2023-02 | いよぎん事業承継・成長支援ファンド投資事業有限責任組合設立 |
2023-04 | 株式会社いよぎんデジタルソリューションズ設立 |
2024-02 | いよぎん事業承継・成長支援ファンド2号投資事業有限責任組合設立 |
事業内容
いよぎんホールディングス及びそのグループ企業は、銀行業務を中心に、リース業務やその他の金融サービスを提供しています。同社グループは、いよぎんホールディングス本体と連結子会社17社、非連結子会社4社、関連会社4社から成り立っており、銀行業務、リース業務、情報処理受託業務、ソフトウェア開発業務、証券業務など多岐にわたる事業を展開しています。
銀行業では、株式会社伊予銀行が142の支店と9の出張所を通じて、預金、貸出、有価証券投資、為替業務などを提供し、地域に密着した営業活動を行っています。また、連結子会社を通じて、銀行事務代行、信用保証、クレジットカード業務、投資ファンド運営なども手掛けています。
リース業務は、いよぎんリース株式会社が担当し、リース関連のサービスを提供しています。その他の事業としては、株式会社いよぎんコンピュータサービスが情報処理受託業務やソフトウェア開発を、四国アライアンス証券株式会社が証券業務を行っています。
2023年4月3日には、新たにいよぎんデジタルソリューションズを設立し、デジタル化推進にも力を入れています。一方で、いよぎん・REVICインベストメンツ株式会社は2023年2月28日に解散し、現在は清算手続き中です。これらの動きは、同社グループが事業の多角化と効率化を進めていることを示しています。
経営方針
いよぎんホールディングスは、2022年10月3日に設立され、株式会社伊予銀行の単独株式移転により誕生しました。同社は、グループ企業理念として「潤いと活力ある地域の明日を創る」を存在意義に掲げ、「最適のサービスで信頼に応える」を経営姿勢とし、これを具現化するための行動規範として「感謝の心でベストを尽くす」を挙げています。これらの理念の下、同社は株主、顧客、地域社会、従業員の信頼を確立し、地域に根差した企業グループとして社会的責任を果たしながら、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。
中期経営計画では、「新たな価値を創造・提供し続ける企業グループ」を長期ビジョンとして掲げ、事業領域の拡大を志向する新事業戦略を含む6つの事業戦略を推進しています。これには、法人関連戦略、個人関連戦略、船舶関連戦略、市場運用戦略、BPR戦略、そして新事業戦略が含まれます。また、IT計画、店舗計画、人財育成計画、人員計画といった4つの横断的な取り組みを通じて、事業・構造変革を進めています。
経営指標としては、2023年度の目標として「連結コア業務粗利益860億円」「親会社株主に帰属する当期純利益230億円」「連結ROE(株主資本ベース)4.00%以上」「連結コアOHR60.00%程度」「連結普通株式等Tier1比率15.00%程度」「グループ会社(除く銀行)コア業務粗利益90億円」を設定しています。
いよぎんホールディングスは、持株会社体制への移行を機に、事業領域の拡大、グループガバナンスの高度化、役職員の意識・行動の変革を目的として、グループシナジーの極大化を図っています。これらの戦略を通じて、地域の課題解決やサステナビリティ向上に貢献し、多様化・高度化する顧客のニーズに積極的に対応していく方針です。