ARアドバンストテクノロジJP:5578

時価総額
¥43.7億
PER
13.7倍
顧客のDX実現を支援するシステム受託開発、クラウドインテグレーション、AIを活用した自社開発プロダクト「LOOGUE」「ZiDOMA」「Mieta」の提供。

沿革

2010-01東京都中央区八丁堀に当社を設立(資本金10,000千円)
2010-04東京都渋谷区道玄坂に東京支社を開設
2010-12技術連携及び事業連携による業容拡大のため、株式会社和びす(現株式会社エーティーエス、現連結子会社)の株式を取得
2011-06プライバシーマークの認証を取得(登録番号:17000819)
2011-11西日本方面の業務拡大を目的とし、大阪府大阪市中央区南船場に関西支社を開設
2014-12ファイルサーバ容量可視化・分析システム「ZiDOMA data(ジドーマ データ)」提供開始
2015-05株式会社和びすを人材サービス業へと業態転換し、商号を株式会社エーティーエスに変更
2017-03中日本方面の業務拡大を目的とし、愛知県名古屋市中村区名駅に名古屋支社を開設
2017-06AIチャットボットサービス「LOOGUE FAQ(ローグエフエーキュー)」提供開始
2017-08情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の認証を取得
JISQ27001:2014(ISO/IEC 27001:2013)(登録番号:JP17/080465)
2017-09NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)公募事業において、「人工知能による診療科推論等の調査研究」(株式会社島津製作所との共同研究)が、優秀賞・審査員特別賞を受賞
2017-11本社を東京都渋谷区渋谷に移転
2020-01Amazon Web Services(※1)(以下「AWS」)の「AWS Partner Network(APN)アドバンストティアサービスパートナー(※2)」認定を取得
2020-12AIチャットボット、QA自動生成オプション「LOOGUE NoQA(ローグノーキューエー)」提供開始
2021-06クラウドコンタクトセンター分析管理サービス「Mieta(ミエタ)」提供開始
2022-07AWSの「AWS Well-Architectedパートナープログラム(※3)」認定を取得
2022-09AWSの「Amazon Connectサービスデリバリープログラム(※4)」認定を取得
AWSの「AWS 200 APN Certification Distinction(※5)」認定を取得
2023-01領域特化型サービスブランド「cnaris(クナリス)」「dataris (デタリス)」を発表
2023-02ファイルサーバクラウド移行システム「ZiDOMA sync(ジドーマ シンク)」の提供開始
企業内AIファイル検索サービス「LOOGUE deepdoc(ローグディープドック)」の提供開始
2023-06東京証券取引所グロース市場に株式を上場
AWSの「AWS 300 APN Certification Distinction(※5)」認定を取得
2023-08女性活躍推進法に基づく「えるぼし」最高位に認定

事業内容

ARアドバンストテクノロジとその連結子会社である株式会社エーティーエスは、デジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するためのシステム受託開発を主軸に事業を展開しています。同社グループは、クラウド技術とデータ・AIの活用を通じて、ビジネストランスフォーメーションデザイナーとして社会変革をリードすることを目指しています。具体的には、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureを活用したクラウドインテグレーションの提供から、AIを主軸とした自社開発プロダクト及び他社サービスの販売、保守運用の提供、DX人材の提供まで、先進技術をワンストップで提供しています。

同社グループの事業展開には、BTCアプローチとハイブリッドアプローチが特徴的です。BTCアプローチでは、ビジネスコンサルティング、技術提供、デザインの三つを一体的に組み合わせ、顧客満足度の最大化を目指しています。ハイブリッドアプローチでは、クラウドインテグレーションの提案・提供を通じて顧客のDX課題を解決し、顧客LTVの最大化を図っています。

自社開発プロダクトには、「LOOGUE」、「ZiDOMA」、「Mieta」があり、それぞれAIマルチエンジン、ファイルサーバ統合管理ソリューション、クラウドコンタクトセンター分析管理サービスを提供しています。これらのプロダクトは、SaaS型及びオンプレミス型で提供されています。

技術力とリソースの基盤として、ARアドバンストテクノロジはAWS Partner Networkアドバンストティアサービスパートナーに認定され、AWS認定資格取得数が300を超える企業としても認定されています。また、Microsoft Azureの認定資格者も多数育成しており、マルチクラウドの技術基盤を整備しています。

サービス提供先は、製造業、流通業、サービス業、インターネットビジネス業、コンタクトセンター業、金融業など多岐にわたり、幅広い分野の事業会社及び官公庁に及んでいます。

経営方針

ARアドバンストテクノロジは、デジタルトランスフォーメーション(DX)の実現を目指し、クラウド技術とデータ・AIの活用を核とした成長戦略を推進しています。同社は、顧客のDX課題を解決し、社会変革をリードするビジネストランスフォーメーションデザイナーとしての役割を果たすことをミッションとして掲げています。

中期経営計画の下、同社は三つの成長戦略を骨子としています。第一に、BTC(Businessノウハウ・Technology技術・Creativeデザイン)アプローチの強化を通じて、クラウドインテグレーションでのDX化支援を推進します。第二に、ハイブリッドアプローチを強化し、クロスセル、アップセル戦略を展開するビジネスモデルを通じて、顧客LTVの最大化を図ります。第三に、新規事業開発の強化を目指し、クラウドインテグレーションから得たノウハウを標準化・自動化し、新たなDX課題の発見と解決に繋げます。

さらに、特化型サービスブランド「cnaris(クナリス)」と「dataris(デタリス)」を展開し、認知度向上と中長期的な成長を加速させる戦略を採用しています。これらのブランドを通じて、クラウドインテグレーションの競争力を高め、顧客に対する新たな価値を提供していく方針です。

技術力の基盤として、AWS Partner Networkアドバンストティアサービスパートナーの認定を受け、AWS認定資格取得数が300を超えるなど、マルチクラウドの技術基盤を整備しています。これにより、製造業から金融業まで幅広い分野の顧客に対して、先進技術をワンストップで提供する体制を確立しています。

ARアドバンストテクノロジは、これらの戦略を通じて、継続的な売上高の伸長と高い収益性の確保を目指し、企業価値の継続的な向上に努めています。